紙の本
紅魔の里
2017/01/25 15:25
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
高い魔力と残念さが混在する紅魔族の里らしく派手なヒーローショーみたいな掴みが楽しかった。紅魔族から今ひとつ浮き上がってるゆんゆんに君はまともなんだと声をかけてあげたい。
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前巻ラストの爆弾発言からここにきて表紙と、これはゆんゆんのターンか!と思いきやそんなこたぁなかった。まぁ「覚醒」はしたんだけど。ゆんゆん(と紅魔族)成分はスピンオフに回ってる感じですかね。そんなわけで今回のメインは里帰りになっためぐみん。もうめぐみんがメインヒロインでいいんですかね。他はと思ったけど…おかしいな、美少女揃いなのにラブ展開になれそうなメンツがいないぞ?(笑)しおらしいアクア様なんて見てみたいけど記憶喪失にでもならなきゃ難しいよねー。
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今回はめぐみん&ゆんゆんの故郷帰省回。魔王軍に攻め立てられる紅魔の里を救うべく里に向かったカズマたちだったが、その前には強力な魔王軍の幹部が立ちはだかって……というような風に言えなくもない物語である。
一冊としてのまとまりは悪くないのだけど、問題もある。ある種の「最強主人公のバトルが面白くならない」といった類の問題だ。紅魔の里の住人が強すぎるために、最後の最後までバトルそのものの緊張感が薄い。
敵幹部の能力にしても伏線がないために唐突な感も否めず、戦闘の内容そのものには問題があったように思える。
一方で、ラブコメとしては十分展開されていて、冒頭のゆんゆんなどはあくまで前座であったが、めぐみんについてはかなり濃く描かれている。ラブ、という言葉を使うにはやや薄いし、色気のある話でもないが、物語的には進展しているだろう。
その辺も加味して、星四つ相当が妥当だろうと判断した。
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やっときました、めぐみんたちのターン!
なるほど、めぐみんの人気の秘密はここにあったのか…
最初から可愛い子ではあったが、これを読んだらめぐみんにあまり興味のない人にも変化があるやもしれない。
というか、今までの話の中で唯一の良心があるんじゃないか?
このすば、大好きです。
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めぐみん故郷、紅魔の国でのすっとこ攻防譚。
お話しのバランスが良くなって、ギャグ一辺倒でなくなってきたのは良い感じだ。
もちろん、面白い部分はいくつもあるが、やはりカズマか。強力な敵役に徹頭徹尾カッコよい態度・言動で立ちはだかるように見せるカズマ。ところが、自ら名乗りを上げるのに、自分の名前ではなく、あの○○○○○ョ○ヤの名前を出す。それは恨みや余計な評判でつけ狙われることを避けるためという見事なヘタレ下衆ぶり。言動の余りの「あさって」ぶりに目が点になり、爆笑へと誘われる。
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いつもながら楽しい掛け合い。ゆんゆんとめぐみんのターンゆえに、アクアとダクネスの出番は少なめ。途中で数か所マンガみたいなページがあるけれど、この手の本でよくあるように、文章パートのおおよその位置(数行ズレ)に絵があるのではなく、文章パートの改ページとちゃんとつながっていて好印象。ラストの締め方、エピローグでの次巻への引っ張りは流石です。
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めぐみんが愛しくて辛い。何故か主人公に親近感を覚えるので、脳内変換が酷い。……ああ、あちらはクズマさんでしたね。アニメも2期が終わりそこそこ時間が経ちましたが、まだ5巻です。クズマがフラグを建てるのが好きな紅魔族のめぐみんとも順調にフラグを建設する巻。って紅魔族ってそういう事かい!日記ってそういう事かい!取り敢えず伏線バラまいておくと後で色々回収する話が書けて楽ですよ、ってそうなのか。しかしホントに一瞬で読み終わる。ウチにも優秀な魔法使い欲しいです。
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知的財産権を簡単に手放すとは…。
まあ、制度自体が曖昧だから後から何とでもなるのか…。
紅魔族…普通に地域の伝統なんですね、あの中二病は。
調子に乗りがちなカズマくん。
周りに甘えていると言えばそうなのかもしれないね。
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めぐみんとゆんゆんがひたすら可愛い巻。紅魔族の村を訪れる話。最後にちょっと見せ場はあるけど、敵がいつもよりさらにちょろい(というか紅魔族が強すぎる?)ため、ほんわりしてて、ヒロインとカズマの関わりが印象に残った。女神としてのアクアの業の深さが垣間見えるエピソードも。