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IT業界に自分がいるのと深夜マックのできたての
おいしさの秘密が知りたくて拝読。
すべてではないけど既存店はできるだけ廃止せずに
既存顧客の回転率をあげて商品単価をあげないことで
売上げをだす発想は大いにAgree!
よくさからしげな営業企画部の企画で単価あげる
ことをいうやつにいってあげたい。
(安く売ることを奨励する訳じゃないけど)
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1秒の大切さと怖さ、1円の大切さと怖さ。この本を読んでいると外資系の会社。特にアップルで鍛えられた人間の凄みを感じます。
確か、この人の本は以前読んでいた記憶があったんですが、内容を思い出すことができなくて、先日、もう一度読み返しました。原田さんが日本マクドナルドの社長になったときには『マックからマックへ』なんて、ずいぶん言われていたそうですね。で、肝心の内容のほうは、率直な言葉でつづられていて、ガツーンと正面から、僕の心に響いてくるものばかりでした。
特に、社長に就任してから4年間はQSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)に徹しなさい。というところで、原典回帰。基本を忠実にしたからこそ、傾きかけた業績が持ち直し、その後のキャンペーンが功を奏したのだという記述には読んでいてなるほどな、と感じました。
そして、原田社長自身のことにも触れていて、大学時代はダンプの運転や植木職人までやっていたという話には衝撃を受けました。こういう体験があって、技術畑を皮切りにして営業やマーケティングなども経験し、結果を出してきたんだな、という事実に敬服しました。原田社長の説く1秒の大切さと怖さ、1円の大切さと怖さ。この重みをクルー(アルバイト)にいたるまで熟知しているからこそ、日本マクドナルドは高収益を上げ続けることができる企業なんだなと、改めて感じました。
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少し古い本ですが、
マクドナルドのケースを勉強するのにあたって、
予習がてら読んでみました。
アップルの社長からマクドナルドの社長に転身した著者が
マクドナルドでの改革の様子を簡単に述べています。
当時は不採算店舗が多く売上が良くなかったところを、
著者が社長になって店舗の売上を改善したという話です。
その手法は、特別なウルトラCを使ったのではなく、
基本に立ち戻りQCDの改善に努めた様子がひしひしと伝わりました。
最近調子の良いマクドナルドなので、
昔は厳しい時代もあったんだなぁという感じです。
一方、定年制の廃止やら成果報酬制度等、
良かれと思って策定した制度も、
最近になって廃止してしまった事項もいくつか見受けられます。
(当然ですが)全てがうまくいく訳ではなく、
軌道修正を余儀なくされた制度もあるようです。
失敗がダメということではなく、
試行錯誤の末、企業は進化していくもで、
仮説を立てた上で、何でもやってみることが大事なんだなと感じました。
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素晴らしい本でした。これに今出会えてよかった。
マクドナルドをV字回復させた原田さんだけに、あらゆる言葉に説得力があり、企業改革の手法だけでなくリーダーシップの取り方までも学べた。
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2008年の発売。『現場から得られる事の大きさ』はカンブリア宮殿出演時にも強調していました。原田さんの著書は色々示唆に富んでいると思う。
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原田さんの本、3冊目。わりと古めの本。マクドナルドに来てからの成功の数々を振り返る内容ではなく、ビジネスパーソンとしての心構えを述べている部分が多くて、非常に良かったです。おススメ。
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*マネジメントは忍耐と寛容
*リーダーに求められる能力=チームのパフォーマンスを最大化するための自分の振る舞い方について自己管理できる能力
*自分に問題があるから部下が伸びない
*一週間に一度は、自分は部下から何を学んだか振り返ってみる
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マクドナルドの経営、リーダーシップの考え方
徹底的な現場主義
マザービジネスの重要性⇒マザービジネス、基礎がしっかりしていなければ新しいことに取り組むべきではない。マクドナルドでいえば、QSCの徹底。
新たな企画
新たな企画の実行はスピードを持って行う。決断をした後のリスクよりも決断をしないことのほうがリスクが高い。スピード重視、「決定しなくてもいいから動け」
企画立案は、顧客の欲求をかなえるものを提案。その際に会社のコアな部分をそれるものであってはならない
「顧客の立場で考える」「会社レベルで考える」「グローバルな視点で考える」
個人の仕事と、リーダーシップ
現実逃避型の転職はしない、現状でできないことは転職しても変わらない。今の仕事で何が学べるか。
部下から学べたところを考えてみる。
マネジメントは寛容と忍耐が必要である。
リーダーに求められることは「チームのパフォーマンスの最大化、自分のふるまい方の自己管理」
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アップルの日本法人社長からマクドナルド日本法人の社長に転身した著者のビジネスへの考え方がマクドナルドでの実際の活動を通して語られている。
1.現場重視の考え方
