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医療は今後大きく飛躍していく分野だと思って手にとった一冊。援助というのは表向きとても良いように見えるけれど、効果は一時的なものに過ぎない。「ビジネス」でなければ継続出来ない。
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2030年には医療は国内最大の産業に。国内医療改革。海外への医療産業の輸出。リバースイノベーション。
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書き出しの「ムーの大群が川を渡る話」に始まり、それに内容が伴って、見事に帰結している。
この著者は、本物のイノベーターであり、文才もある。
最高に素晴らしい本である。
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医療に対する考え方が従来の医師の考え方とは異なります。
きっぱりと社会を良くする唯一の方法はビジネスであると断言してます。
北原氏は、これまでの常識を疑い新たな仕組みつくりに挑戦しています。
閉鎖型の医療では、日本の未来は行き詰まりです。
医療を日本の一大産業に育て上げて外国へ輸出しようという発想はおもしろいと思います。
特に世界に先駆けた高齢者医療・介護システムのノウハウを世界に広げることは可能かもしれません。
これからの展開が楽しみです。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11962386786.html
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既存の枠組みに入りきらない北原先生の考え方・思いが伝わってくる一冊です。
よい意味でぶっ飛んでいますね。
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ぶっ飛んだ内容のようで、しっかりと根拠があり、実例がある。自分の考えを実践して、結果を残している。医療という切り口から、日本のビジネスのあり方を説いているビジネス書だった。医学系の書棚に置くべき本じゃないなと思った。
社会を変えるのは政治ではなく、ビジネス。利益を出してなんぼ。当たり前だけど、これはとても頭に残る内容だった。
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G型(グローバル)、L型(ローカル)の経済が話題になってますよね。
医療はきっとこれからG型でもL型でも日本の中心になりうる産業だと思います。その両面から医療を変えようとしている著者の行動力は月並みながらすごいの一言。
ワンコインの検査や、YES,NOの質問に答えれば診断してもらえるサービスはぜひ受けてみたいですね。
あと、地域に貢献することで、インセンティブ(医療に使える通貨?)を受け取れるような制度が著者の病院にはあるようです。
先日テレビでも「歩数計の歩数に合わせて、地域で使えるポイントをもらえる」という制度が試行されているというのを見ました。
こういう動きが広がってるんでしょうかね。
余談ですが、著者が数年前に病に倒れたとき、病院が自分なしでも回っているのを見て、「これからは自分の理想の実現(=日本の医療を変えるために、脳という言葉がないような国でリバースイノベーションを起こすこと)に集中しよう」と思ったそうです。
年末にカップヌードルミュージアムに行ったとき、創業者の方が晩年に宇宙食カップヌードルを作ったという話を見ました。
先輩と「これはペイしないだろうなあ…」という話をしてましたが、これってきっと似たような話なんじゃないかな、と思いました。
かたや理想の医療を追い求め、かたや究極の携行食を発明する。
志を持つ人こそが、理想に達することができるのだなあと改めて思います。
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『「病院」がトヨタを超える日』の著者。公演も聞いたことがありますが、還暦を迎えられても熱い魂は健在。
前作を読んだ方にもその後のプロジェクトの進行など、面白いと思います。
ブログにまとめました。
http://d.hatena.ne.jp/fujiwarakenji/20150118/1421568171
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国民皆保険制の撤廃と、病院の株式会社化を主張する一冊。既存の制度概要と医療現 場の課題のズレ、そして日本国内の潜在的な医療従事者層の厚さといった一側面を学べる。 主張に対する裏付けとして、海外事例が もっとあれば良いと感じたがなかなか実態としては少ないのかもしれない。
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21世紀は医療の世紀として、「医療」をビジネスとして捉える面白い話であった。
現在、日本においては医療は国の運営による完全な福祉であるが、
それを超高齢化社会となる2030年までに日本の基幹産業(ビジネス)に変えていこうというもの。
そうは言っても決して夢物語ではなく、カンボジアやブータンではすでにそのための救急医療センターの設置などがスタートしている。
キューバやタイなどの諸外国がどのように医療を位置付けているかという話も興味深かった。
それらの事例は非常に説得力があり、
高齢化が劇的に進む日本においても、従来の医療制度を見直し、変革していくこと重要性を強く感じさせられた。
最後の章にある「常識を疑い、それをビジネスにして変えていく」という言葉は強く共感する。
正しく世の中を変えるのはビジネスだということ。
それが例え医療であっても。
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医療システムに提言を投じる1冊。医療のビジネス化を行うことで医療サービスの向上を図る、医療が今後の日本の基幹ビジネスとなる等、読んでいて説得力のある内容が並ぶ。なぜ実践できないかと考えると医療が聖職である考え方と既得権益の壁。どの改革にも同じような問題が並ぶという事か。気づかされたことは、人を幸せにすることが医療行為という考え方。この考え方から言うと、私も医療従事者かな。
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病院を経営されている現役の方の医療制度と社会の変革の話
医療費崩壊を防ぐために民営化と個々人の医療へのアプローチの仕方を問う、今も海外から実践されているためになる本
すぐに病院にいくなどして医療漬けになってる日本社会と海外との仕組みの差、また聖職者としての医療を求めすぎていて現行制度との齟齬がどう生まれているかがわかりやすく書かれています
今実際に著者の方が実行されていることとその目論見など含め、考え方を改めさせられる読みやすくわかりやすい良書でした
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おそらくこの著者はとても正しいのだろうけれど。うまくいきそうではある。大きくなるかというと、結構大変ではないだろうか。人を癒すことはすべて医療、は医療以外に失礼だろ、と思ったりする。
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病院の株式会社化。面白かった。
政治以外で社会を変えるのは1人ひとりの市民で社会を変える手段をビジネスと呼ぶ。
医療とは「いかによく生き、いかによく死ぬか」を支援するプロジェクトであってそのすべてのアプローチは医療であり、医者以外の人たちも立派な医療者であること。
医者がこういう本を書いてるのはいいことですよね。
高齢化社会とはお年寄りがたくさんいる社会を意味するのではなく働き手が少ない社会という意味でもあるということ。
国民皆保険の存続は今後不可能でしょうね。
病院は何もしないのが1番儲かるみたいです。
なので著者は病院の株式会社化を目指してます。
病院を経営できる人間を育て、しっかり利益を出し、よりよいサービスを提供する。
積極的な設備投資ができる体制を作り、医療を日本を代表する産業に育てていく。
看護師、介護士の免許を持ちながら現場で働いてない潜在層が資格取得者の3分の1であることから病院を株式会社化し、育児休暇や子育て支援、福利厚生がしっかりできればもっと増えるだろうと思いますよね。
タイの病院では病院をリゾートホテルのようにする経営がすでに始まっており、アメリカ人のCEOが経営してるみたいです。
もっと医療をビジネスに。
しっかり利益を上げないとボランティアでは限界があるということですね。
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八王子で、医療革命を起こそうと奮闘する、北原医師の書。やる気を出させる方法を「釣り方」と称し、その答えは「ビジネス」とすることであると主張している。全く同感である。悲しいかな、人がやる気を出すには、多少はお金が絡まないと上手くいかない。そして、動かしたい方法にお金が儲かる方向を向けられれば、きっとその方法はうまくいくと思う。