0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あさひ - この投稿者のレビュー一覧を見る
稗田のモノ語りとはよく云ったもんだ。長編だけど人物パートにより少しずつ明らかになる謎。天狗の宝具や、邪馬台国、古事記など散らば目ながら最終は現在社会への警鐘で終わる連作集
投稿元:
レビューを見る
稗田先生、久々の大活躍。近刊では傍観者っぽい役どころが多かったもんなぁ…。
サブキャラの教ちゃんは是非是非再登場して欲しいっす。入信します(嘘)
投稿元:
レビューを見る
天狗の宝具を巡る、5人の人間の数奇な運命を描く群像連作短編という、稗田シリーズとしてはちょっと毛色の変わった、そして凝った構成になっている。
ここ最近。。。といっても10年来の稗田シリーズが「異端の仮説」をテーマに据えた、重厚な作品が多かった。が、本作ではサブタイトルに「妖怪ハンター」とある通り、怪異譚としての面白さに重点をおいた、原点回帰を果たしている。
投稿元:
レビューを見る
これも息の長い妖怪ハンター新作です。
面白いのはこうなると当たり前で、それよりも、小説雑誌に掲載、ってパターンが気になります。夢幻紳士の新作なんかもそうなんですが、、関連あるのかな?伝奇漫画ってのはそれ自体が妖怪めいたところがあるってのが自説でして、とにかくスキマとか暗がりを渡りあるいては、細く、長く生き続ける。。どうも日の当たるとこはだめなようで、日のあたるとこに踊りでた宗像先生なんかは苦戦しとります。またどこかで読めることを期待しつつ。
:一時のアフタヌーンなんかどこ開いても妖怪ばかりで、これを仕掛けた編集者こそ妖怪なんじゃないかと思ったりもしました。いるんじゃないの、編集妖怪。
投稿元:
レビューを見る
ユリイカが諸星大二郎特集だとぉ!?…悔しい。でもどれもこれも素晴らしく面白い作品なので是非読んで。稗田先生いつ見ても怪しいです(ほめ言葉。あるのは謎だけ。このスタンスは民俗学者的だよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
何度目かの読み直しにつき記事編集。
民俗学にも造詣の深い考古学者・稗田礼二郎が
フィールドワークの途上で
様々なあやかしに出会す「妖怪ハンター」シリーズの続き。
魔障ヶ岳という山の中にある遺跡の調査を発端に怪事が発生する。
過去の連作に比べるとラヴクラフト臭がしない。
めっきりアクが抜けた感じ。
しかもオチがとんでもなく軽薄。
でも嫌いになれないの(笑)
投稿元:
レビューを見る
稗田シリーズの新刊が出てるとは知らなんだ。しかももう11年も前じゃん……。
これまでになくわかりやすいストーリーだが、「海竜祭の夜」「闇の客人」が好きな自分としては、十分堪能。
「名をつけると実体化する」という「呪」のテーマは京極夏彦の京極堂シリーズにもあったような気がするけど、面白い。日本の神話・伝説の類を読みたくなる。