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投稿者:NATSU - この投稿者のレビュー一覧を見る
松雪奈々『ウサギの王国』
表紙のサイズ感なんかおかしくね?と思っていたが、おかしくなんかなかった。巨人(?)ウサギだった。
瀬戸内のウサギ島で写真を撮っていたカメラマン(29)が不思議の国のアリスの様にウサギを追っかけて異世界へ落っこちるというトリップ物で、シリーズ第1作。
主人公の華麗なツッコミを堪能している内に、お互い思い合っているのにドンドン気持ちがすれ違って(身体はドンドン親密になって)、というベッタベタな展開だけど切なさ全開で良かった。
著作に『アレがない人の国』というのがあったが、まさか今度はコレがないとは・・・。
そして髭剃り(笑。
この容赦のない怒濤の設定攻勢に心底感服します。
紙の本
おもしろかった~
2017/02/25 21:16
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投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段の生活で普通にしている耳を触る、髭を剃る…が、ウサギの国ではとんでもないことに!(笑)
臣下の皆さんの過剰な反応が、面白かったー。
電子書籍
コメディ
2016/09/16 00:16
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投稿者:くるつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
うさぎ達の感違い妄想が楽しいです。
髭剃りプレイには笑いました。実際にやられたら命の危険を感じそうです。
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なんとも不思議なファンタジーでした。面白かった~!日本昔話の世界観っぽいけど、現実的な所もありつつほんと不思議としか言いようがない(笑)ひげ剃りに興奮して鼻血出すとか耳に触るのが変態行為とか、とにかくツッコミ所満載ww最後どういう終わり方になるのかと思ったけど、また戻れてほんと良かった~!あのまま戻れず離れ離れのままとかせつないし;
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前から気になってた作家さんだったのと、面白そうと思ったので購入。……何だろ……最初、文章が凄く読み辛かったです……ゴニョゴニョ。途中気にならなくなったけど……(汗) 最後はどうなる事かと思ったけれど、ハッピーエンドで良かったです。
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シャレード文庫の「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」が面白かったのと、うさぎ島について聞いたことがあったので購入。
ウサミミ攻×ヘタレ年上受(主人公)の異世界ファンタジー? とにかく、トンデモ設定が面白い!!
島で白いウサギに誘われて別世界に流れ着いた主人公が、ウサミミな人々が暮らす世界でなぜか兎神とあがめられてしまいます。
この世界では、兎神は厄災から世界を守ってくれると言い伝えられてますが、島を守ってもらう代わりに、性欲の神様である兎神に、島の王様がエッチで毎晩ご奉仕する必要があるんだそうですよ。
というわけでエッチシーンが各所にありますが、さすがはウサミミ、性欲バッチリです(笑)
この話を聞いただけでも笑ったのですが、それ以外にも似て異なる文化に四苦八苦する主人公が面白かったです。
ご都合設定も笑えるものばかりでしたが、この世界にウサミミさんの始祖が来た経緯や、この世界のありようなど、ハッとさせられるものもコッソリちりばめられていて、私はその辺を掘り下げたものが読みたかったですが、BLだと無理かな・・・。
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やっぱりこの作家さんは、平凡なラブロマンスよりもぶっとんだお話の方が断然イイ。
大久野島というウサギの楽園がある小島へ仕事で訪れた泰英は、白ウサギを追いかけるうち大きな穴に嵌って、気が付けば頭にうさ耳がついた人々が暮らすアナザーワールドに…
という、アリスインワンダーランド状態の始まりから爆笑でした!
