紙の本
じりじり、じわじわ、とにかくじれったい!
2012/05/29 19:03
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンティーク&カフェの店員、上狛(攻め)と大学生の三矢(受け)のお話です。
この作品を一言で言うと三矢の大学生活の日常を丁寧に綴ったスローペースな作品、なのですが、
なんというかじれったすぎて読んでて途中眠くなってしまいました・・・
お話の比重が大学生活、それも三矢の演劇サークルがメインなので上狛の人間描写が物足りない!
上狛は三矢に出会って一年も手を出しません。えぇっ!もうびっくり。
いくらふしぎくんで腹黒だって三矢とのかかわりをもっと読みたかったですね。せっかくのカフェがもったいないなぁ。
その手を出されない三矢の一年間をつらつらと書き連ねてあります。分厚いです、今回。
最後はあまあまで上狛の豹変振りが際立ちましたが、そこに辿り着くまでが私、疲れてしまいました。
受けがぐるぐるしてじりじりしてじれったくて最後はハッピーエンド!がお好みの方には
かなりオススメできる作品だと思います。
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可愛らしいお話でした。あとがきで"恋"に焦点をと書かれていたので恋でグルグルしているお話ですけど、脇キャラの先輩や同期やらが盛り上げてというか茶々入れて楽しく読めたけれど、正直ちょっと物足りないかなっていうのあります。上狛が謎な存在なんです。博識な感じなのにカフェの店員でしかも28才で、いったい彼は何者なんでしょうか?そのあたりはこの恋愛には関係ないのか?それがとても気になったんです。実はSで腹黒っていうオチが好みなタイプでした。三矢はグルグルしながらも結構やる時はやると意外性があって良かったです。
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何と書けば良いのか分からない程あっけなく終わってしまい。。。
三矢が演劇のサークルで受けたいじめの質も面白くなかったですし、
エブリデイマジックというアンティークとカフェのお店も魅力に欠けていて。。。
お試しで付き合う事になったカフェ店員のハーフ上狛も惹かれるところがなくてと大好きな作家さんの作品なだけにこの残念な気持ちはどうしたらいいのでしょうか。
三矢は可愛らしかったですが。
好みに合わなかった、それだけなんですね、きっと。
崎谷先生の地元、鎌倉が舞台のお話なのにこれは相性が悪かったみたいです、私には。
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カフェ店員・上狛零士×大学生・赤野井三矢
これまでの崎谷氏の鎌倉物は、私のツボにぴったりはまってる作品ばかりなので、期待が大きすぎたのかもしれません。
お話は、普通に楽しめたのですが。
三矢の受けたいじめの後味の悪さ。
上狛のキャラ。
演劇サークル。
せっかくの鎌倉は観光案内か、地元穴場案内の様だし、舞台のカフェ&アンティークショップの良さが活かしきれてないような?
等々、私にとって魅力に欠けててお話に乗りきれません。
ホラー作家や劇団など、他作品がさりげなく出てくるあたり、ファン心理としてはニヤッって感じで嬉しいのですが。
全体に何につけ説明的な文章が多く、本筋がぼけてるんじゃ?
以前の作品では、もっとエピソードで状況を解らせたり、うまい伏線があったように思うのは私だけ?
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久しぶりの新作(描き下ろし?)だそうで。
ぶ厚い見た目に多少引いたものの、やはりこの作家さんはすごい!
次から次へとページを繰らずにはいられなくて・・・
久々に『読まされる』(もちろん悪い意味ではなく)という感覚を
味わいましたわ。
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攻め:上狛零士
受け:赤野井三矢
大学の演劇サークルで知り合った男に騙されて失恋したその日に知り合った上狛とお試しで付き合い始めた三矢。
1年経ってもそれらしい進展が無くて…。
恋に奥手、人生経験も無いようなそんな男の子の話。
大きな事件らしい事件もなく、ひたすら三矢のぐるぐるでのみ進む。
脇キャラ達がみんな個性溢れてて楽しかった。
一坂と夏木のカプとかどうかな?
