紙の本
「流し」に対してすごいと思うのは、
2023/07/05 12:18
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
それに憧れているわけでも、チャレンジしてみたいわけでもなく、やりたくないけれど自分にはできないことだからだ。私が知らない世界はたくさんある。どちらにもいい面も悪い面もある。ただ、必ず人と関わらないと生きていけない、関わるということは、相互に生かされているということ。それだけは、絶対に誰にとっても大事なことだと思った。
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表紙とタイトルで、衝動買いしました。
なかなかに面白いです。
すっぱりした文章が読みやすい。
なんか読んだことある感じとおもったら『ハミザベス』も持ってました。
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表題作の他、もう一篇短編「ABARE・DAIKO」を収録。年齢も性別も境遇もバラバラな両方の主人公に共通することと言えば「客観的に自分を楽しんでいる」ということ。すぐに主観的になる私には足りない要素です。この作者は初めてだったのいですが、もっと読んでみたいと思いました。
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テルミーのような人って少し憧れる。きちんとした誇れる技術やセンスを持っていて……テルミーが生地を選ぶ場面が好き。
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中編2つ。
「お縫い子テルミー」、とってもとってもかわいらしい話かと思ったら結構やさぐれ系な・・・牙を抜かれた椎名林檎みたいな雰囲気?一人で生きると決心し、歌舞伎町に出てきたお縫子のテルミーが女装歌手シナイちゃんに恋をした。報われない恋にはどう決着をつける??
「ABARE・DAIKO」は自立心のある小学生の一夏を描いたお話ですが・・・タイトル意味わかんねえー。もっと他に重要なフレーズがあったと思うんだが何故。
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テルミーの布に関する感覚が素晴らしい。ちょっと風変わりだけど、信念のあるテルミー。
「ABARE・DAICO」は、もうちょっと違うタイトルでもよかったのに・・・と思った。
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よみました〜。シナイちゃんすてきすぎる!(きゅん!)
かなりときめきました。読み終わりがかなり前なので記憶が曖昧なのですが、すごくじんわりした気分になるとともに、テルミーの強さ、悲しさがつんとこころにささりました。
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地に足はついてるはずなのに、ふわふわと浮遊してるような不思議な感じ。現実的でさっぱりした文体なのに、何処かうっとりしたゆめのなかみたいな印象を受けます。久々にすごく好みな作家さんだ!シナイちゃんがかっこよすぎてどうしていいか解りません。素敵。
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9/4
「流し」「何も持たない」とか、そういう言葉にどうも弱い。世界と繋がっていても、誰にも頼らない。誰にも流されない。
江国さんの解説、これはいまいち。「憧れの対象だけど理解できてはいない」かんじ。
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現実感がないけどファンタジーではない独特な文体と雰囲気嫌いじゃないです。他の作品も読んでみたくなりました。表紙のフォント選びとかも好き。
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タイトルに惹かれて、ずっと読みたいと思っていた作品。が、読んでみたらよくわからなかった。考えさせられるっちゃあ考えさせられる作品なんだけど、主人公が特殊?なため、イマイチ現実味を帯びない。あと、江國香織さんがあとがきで述べてたように、はっきりと書くところがイマイチ現実的じゃなかったのかも。人間てもっとすっぱり行かないもんだし。
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なんかすごい変な文がとか、テルミーの性格とか、すごく独特。
表紙が気に入ってずっと読みたかった。読んでみて不思議な感じになりました。
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強くて優しいと思う。
そういう態度で生きていくのは。
短い言葉が、ぽつりとこぼれるとき、
しっとりと、気持ちがしみこむ。
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歌うことを、裁縫をすることを運命という、シナイちゃんとテルミーが儚く素敵だと思う。シナイちゃんの「ふっ」って笑い方がスキ。
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「流しのお縫い子」って…凄いセンスだ。
彼女がシナイちゃんに抱く感情って、なんか解る気がする。
新潟から南下する電車の中で読んで、宿を提供してくれた金沢の友達にお土産として置いて帰ってきた、夏の思い出の本。