紙の本
短い文章で大きな説得力
2002/05/25 17:00
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投稿者:さび - この投稿者のレビュー一覧を見る
1ページに一言ずつ、私たちを啓蒙する言葉が書かれています。その後に、その言葉のちょっとした解説。普通の本の5分の1以下の量ですが、説得力は5倍以上です。
「成功の階段は上に行くほどすいている」
「自信に根拠なんて要らない。根拠を探すと自信が持てない」
「回り道のない人生は、あらすじで読む小説と同じ」
など、どれもこれも納得させられるものばかりです。
将来にちょっと不安を抱いている人に「やってみようかな」と思わせるこの本は素晴らしい。
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◎会ったところが会議室となり、座ったところが仕事場となる。
仕事が好きな人は、仕事場へ行くまでの時間がもったいないのでその場で始めてしまう
◎調子が悪いときにこそ、応援するのが本当の友達
◎普通の人が10かいするところを、成功する人は11回する。その差はわずか1割。1回は神様へのチップ。
◎どんなに打ちのめされてもニコニコしていたら、相手は気持ち悪がって退散する。
◎失敗した理由なんて考えるな。失敗した理由はたったのひとつ。もっと大きな成功を手に入れるため。
◎女性の年齢の計算方法は20進法。
40歳は、20歳の女性2人分の魅力。
30歳は、20歳の女性と10歳の少女の魅力。
◎あるときふと、その人らしくない失敗が垣間見えることによって、味が出てくる。ちょこちょこ失敗して、魅力ある人生の本棚を作ろう。
◎朝、目が覚めるのは、今目の前を通っているチャンスを見逃さないように、神様が起こしてくれるからだ。
◎「やれること」をするのは失敗。「やりたいこと」をするのが成功。
「やれること」より「やりたいこと」を選べ。
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今を充実させたくて読書。
265日が休日。さっそく今から使ってみることにする。
やれることより、やりたいことを優先。
今度を廃止しして、具体的な日付を入れる。
読書時間:約30分
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目次
「君はきっと成功する」そう言ってくれた人を一生忘れない。そう言ってくれる人に出会えた者が、成功できるのだ。
回り道のない人生なんて、あらすじで読む小説のようなものだ。
成功するかどうか知りたいというのは、推理小説の犯人をばらされるようなものだ。
人生を楽しむコツは、どれだけバカなことを考えられるかだ。 ・・・★
この世で最も気の毒な人は、簡単に成功できた人だ。
長所によって成功するのではない。短所によって成功するのだ。
全部うまくいったらしんどくてしょうがない。失敗は、神様がくれた有給休暇。
自信に、根拠なんていらない。根拠を探していたら、いつまでも自信は持てない。 ・・・★
〔ほか〕
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サクッと読めて鼓舞される。
中谷節、炸裂。
挑戦する勇気と、失敗から復活するエネルギーを得られる。
「短所によって成功するのです。
だから、短所を直す必要なんて、
まったくないのです。」(p29)
文章が短く、見開き2ページですべて完結する、詩のような体裁。しかも右ページは主張を短くまとめた「見出し」になっているので、実質左ページのみの内容。この、文字量の少なさ! この少なさでの、言い切り調が心地いい。