問題の解決策は現場にあり、著者も社長でありながら(普通は本社にいる)、現場に赴いて気付いたことをフィードバックしているらしい。また気付きの源である現場のスタッフには充分な教育と能力発揮に応じた昇格というインセンティブを与えている。店舗での売り上げが全体の売り上げの多くを占める事業にとってこの姿勢は大事であると思う。逆にそれができないビジネスは衰退している。枚挙に暇がないくらいである。
2.数字の考え方
どの指標を重点的に追いかけるかという点で、著者が注目しているのが「客数」である。客数は「顧客の獲得数×来店率」で求められる。リピートがなければ客数は落ちていくのである。この意味で最近注目したのがマックのコーヒーだった。「プレミアムロースト」という名前がついて美味しくなったと思う。しかも価格は従来通りの100円。私は今のところコーヒーだけを買っているがそのうち時にはランチもオーダーしそうだ(元々マックのハンバーガーは好きだが、食べ過ぎる傾向があるので今はあまり行かないようにしていた)。このコーヒーは新しい顧客獲得・リピートに充分寄与できると思う。競合としては他のファーストフード・コーヒーショップも捉えているのでないかと思う。
3.個人のキャリアの考え方
マクドナルドとの話とは若干離れて、個人のキャリアについても語られている。
・異動はサラリーマンの醍醐味であり、今まで自分が気付いていなかった潜在能力・開発すべきスキルにもつながるケースがある。
・転職についてはその意味を十分に考えてからでないと現実逃避になってしまう。
マクドナルドの基本的なビジネス方針が一般のビジネスにも適用できるよう平易に書かれていて、自分の今までの経験とも照らし合わせられる部分が多く、興味深い一冊であった。
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チェック項目6箇所。どのような商品を、どういう人を対象にして、どういう値段で、どういう場所において、どういう方法で売るか・・・が事業計画の基本になる。ディスカッションにしても、ひとつの正解を導き出すことを目的としたものではなく、それぞれに考えること、考えたことを人に伝えることを重視。アップルの不振はアップルがアップルらしさを忘れていた。お客様がお店を離れたのではなく、お店側から離れていった?ミスをしたりトラブルを起こすことがない人間ほどやる気がなく、「仕事をしていない人間」だともいえる。できない部下がいたなら、なぜできないのかと相手を責めるのではなく、「自分に問題があるから部下が伸びない」と考えなければならない。
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著者は日本マクドナルドCEOの原田泳幸氏。以前、カンブリア宮殿で取り上げられていて、感銘を受けた。
原田氏が社長になったとき、マクドナルドは赤字だった。そこから業績を回復し、いまのマクドナルドを作り上げた。そこで徹底したのは、「QSC」である。QSCとは、
Q=クオリティー(品質)
S=サービス(接客)
C=クレンリネス(清潔さ)
のことであり、マクドナルドの基盤を固めてから、さらなる改革に乗り出した。
企業には、理念がなければならない。理念の上に、戦略があり、戦略の上に日々の業務がある。
その上で、対価以上のサービスを提供し、新規顧客を開拓し、リピート率が向上できれば、企業として勝つことができる。
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現場に行けばビジネスの匂いがプンプンする。だから、アイディアに煮詰まれば現場に行ってヒントを得よう。いつも現場にいるのであれば、チャンスはそこから生まれるのだから、ラッキー以外の何物でもない。
MBAを取得するより、ラーメン屋の屋台で修業した方が「商売根性」は身に付く、机上の空論にしがみ付くより、現場でしか得られないリアルな体験が大きなビジネスを生み出す。
よりやりがいのある仕事をして自分を成長させることに喜びを見い出すことが働く意味である。出世も地位も贅沢も、ゴールでもなんでもない。日々の勉強や試練は「自分を成長させることに喜びを見い出すこと」の通過点である。
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QSCの追求で業績の回復を実現。やはりここでも現場が大事てあると書かれていて、どのサービス業の本を読んでも基本的には同じようだ。
社長が書いた本にはよく、「うちの社員には○○(理念など)が浸透している」といった記述が多く見られるがホントにそんなに浸透しているのだろうか。マクドナルドはとくに人材を大切にしている会社であるというような記述も多く見られたので、ES調査などを実施していただきたい。
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2013年7月22日読了。原田社長が語る、マクドナルドのV字回復の施策と自らの経営哲学。かつては「よほど時間と金がないとき、童心にかえってしょーがないから行く場所」であったマックを「行くと何か面白いことをやっていそう、少なくともうまいコーヒーをきれいな店内でやすく飲める」場所に変えたのはこの人の功績だと思う、社長というのはボーっと前例に倣っているだけでは勤まらんものだ。決断を早くし、会議して決めるよりはまず行動に移すことを推奨する、自らそれを実践するとともに「行動して失敗した」社員を責めない、自分も社員にも「後継者を育てる」ことを至上のミッションとして実践する・・・。色々学ぶべきところの多い本だった、自分も「あーよく学んだ学んだ」などと悦に入るよりまずは行動することだな。Webでは原田社長への批判めいたコメントをよく見かけるが、私はすごい人だと思う。ランナーだし。
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原田さんはエンジニア出身。不可能を可能にするのが仕事の基本。経営も同じスタイル。モノつくる人たちのそんな潔さは心から尊敬する