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著者である結城さんが公立はこだて未来大学での講演と「さる勉強会」で講演された内容と2つの講演での質疑応答をまとめた本。これを読めば、数学ガールの誕生や誕生してからの成長、結城さんの考え方や物事の捉え方などがわかります。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4604126.html
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講演会の話が対話形式で記述されている,
面白いが,数学の話は殆ど無い.
あくまで「数学ガールがどのように誕生したか」ということにスポットが当たっている.
数学的話を求めている人は余りおすすめしない.
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結城浩さんの著書が好きな人が結城さんのように分かりやすく物事を伝えたいなら読んでおきたい一冊。
本書は結城さんの講演を元に書籍化したものです。また、数学ガール以前に書かれた数学ガールの元になったお話も付いてきます。Webで公開されていたものです。
本書には、数学ガールを書くのに大事にしたことやこだわりが詰まっています。何かを書くときのバランス感覚は読者のためになるかを中心にしつつ自分のやりたいように、型にハマらない力を感じました。
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誕生秘話みたいなのかと思ってたら、まあ、それもありだし著者の持ち味みたいなのが読み取れて色々と面白い。
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数学ガールの感想を書くときは、著者に見られることを考えて書かなきゃいけないので、気をつけよう(とはいっても、結城浩さんに限った話ではないが)。
結城さんの幽霊のようなキャラクタに『スレッドお化け坊や』という名前があることを初めて知った。いったいどのような経緯でこのキャラクタを使うようになったのだろう。
数学ガールは2013年8月時点で累計22万部売れているらしい。数式が入る本としてはとても多いとのことだけど、思ったより少なかった。そんなもんなのか。確か、『博士の愛した数式』は200万部超えてたような気がするけど。
それにしても、ミルカさんにイスを蹴られたテトラちゃん。正直いまだに、なぜあんな行動をとったのかわからない。ミルカさんやテトラちゃんのキャラからしても、あの場面は過去の笑い話になりそうなことにはならない気がする。
英語版の数学ガールの表紙が面白い。恋の冪級数。
ところで、結城さんは1990年ごろから自分の書いたものを置くWebサイトを用意していたというところでビックリした。いやでも、さすがに1990年ではないと思うのだけれども・・・(そもそも日本で最初のホームページは1992年9月30日に登場したそうだし)。1990年代という意味だろうか。
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田舎暮らしになったので,久しぶりに町に出た際に,まとめ買いした本の一冊。数学ガールと一緒に買いました。
数学ガールの著者の講演会の記録。
数学ガール執筆の裏話といった内容でした。
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数学ガールというものがいかにつくられ多くのファンに支えられているものだという事は良くわかったがやっぱり自分の立場に置き換えられる登場人物はまだ存在しない。あまりにも物分かりの良い住民しかいないのが気になる。まぁ小説として成り立たせるには仕方がない事なのだろう。
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結城さんの職業ってプログラマーってことに驚きました。数学関係じゃなかったんですね。ところで、結城さんが数式の書式の美しさにこだわって、Latexを使ったってことに凄く納得します。世界で最も美しい式と言われるオイラーの公式もe^iπ=-1と書かれるとなんか全然美しくないですよね。システムの都合上どうしようもないのですが、^が突出してキモいんです。これじゃあ、オイラーも報われない。そういう数学に対する敬意を表したというかそういう姿勢に素直に共感します。美しい数学は美しい字で書かれて初めて輝くのです。数学の有用性以上に、もっと純粋にその美しさやロマンが多くの人を魅了して、引きつけて止まないがために、数学は2000年以上もの歴史を持っているはずなのです。
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これを読みながら、最近、分かりやすくするための努力を怠っていたなぁ、と反省した。どんなことを書くにしても「読み手は誰か」「読み手は何を知りたいか」を考えることを忘れないようにしたい。
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数学ガールの中でのレクチャーが本当に素晴らしすぎるので,結城先生の講演会を文字起こしした本を読んだ.
「数学ガール」がどのように生まれてそして描かれてきたのか,という振り返りの中で,数学を幅広い層に理解してもらうために,どのように工夫を凝らしてきたかをご公演されています.
講演会の文字起こしなので,さまざまな質問も出てくるのですが,一貫して「徹底的に読者のことを考える」という姿勢が貫かれているので,読んでいて妙に安心(?)しますね.
徹底して相手のことを考える姿勢は,事業においても最も重要と言われていることですし,もっと広く人間社会のコミュニケーション一般においても最も重要なことなんだろうな,と素直に受け容れられる一冊でした.
(類似内容の講演会2本分なので,わりと冗長な印象はありましたが,そこは流して読むと良いと思います)
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今まで読むだけの読者だったので(;^ω^)、一言だけでも感謝を。常に読者のことを考えてくださり、ありがとうございます。m(_ _)m
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『数学ガール』シリーズは、数学の専門的なテーマを扱っているにもかかわらず、不思議なほどわかりやすいと思っていた。
その理由とも言える著者の一貫した考え方やそれを実行する手法の一端が書かれている。
考え方や手法はわかることはわかった。
でも、それを実際に行動に移すのは、並大抵のことではないと思った。
少なくとも自分にはまねできない。
ちなみに、この本のベースとなった講演が行われたのは、『数学ガールの秘密ノート』シリーズが出版される前のこと。
そのシリーズは通算で10巻を超え、新しい登場人物も出てきている。
もし、今、結城さんが講演を行うとしたら、どんなことを話してくれるんだろうというのが、自分が注目する点である。
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数学ガールは全部持っているはずだが、秘密ノートがずいぶん出ているんだよな。もう数学ガールは書かないのかな?