投稿元:
レビューを見る
風呂敷を広げるだけ広げて、ほっぽらかしな感じが何とも。ある意味リアルな物語をファンタジーにさせなかったという点は良いのかも。
投稿元:
レビューを見る
野球が好きだったら、もう少し面白いと思っただろうか。審判と投手、立場が変わってしまった2人の男の生き様と確執。それなりの読みどころはあったけど、野球がねぇ…
投稿元:
レビューを見る
なんとなく書店の平積みの小説の中から手に取りました。
自分が好きな「大リーグ」がテーマのようだったので、とりあえず購入。
読み始めたらとまらなくなって、400ページ以上あるのに、1日で読了。
(以下ネタバレ注意)
メジャーリーグに挑戦する主人公と、その高校の先輩で肩を壊したために引退を余儀なくされアメリカで審判としてメジャーデビューを果たすもう一人の主人公の2つの物語が並行する形で話が進むのも斬新でした。
試合の進行や、主人公(ピッチャー)が投球する様子などかなり細かい記述で、まるでメジャーリーグの球場にいる様子が脳裏によぎる感じで、本当に読んでいて面白かった。
最後が少しサスペンス的な結末が待っていましたが、正直言って「続きが知りたい」の一言に尽きます。
堂場瞬一さんの本を読むのはこれが初めてですが、どうやらこれまでもメジャーリーグを舞台にした小説を書いているよう(「8年」「焔The Flame」「BOSS」)なので、いくつか読んでみたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
面白いですが、作者の他のスポーツ小説と同じで、特別斬新さはないので、良くも悪くも安心して読めるといった感じです。
軽く読めるものを求めている人にはお勧め。
投稿元:
レビューを見る
面白かったけどなんか足りない。
投手は繊細だとおもうけどあんな精神の投手がプロの世界でほんとにいきていけるのかなとふとおもってしまった。
登場人物は個性的でよかったけど。
なんか大延長にくらべたらもう少し…
投稿元:
レビューを見る
「チーム」に続いて、未読のスポーツものを読んでみる。これは大リーグが舞台。警察小説みたいな要素を入れなくてもよかったのでは。そこが惜しい。
投稿元:
レビューを見る
期待していたよりかは淡々とした印象が残った感じがしたが、メジャーリーグという舞台でのスポーツ小説としては、とても読みやすく、面白く読み進められた。
投稿元:
レビューを見る
メジャーデビューを果たした日本人選手と、学生時代から確執のある日本人メジャー審判。舞台となるメージャー球団は実名で書かれてます。主人公の日本人選手が、幾多の誤解や問題を乗り越えて、チームメイトに溶け込み勝ち進んでいくあたりのトコロの話は爽快でおもしろかったのですが、因縁の審判の話部分がなんだかちょっと。ラストもなんだか中途半端なカンジだし・・・。堂場センセのスポーツ物シリーズは最近良作を連続して読んだので、面白さのハードルが上がっているのです。
投稿元:
レビューを見る
傲慢審判のミス・ジャッジ?それとも因縁か?
堂場さんお得意の協調性とは無縁の登場人物を配してくれました。
片や、超神経質ピッチャー。
こんな性格で大リーグでやっていけるんでしょうか?
投稿元:
レビューを見る
ディテールが甘いかなー。ちょっと欲張りすぎたかな、人物の描写が。全てが中途半端になってしまったのが残念。
でも、試合の場面は臨場感があってよかったです。
投稿元:
レビューを見る
著者は結局何が言いたかったのだろう?疑問が残ります。最終的には、ちっちゃい男2人の物語。 まあ、キャッチャーのマルチネスがいい奴&最後には決めてくれる!から許してあげますか。
投稿元:
レビューを見る
「水を打つ」「チーム」に続く、堂場瞬一のスポーツ小説。
「水を打つ」ではオリンピック水泳チーム、「チーム」では箱根駅伝学連選抜チームを描いていますが、本書では、アメリカメジャーリーグに属する審判と選手を描いています。前2作が、(水泳は個人競技であるものの)チームを描いているのに対し、この作品ではチーム(あるいは、リーグ)に属している個人を描いている点が違う点です。
学生時代からの登場人物二人の確執が、この話のベースになっています。一応、二人の間に存在する問題点は語られるのですが、私的には、ちょっと物足りなく感じます。10数年も経てもなお、二人の間にわだかまりが残るほど強烈な出来事であるということが、残念ながら、こちらに上手く伝わりませんでした。
物語の結末は、考えさせる結末になっています。スポーツマン同士らしく、スッキリとした結末にしないのは、わざとそうしているのでしょうね。これは、好き嫌いがあるかも知れません。
投稿元:
レビューを見る
つまらなかったわけではないが、じゃあおもしろかったかと言われるとねえ。。。ふだん野球を楽しく面白く見ている者からすると、作者はなんか野球に恨みでもあるのかと思ってしまうわ。
投稿元:
レビューを見る
野球ものとしても主人公2人の(少し変わった)ライバルものとしても、どこか中途半端な印象。なんか、いろいろと端折られてる感じがする。設定は面白いと思うから、もっとガッツリ書き込んでもらった方がよかったかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
堂場瞬一氏のスポーツシリーズ。
今回は大リーグに進んだ男と、才能に恵まれてたのに怪我で挫折した男の話。
プロに進むような人達はきっとこんな風にプライドが高いんでしょうね。
ピッチャーという職業が如何に繊細なのかをうまく表現されています。
こんなに緻密に考えてプレーされているならば、もっと野球を見てみようかという気持ちにもなりました。
なんだか他のシリーズよりもスッキリ感というものが少なかった気がしますが、素敵な奥さんだったのでヨシとします(笑)