投稿元:
レビューを見る
過去の事件で兄が行方不明になり、記憶を失ってしまった王女エステル。そんな彼女の前に求婚してきた隣国の王子アルフレッド。
エステルが気にしている兄の情報を小出しにするアルフレッドなのに、真相はなかなか明かさないので、兄の情報が偽なのか、兄の状態がやばいのか、気になっていましたけど、兄との再会シーンは普通?
あれ?気にしすぎ?って思ったところで、兄の凶暴性が発揮されて、ああ、なるほどねー。だからアルフレッドはエステルの記憶が戻るのかをあんなに気にしてたんだって。
エステルもあまりの衝撃から自分を守るために、記憶を封じていい思い出だけにしちゃったんだろうなぁって。
残念なのは、イラストかなぁ。
SHABONさんのイラストって、あんまり好きじゃないから、そこが気に入らなかった点でした。
投稿元:
レビューを見る
ツンデレなヒロインが可愛い。
ちょっとSっけのある押しヒーローがいいな。
でもやさしくてヒロインを可愛がってる感があって
デレがきたときには、にまにましました。
投稿元:
レビューを見る
本の冒頭で突然エステルと王子アルフレッドのHから始まるので衝撃がすごいです。それと同時にこの2人はどういう関係なのだろうと気になり物語を読み進めます。
エステルは貴族であるために政略結婚をしなくてはならずそのことに憂鬱になっていました。さらにエステルの兄が失踪していることもエステルを苦しめています。さらに加えて兄が失踪してから胸元に薔薇の模様がでて、体が火照ってしまう発作が起こると言う始末です。
そんななかエステルに求婚してくる王子が来ます。それこそが冒頭に出てきたアルフレッドです。この物語はエステルとアルフレッドがくっつくのが決まっているのです。しかしそんな運命なのに2人は無事結婚できるのかと不安になるほどすれ違ってしまいます。しかもエステルはいつも兄の事ばかり考えアルフレッドを怒らせてしまいます。
けれどそれを乗り越え互いを信頼し合えた時は感動ものです。この物語の最大の見せ場はクライマックスの兄の失踪・薔薇の紋章についての謎が解けるシーンです。詳しくは言えませんがその時のアルフレッドの勇ましさには注目です。