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久々に読んだはるひん作。イライラするキャラもいないし、凄く楽しめて読めた。
受けの子ははるひん作品によくあるうじうじ感が少なくていい。ぐるぐる迷ってはいるけど、うじうじとは違う。やる時はやるし読んでいて頑張れーと応援したくなる。
攻めは私のツボだった。受けキャラ大好き溺愛っぷりが読んでいて頬がついにやけてしまう。
キスシーンやエッチシーンの描写もよかった。相変わらず受けの子はあんあん喘ぐけど変に思わず可愛いなって思えたのも良かったのかも。絵師さんもとても素敵で大満足。
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少し変わった攻めではあるけど、本文やあとがきにあるような不思議さんではなかったような。
甘やかしでムッツリ腹黒大好物なのでよいのですが。
あと、スピンオフに繋げる伏線バリバリでした。次はあの二人の話かなと。
それはそれで楽しみだけど、上狛さんの話はもう少し読みたいです。Sっぷり全開なとこを拝みたい。
崎谷さんは恋愛オンリーでない作品の時、家族仲がよくないとか他者からの嫌がらせとか、心のいたくなる作品が少なくないので、今回も少なからずあったにせよ、比較的心穏やかに読めた。
良策。そして絵師さんも素敵でした。
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なんだか珍しく刺激の少なく、ほんわかしたお話だったように思いますが、まるで、男の子の初恋、って感じがしました(年上でなんでも知っているひとが好きになるというのは、NLでもよくあるパターン)。自分的に特筆することがないので、☆3つ。でも、ほんわかいい気分にはなれますよ。
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最後まで、ハラハラ・ドキドキ・イライラすることなく、読めました。
ただ、読了後の感想としては、お腹はいっぱいにはなったけれども、味付けのしてない“おかゆ”をお腹いっぱいまで食べたような感じ。
だけど、お互いの気持ちが通じてからの攻のギャップはよかった。
そこからは“おじや(雑炊)”になったと思うけれど、“おじや(雑炊)”部分が少なかったように思う。
エロの部分ではなく…
なので、前半・中盤部分をもう少し短めにして、終盤部分以降のストーリーがさらにあったならば、もっと面白かったかなと思う。
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長かったけれど、その分たっぷり面白かったです♪初恋について考えさせられたり。「ミント~」と違って攻めキャラは好みが分れそうですが、脇が濃かったのでそれなりに楽しめました。脇キャラのスピンオフもぜひ書いて欲しい^^
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★3.4
しゅわしゅわあまーいお話でした~。久々に崎谷さんの作品読んだけど、やっぱさすがだなと思いました(笑)文章もガッツり読み応えあるし、えろもねっとり(爆)とにかく三矢のぐるぐるっぷりがすごかった、長かった~!でもこういうぐるぐるきらいじゃないので楽しく読みました♪
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厚さに慄きつつ読了。零士がすごく好きだ…(^///^)キャラとか雰囲気がとてもツボ。草食に見えてがっつり肉食だったり、穏やかそうに見えてSだったりなギャップにも大変萌えましたwまたイラストの零士がイメージぴったりで良い。
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大学生の赤野井三矢は、サークル仲間から好意を持ってると思わされぶりな態度をとられ、実際に三矢が泊まりの旅行に来るかどうかという、悪質な賭けの対象にされてしまう。
そのため、図らずも自分が男性に恋する性質であることを自覚してしまう。
そんな時にふと入ったカフェ『エブリデイ・マジック』で店員である・上狛零士に話を聞いてもらううちに泣き出してしまう。
そんな上狛から、唐突に「男が本当に大丈夫かどうか、お試しで付き合おう」と言われ、「恋人」として付き合うことになる。
それから一年、恋人であるはずの上狛に三矢は片想いし続けて……。
という話でした。
気持ちを自覚する前に「お試し」とはいえ、付き合ってしまった三矢は、だんだんと自分の気持ちが上狛に向いていき始める。
しかし、まだ10代のままの彼に対して手を伸ばすのはどうかと思い始めたこともあり、「ゆっくり待つよ」と言ったまま、上狛は三矢に手を出して来ない。
最初にすぐに手を出された時に、思わず拒否してしまったのが後をひいてしまっているのか、まったく手を出してこない。
自分が本当に上狛のことが好きなのか、そうでないのか……。
一度目の恋だと思ったものを無惨な形で終わらせることになってしまった三矢は自分は本当に上狛のことが好きなのか、上狛は本当に自分のことが好きなのか……思い悩むけれど……
という話でした。
恋に失敗した男の子に新しい彼氏ができて、思い切り甘やかされてだんだんと癒されていくけれど、恋人同士になって始まってしまった恋は、どうやってこの形を変えればいいのかがんじがらめ。
甘いだけの恋だと思ったら、時々酷く冷たいSな上狛に三矢は振り回されっぱなし……。
実際に一歩進んだら、ものすごーくエロエロですごかったです。
普段笑ってる人ほど、怒らせると怖いんだよね……という話でした。
タイトル通り「あまい」んですけど、それだけじゃない話がとっても面白かったです。
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悪ノリしたサークル仲間のせいで自分に自信を持てなくなってしまっている三矢。恋人のはずの上狛との関係が分からず、臆病になってしまっている。確かに、上狛は何を考えているのか分からないところはあるよな。とは思った。それでも三矢の臆病さは悲しくなってしまうけれど。沢山の人に大切にされているのに、あんな嫌な奴等のせいでなんて...。と。意地悪しながらもベタベタに甘やかしそうな上狛には、どんどん三矢を甘やかして欲しい。