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本質的でシンプルなことばが心地よくて、
元気がでる。
でも現実はこんなエッセンシャルには進んでいかなくて
あたしもここまで本質的に割り切ることはできなくて
だからきっと夢物語。あこがれ。
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流しのお縫い子が主人公。
住み込みをしてお縫い子をするという職業は今もあるのだろうか。
でも、よくわからない・・・。
もう一編は「ABARE・DAICO」
書き出しが大人の小説かと思ったが、小学5年生が主人公。
夏休み、仲が良いけどかなわないと思っているオッチンがやったことがないアルバイトをして、
少し気持ち的に優位に立とうと思うコマ。
そのアルバイトが原因でちょっとした事件が起こる。
これも、あまりよくわからない・・・。
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栗田さん初読。
タイトルがとてつもなく好きだなぁと思って買いましたが、中身はもっと好きでした。
江國さんが解説を寄稿してたけど、それを読んでなるほどぉと思った。
テルミーはかっこいい女の子だ。ちょっとチャットモンチーのえっちゃんを連想させる。
シナイちゃんも素敵。「ナイスガッツ」がツボでした。あそこで惚れた。笑。
テルミーの布に対する想い、なんかわかる気がしました。
そして日暮里!!! はぁやっぱり一度は行ってみたい!!! お裁縫したい!!!
そして「ABARE・DAICO」。誠二くんがかっこいい。
彼はきっととてつもなくいい男に育つでしょう。
最後のほうの父と話す彼がとても好きです。
「甘えんな」は響いたね。確かに。大人なんだし、もうちょっと甘えず生きます。
読んで思ったのは、文章が潔い人だということ。だから登場人物もとても凛として素敵。
何度も読み返したくなる惚れ惚れする言葉がたくさんでした。
また読みたいです。
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ジャケ買いした本。笑
栗田さんの本は初めて買ったけど、すごく読みやすくて好きだった*
強い女の子だなあと思いました。
しんと静かな雰囲気がすごく好きな本でした。
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「お縫い子テルミー」
結末は切なかった。でも、引っかかりは無く、むしろスッとしました。
愛すべきキャラクターが出てくるので、目が離せません。
「ABARE・DAICO」
とにかく誠二(コマ)が可愛い。
小学生独特の雰囲気があって、読んでいてとても和みました。
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テルミーのまっすぐさが私には眩しい。
好きな人へ、好きな裁縫へ…。
自分がまっすぐになれる“モノ”って
なかなか見つけられないから。
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シナイちゃんがどんな人だか、なぜかくっきり浮かんでくる。
その人の醸し出す空気をとても鮮やかに書いている栗田さんの文章がとても好きです。
大好きな江國香織さんがあとがきを書いていて、それにも運命を感じたりしました。
やっぱり好きな文章や感覚って繋がっているものがあるのだなぁと・・・。
江國さんやよしもとばななさんが好きな方は、きっと栗田さんにはまると思います。
もう、ガシっともってかれました。
久しぶりにわくわくした。
わくわくしたって表現が合っているのかわからないけど、こう、文章が体の隅々まで行き渡るというか・・・読んだ後の充実感がすごかったです。
「泣きっつらにハニー」にも共通するのだけれど、この人の作品って物事を完結させないというか、ハッピーエンドとかバッドエンドとかいう風に終わらせたりしない。
何かを予感させるような、若干の希望とせつない感じを残しつつ終わる。
いい感じの余韻が残るところがたまらなく好き。
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大好きな作品。
表紙も可愛いし、中身も可愛い。
可愛いけど、ちょっと厳しい?
さっぱりした余韻。
中に入ってるもう一つのお話も良かった。
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照美は島育ち、祖母の代から住み込みのお縫い子で、義務教育も受けず、ミシンも使わず〜というファンタジックともいえる設定。
15になって歌舞伎町に出て最初は水商売に入ろうとするが、店で女装で歌う歌手・シナイちゃんの衣装を作ったことから、次第に本職に。「一針入魂 お縫い子テルミー」と書いた名刺を持つ。
シナイちゃんへの片恋とお縫い子の矜恃。
同時収録のもう一編「ABARE・DAICO」は、小学5年の誠二が主人公。
父が家に帰ってこなくなって2年近く、たまに電話では喋っている。母は36歳。カタログを見るのが趣味で、見るだけで買いはしない。
友達は水尾君、背が高く、人生経験豊かと感じている。
バイトをしようと思い立ち、留守番をするという張り紙をスーパーに出す。猫2匹が妙な動きをする家で、昼間を何日か過ごす。
奇妙な出来事がちょっと切なく、けっこう微笑ましく描かれる。
2003年初出。2004年2月単行本発行。
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表題作と「ABARE・DAICO」の2作。
どちらもちょっと物足りない。
感覚が合わないのか。
そこまで割り切れない。
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依頼主の家に住み込み、服を仕立てる「流しのお縫い子」として生きる、テルミーこと照美。生まれ育った島をあとにして歌舞伎町を目指したのは十五歳のとき。彼女はそこで、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする―。叶わぬ恋とともに生きる、自由な魂を描いた芥川賞候補作の表題作。
アルバイトをして「ひと夏の経験」を買う小学五年生、小松君のとぼけた夏休みをつづる『ABARE・DAICO』収録。
私は、「お縫い子テルミー」の話の方が好みでした。
本屋で“ジャケ買い”くらいの衝動で購入したのだけれど、とても良かったです。あまり恋愛ものは好きではない私ですがテルミーの淡い・せつない恋には、読み終わった後少しきゅんとなりました。
お勧めです。
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タイトルの『お縫い子テルミー』と『ABARE・DAICO』の中編2作が収まっています。
ジャケ買いだったのだけれど、すっきりとした読み味で良かった~。
会話のテンポが独特なような、自然なような。
何かに一生懸命な人っていいよなぁ。
「夏休み」にお勧めな一冊です。
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お縫い子としての誇りを強く感じた。
自身の運命をがっぷり受け入れた上で、それでもすべてをわしわしと素足で踏みしだいて進む!という!気合。
ファンシーな装丁を全力で裏切る!
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流しのお縫い子、テルミー。
不思議な美しさを持つシイナちゃんと出会い、取りつかれたように彼(彼女)の服を縫い上げる・・・
短くてさらりと読める作品です。
不思議だけど、不思議ではない、不思議な世界観。