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臨床医が執筆した、スピリチュアルについての内容。
霊的なものについての本は初めて読んだ。
こんなこともあるのだと、コラムを読む感覚で楽しく読めた。
霊もひとつの人格として見れるようになって、
肝試しのような、冷やかしは絶対にしたくないと思った。
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スピリチュアルに関する本。
著者が東京大学医学部救急医学の教授であるというのも異色。
やみくもに少しでも長く患者さんを生かすことだけを考えるのではなく、誰にでもやってくる「死」をいかに穏やかに迎えて頂くことができるかということも、とても大切な医師の役割なのだというメッセージには共感。
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臨床医の個人的な思索の書。臨死体験、体外離脱、憑依、サードマン現象などの不思議な現象を取り上げるとともに、自らの救急救命の仕事でも、助かりそうで助からない人や助からなさそうで助かる人など、いかに現代科学の未解明な領域が広がっているかを直視している。そのうえで、人間は事象のメカニズムは解明していくことはできるかもしれないが、それらの事象はどうしてそのように在るのかという根本については解明することは難しいと著者は感想を述べている。
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そうですね。僕も肩書きと内容のギャップに引っかかって読んじゃいましたね。たしか、一気に読んでしまったからおもしろいと思って読んだんだと思う。霊性とか摂理には(残念ながら)共鳴することはなかったな。
山登りの話のところはなかなかすごい。
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目次より。①生と死の交差点で、②神は在るか、③非日常的な現象、④「霊」について研究した人々、⑤人は死なない。
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現役の東大医学部の教授しかも集中治療部長
と言う最前線の要職にある方が書いた本。
医療の現場からの不思議な体験談や
学生時代に登山に傾倒し死の淵から生還したという
奇跡の話などを織り交ぜながら展開されていく。
自分の死および死生観を問われた。
医療の限界を率直に認めているのが
印象的。
近親者の死の2週間前に読んだ。
死そのものが非常に身近に感じられた。
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以前に購入した本は再購読。
どうだろう?現代は、科学万能主義に傾きすぎてやしないだろうか?
証明できないから、信じない。信じられない。しかし、分からない人、心を閉じている人にこの本は無理に説得しようとはしていない。
東大大学院医学部救急チーム。まさに科学の粋を一端を担うべき医療者が『摂理』という表現で、人の生を説いている。
あえて宗教とは距離をおきながらも、自然、宇宙の領域からくる得たいの知れない力の支配を摂理と呼んでいる。
わたしは、先生の肩をもちたい。むしろそれを信じたい。そしてその摂理を読み取る方に歩みたいと感じた。
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科学や医療の限界を繰り返し説く。そして自分の経験や学びから発せられる言葉が「人は死なない」。多くの人が同様のことを言っているが、医師が言うと別種の説得力があり、興味を惹かれるのも確か。文末が不揃いだったり不必要に医療用語が出てきたりと読みづらい部分・本としてアラが見える部分も多々あるので、読みやすい形での改訂を期待したい。
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医療現場の最先端にいる医師の著書としては異例か。
臨死体験、気功、霊媒のお話や自らの経験など、科学的とは言えないような話も、書く人によっては説得力がある。
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新聞広告を見て、気になって本屋で探したら「スピリチュアル」のコーナーに置いてあって、かなり引いた。次の書店では、「臨死体験」のコーナーにあった。こちらの方がマシだが、買うまでのハードルが高い本だ。
内容は、近代スピリチュアリズムの系譜の紹介、つまり、霊性の研究は名だたる科学者も取り組んでいて、決して怪しいものではないという主張の傍証の分量が多いのが余計な感じはするが、本人の事故や肉親の死、それに医療現場での実例など、本人の体験はリアリティがあるし、主張内容も通常人の宗教観や自然観に反しない健全なものだと思う。新聞記事などによると、著者は、救急医療のために生活のすべてを捧げる求道者のような生活を送っているようで、そういうひたむきに生きる人の書いたものと思うと、東大付属病院の部長という肩書き以上に説得力を持っている。
最近、著作が多数出ているようなので、もう少し読んでみたい。
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2013.7.27
死んだあと魂として残るとなると、一生を終えたあとも子供やその子供達の将来をいつまでも心配することになるのか・・?
多くの母親にとっては、少なくとも私にとっては、心休まる話しではないような・・。
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矢作先生の登山はレベルが違いすぎて参考にはなりませんでした。同じ事を自分が真似したら確実に死んでしまう。。
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人の生き死にを分けるものが何か、最先端医療でも分からない。
人知の及ばぬ大きな力があると考えざるを得ない。
人は死なないとしたらなぜ医療が必要か?
現在自分ができる最善の医療によって、患者さんの寿命を全うする手伝いをすること。
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★「死ぬことが怖くなくなったひとつの方法」に次いて読んでみました。
矢作先生が実際の仕事として携わっている自然科学、医学の分野で説明できない事象をありのままに受け入れ、「我々には知る力はあるけれど、今は何もわからないと知り、謙虚に虚心担懐に万物万象に向き合っていく」姿勢で救急医療の現場で活躍されつつ、死生観を含めた摂理と霊性についても自ら探求されている。
心霊現象に関しては、「それを信じたい人には信じるに足る材料をあたえてくれるが、先験的に疑いを持つ人にまで信じさせる証拠はない」というスタンスで、たんたんと自らの体験と、身近な現象を書いている。
もう少し、矢作先生の死生観に同調してみようと思う。まずは、気功にチョット興味が惹かれたのでそこから、
2013.09.20
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明らかな超常現象は自分で見るまで信じられないけど、
常識を超えた人の生存限界や非日常的現象は信じる。
考えれば考えるほど、人は不思議。
本を読んで生活に追われて曇ってた目が覚めそうな気がする。
健康で普通に生活していると、「生」が永遠だと勘違いしそうになる。
人には必ず死があるし、突然でなければ死の前に老いがある。
それらを受け入れ、「今」の「生」を善くする努力をしなければ。
とか、いろいろ考えさせられた。
あと、矢作さんの人生もいろいろ。
子供の頃のこと、事故の後遺症?からどう立ち直ったのか、
気になります。