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主人公の男が、子供の頃に体験した少し不思議な物語。きっと大人になれば、ああいうことだったんだって分かるけど、子供だから不思議な体験になっている。だけど、大人になった今でもよく分からないこともあるみたいな。
最後の話は、今まで出てきた人などが出てきて、なんだかほんわかした。
K荘の管理人の娘のカズちゃんが、父親がいい顔したないために、働きに出られなかったって下りは、なんだか昭和時代だなぁと思ってしまった。今では考えられない話だしね。
また、そのカズちゃんも最後は幸せになって良かった。だけど、あの年で結婚するのは今ではあんま気にならないけど、当時は行き遅れ感があったんだろうなぁ。
児童図書って、だいたいはハッピーエンドで終わるから好き。
2017.7.16 読了