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今までに読んだことがないタイプの本。自己啓発本よりもためになる。小説を読みたくなる。
「それほどの努力を、人は運という」この言葉を思い出せただけでも価値がある。
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見城徹さんの「編集者という病、は、読み始めたらやめられなかった。
角川で本の仕事をはじめて、幻冬舎を設立してすぐからたて続けにベストセラーを出している出版編集者とは知っていた。お寿司屋さんで何度かお見かけした事があったがお話はしたことはなかった。
すごい! の一言。自分が好きな感じる音楽家の本という読み物にしてだしたり、好きな作家にとことんつきあって、作品を一緒の気持ちで生み出したり、まさにカリスマである。
かかわり合った作家たち、出版界のこと、対談もおもしろいが、
まだ五十代後半の彼が、人生を語り、オンリーイエスタディー あとがきに代えて、のなかで沢山の友に感謝しているのがなんとも素敵だ。
「僕が生涯で勝手に恋した九人の女性たち。あななたちにほめられたくて、ごくはここまでやってこれたような気がします。この本をあたたたち九人と我が母に捧げます。とある。
そして、そのゲラ読みの途中で大きな事件がおきたという。
どんな事件が起きたのだろう、、、(と自分のことの重ねて考えてしまった一夜であった。)
それもオンリーイエスタディー として思い出す時が、やがて来る。とする感性。
へたな小説よりも、よりすばらし驚きの小説的な一冊であった。
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テレビで見城さんのことを知り興味を持ちこの本を読んでみたがこの人は只者ではない!氏の好きな言葉は「これほどの努力を、他人は運という」2007/5
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型破りで情熱家な著者、幻冬舎の社長の生き方は十分に伝わる。著名人との魂の果し合いのような対峙は、人と関わるという以上に、人に「賭ける」ことの重要性をこれでもかと示唆してくれる。ただ、一冊の本としては重複する箇所があまりに多く、食傷気味で胃もたれ感は否めない。また、強大な自我をアピールするだけで尊大な響きが止まない箇所も多く、貴重な逸話や教訓の色が褪せている。
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角川書店を退職して「幻冬舎」設立し、13年で13本のミリオンセラーを出した編集者、見城徹。
「作家は、自分の内部から滲み出る、やむにやまれぬ気持ちを作品化してる。
そんな本物の人たちの異常さは僕にはまるでない。
しかし、作家が苦しんで搾り出す作品に対して刺激を与え、限りなく続く暴走のための補助線を引いてやる。
偽者の僕にも本物のプロデュースは出来る。」
これを読んで、改めて編集者という仕事に強い憧れを抱いた。
見城さんと同じことはきっと出来ない。
けれど、自分が今まで感動し、助けられてきた、本に携われる仕事が私も出来たらいいな。
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体を張って仕事をする凄みがビシバシ伝わってくる自伝。興味を持った対象ととことん関わり「切り結んで」いく姿が印象的だ。藤巻幸夫著「人脈の教科書」の実践編としても読めると思う。
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幻冬舎の本をよく読んでいたので、見城さんに興味があった。尾崎豊との関わり方が圧巻で息がつまった重複する内容が多かったのが残念。
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なんてエキセントリックな人なんだろうって、勝手に椎名林檎を連想した。
「いつもクヨクヨ考えているから、いろんなことを用意周到に埋めることもできる」
「人は結局自分の持っている感情でしか人を推し量れない」
なるほど、と思った。
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「人の間」と書いて「人間」なんだから、人と関わり衝突しその先にある心がふるえるような想いをしなきゃ、何のための人生だか
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2008年3月ごろ。市立図書館で。
面白いんですけど。あとがきでも書かれてますし、事実再録本だから仕方ないとは思いますけどっ。
なんというか、ぐだぐだ。尾崎豊連呼が特にしんどかったです。連呼状態の方って、他にもいらっしゃるんですけどね。
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どこまでも熱い幻冬舎社長のエッセイ。
編集という仕事に抱くロマンと憧れと自負の念が行間からにじみ出る。
「筋金入りの不眠症」の彼が眠れぬ夜に見る夢は。
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見城徹氏の書き下ろしなのかと思っていたら、過去あちこちで掲載された文章がまとめられているだけだった。だから同じエピソードが何回も何回も何回も・・・これ同じ部分を削減したら半分以下の薄さになるんじゃない?ってくらいのしつこさ。だから読んでいてしんどかった。またこの話かって思っちゃう。あとがきでも書いてるけど・・もうちょっと何とかならないもんか。でもやっぱり幻冬舎の作品は実際面白いと思うし、見城徹氏の生き方には驚かされるし、安易な表現やけど、本当に凄い人。それにしてもFree&Easyが、そんなに見城さんのことが書いてあった雑誌とは知らなんだ。フツーのメンズファッション誌かと思ってた。
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角川書店から幻冬舎へ。さまざまなベストセラーを飛ばす筆者の著作で、前から読んでみたかった。が、中身は80年から06年まで、さまざまな媒体に発表したエッセイなどの再録本。まえがきの意気込みから、てっきり書き下ろしと思い込んでいた。すっかり本書も著者の戦略に乗せられ読まされた気がする。中身はかなりエピソードの重複ある半生記。終盤の対談を読めば、概略の主張や中身を理解できる。
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どこまでも我が道を主張するというか、…自己顕示とか何だかよく。興味深かったりする言葉も多かったけど、読み進めるのが結構大変だった。
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鬼気迫る。体当たり。すごいとしか言いようがない。
きちっと「自分の言葉」で語ろうとしている。
彼を駆り立てるのは、決して逃れることのできない孤独。
幻冬舎設立者、見城徹。
(notみしろてつ butけんじょうとおる)
「顰蹙は金を出してでも買え」
●追記●(2009/02/04)
余計なおせっかいを言わせていただくならば、
孤独から逃れようとして、
ますます孤独に向かっているかのような
印象を受けました。
自分がいつか死ぬという絶望と
うまく折り合いをつけて
生きるというのは
難しいことなのでしょうね。
偉業を成す人というのは
絶望から目を背けられない人
なのかもしれません。