そこに暮らす人々から泰英は「兎神」だと信じられてしまい崇め奉られ、その上、島を救うためにウサギの王である隆俊と毎日Hしなければならないと言われるのですが。
ウサギ関係の話のあれこれがパロディっぽくぎゅっと詰め込まれていて、それが大抵ウサギ族の大いなる誤解になってしまっているところが面白かったです。因幡の白ウサギからウサギの餅つきまで、笑えます。文化が違うので仕方ないよねと思う反面、あまりに歪曲された解釈で大爆笑。特にお腹が痛くなるほど笑ってしまったのが「おふくろの味」のところでした~!もう悶絶した。
そして、そんな誤解から生じる笑いを、必ずエロ方面に着地させるのが神業。
人前でうさ耳をさわるのはとても破廉恥なことらしいし、泰英がヒゲをそっただけでウサギ族は全員鼻血を出してしまいます…
笑いだけじゃなく、胸キュンも大量でした。隆俊は誠実で頼りがいある魅力的な男です。そんな彼のことを泰英はだんだん好きになっていくのですが、なにしろHから始まった関係。隆俊からは「島のために」と言われてしまい、落ち込む泰英に切なくさせられます。
ウサギの習性を見事に生かして、エロはハンパありません。かなり萌えました。
ラストはうるっとさせられましたしね。よかった…と心から思いました。
もちろん、シリーズ化ですよね?その後のラブラブ生活も知りたいし、隆俊の弟の秋芳も気になります。
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初読みの作家さんです。耳が生えているのでもふもふだろうと思って……。
最初っからぶっ飛ばした感じのお惚けBLで、斜め上行きすぎてます。
随所で吹き出してしまい、飲み物系口に入れながら読むと危険。
日本昔話のウサギ系をあっちからもこっちからも持ってきて、それが
また意味不明ななんだけど絶妙な具合に絡み合って味が出すぎてます。
心のすれ違いはもちろんのこと、生態系からしてすれ違ってます。
話は通じないのに妙にかみ合ってる……なんですか、この神技。
ある意味もの凄い筆力の作家さんではないかと思いました。
ただ気になったのが、文章中に『エッチ』と言い過ぎ。
一人称なんで、ものすごく耳に付くというか、一文の中に3回も4回も
エッチエッチ言ってると、ちょっと鬱陶しい。
終盤の詰め込み感も凄く、走りすぎてましたので、その2点さえ
気にならなければ★5つでした。
大久野島は学生時代近場で何度も船で渡った所なので、何だか
感慨深かったです。
無人島でウサギの楽園です。その楽園で太平洋戦争下、毒ガスが
作られ地図から消された島としても有名。
廃墟と楽園が同居する、長閑で綺麗な、でも少しうら寂しい感じの島。
作品世界にああ、あの辺ね、というのが思い浮かび、懐かしかったです。
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異世界トリップもの。とはいえ、どこか馴染みのある世界なので違和感をおぼえず文章に入っていける。恋心を自覚した泰英の心理描写にはぎゅっと心を締め付けられるようだった。
うさぎってことで性欲がすごい…ということで描写が多いんだけど、いやらしさを感じないというか、エロいんだけどかわいらしくて、心理描写と相まって萌えました。
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主人公がまったく自分が愛されているという発想に至らずもどかしい展開でした、読者としては絶対両思いってわかるのに!主人公はぜんぜん気づかない…。
しかしこの人の話ほんと面白いの多い。
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お腹抱えて笑いました。
いや、良いですね!
ウサ耳族の斜め上をいく発想!
受と攻の、エッチはするのにすれ違う所に、キュンキュンしました。
農産業の勉強をせっかくしたのですし、ぜひ続編をお願いします。
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ウサ耳ファンタジーもの。
まさかのウサ耳攻めとはww
間違った言い伝え?満載で笑わせてもらいました。
でもちょっぴり切ない部分もあって大満足の作品。
松雪先生の作品はサラッと読めちゃうところが好き♡
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松雪先生の可愛いくないファンタジーはスゴい!(褒め言葉)
この作品でウサ耳なのは精悍な美男子の攻めなんです。
でも全然可愛くないハズがなんだか妙に愛らしく思えてくるのがスゴい(笑)
ウサギの王国の文化とかもハチャメチャながらに徹底した世界観で楽しめます。
そして平々凡々な主人公がこの王国のしきたりに振り回されながら恋に落ちるのが物語の主軸です。
笑えるばかりかと思えばラブパートは切ないすれ違いなどもあって読みごたえのある1冊ですね☆
ウサギの習性に倣ってえちは多め。
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年中発情期の性欲マシン・兎族のパラレルワールドに迷いこんだ受け。
彫りの深いイケメンうさ耳たちの世界では、地味顔が神秘的であり、髭剃りがエロスであり、耳に触る行為が変態プレイであるという。あ、あと乳首は女性しかないらしいので、両性具有扱い笑。
勝手に兎神にさせられ、色々奉仕を受けさせられる。勿論受けは初体験wモブも無く皆好い人ばかりで終始安心して読めた。最高に萌えたけどちょっと受けの恋愛思考が枯れすぎで否定的だったのが残念かな~。
今回も痒い所に手が届く萌えでした。
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うさぎ族の王さま×カメラマン
アリスもどきに白ウサギを追って異世界に迷い込んだ受。
うさ耳をさわることの意味するところは?
とっても都合良い設定の国のファンタジーBL
なんだかんだ言っても面白かった。