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じんわり心に染みる話ばかりで、じっくり絵も字も楽しみながら味わいながら読んだ。
金沢のいとこがけっこういい味出してる。糸切屋さんに出会うシーンは、はっと息を呑む。こんなシーンが描けるなんてほんとにすごい。「立ちあがってたたみなさい 君の 悲嘆の地図を」胸に刺さる言葉だ。
そして「四月になれば彼女は」。時の流れは止められないのだな、ということと、変わっていかざるをえないことの、哀しみとやるせなさが胸に迫る。
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続巻。物凄く丁寧に登場人物たちが描かれた漫画だなあって思います。本当に登場人物たちがどこかに生きているみたいだなあ。四月になる前に彼女の進路も決まっているのでしょうがどうなるのかな?そしてよっちゃんと先輩の行方はどうなるのか。オアシスバカップル状態だったチカちゃんの所も波乱があるのか?
ちなみに方向音痴な従兄君可愛いな~ 糸さんもカッコイイ。
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一年半ぶりの新刊。あいかわらず心の襞を上手にすくってる。四姉妹の今後がますます楽しみ。
映画化もされることだし、それも是枝裕和監督で。こっちも思いっきり期待しちゃうもんね。
内容とは関係ないけど、残念だったのは本文用紙のグレードを下げたこと。斤量、紙厚とも下げるばかりか白色度まで落としてる。これはひどい。
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時間と位置、ね。さすがです。深い。単行本になるとき見越して一冊通しのテーマにしているのか、もしくはそんな意図すらなく自然に、なのだろうか。どちらにせよ、超絶技。
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はー、ひとつひとつの話が胸にしみる。
『立ちあがってたたみなさい 君の悲嘆の地図を』
なんて大人な中学生たちだろう。続きが気になる終わり方。
実写映画化はひたすら不安です。チカ役の夏帆ちゃんがどれだけ化けられるか、それとすずの演技がキモですな。サッカーどうするんだろう。。
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親に勧めたら親もファンになっちゃった一作。今回も素晴らしい。特に「肩越しの雨音」で風太の独白からシーン切り替わって、からの、スズちゃんか家で寛いでるシーンとか、、嘆息した。小津作品みたい。
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祝!映画化。2015年夏。
主演は長女・幸役、綾瀬はるかちゃん。
私のイメージとは違ってたけど、どんな幸ちゃんをみせてくれるか。
私の中ではこの漫画の主役って四女・すずちゃんなんだけど、映画は幸さん目線でいくのかな。
四姉妹ものって「細雪」っぽい。(全然お話は違うけど)
(レビューになってないね)
既刊同様、今回も珠玉のセリフいっぱい。
信金の坂下課長がいい仕事してます。
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進路の悩み。特殊な環境ゆえに、なかなか想像の難しい悩みだと思う。エピソード的には「地図にない場所」がよかった。
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今回も良かった(^^)d遺産相続、進学等々いろんな問題が出てくるけれど、この人達なら大丈夫だ!と安心して読める♪それに定番のアジフライの他、シフォンケーキ失敗版、梅の甘露煮など読んでて食べたくなるものも盛りだくさん(^q^)いろいろな意味で読み続けていきたい作品♪金沢での相続問題で「キレた」「別の人が(-.-)」の場面が好き(^^)
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待望の新刊。やっぱりいいです。台詞もいちいちしびれる。「立ちあがって畳みなさい、君の悲嘆の地図を」。映画化もある意味楽しみです。
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映画化か…。最近、漫画が原作の映画が多いけどどうなんだろう。
この本の普通さがいいのかな。普通の日常なんだけど、胸がキュンとするんだよね。
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海街daiaryの6巻「4月になれば彼女は」が出ました!
発売を心待ちにするコミックとは、私にしてはこのシリーズくらいであろうか。第1巻「蝉時雨のやむ頃」から次は!と読み続けています。
鎌倉を舞台とした、サッカー少女すずを中心とする人々の物語。コミックというより良質な小説を読んでいるようで、心の中の葛藤、伝えられない気持ち、少年たちのストレートな若さ、そして絶妙なボケとツッコミ。吉田秋生さん上手いなあ。
鎌倉の町は、本当に三方を山に囲まれ路地裏の道も細かいし、谷戸も行き止まりが多い。建長寺の裏手から続く山道は結構きついハイキングコース。迷い込むと「糸切屋」のアトリエにたどり着けるかもしれません。
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もう大好きで、楽しみに楽しみにしてた新作。期待通り良かったなあ~。
すずちゃん中心で、お姉さんたちのお話は少ないけれど、シャチ姉・よっちゃん・ちかちゃんそれぞれに少しずつ状況は変化している。直ちゃんという新顔も登場。一人ずつが丁寧に描かれているのがいいなあ。
ナースのアライさんは、今回も顔出しなし。もしかして最後までこのままかしらん。
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主要キャラ以外に、このストーリーに登場する人物って他の漫画に比べて凄く多いのではないでしょうか。普通ならその時点で話がとっ散らかってしまったり、薄味になりそうなものですが、逆に人間って大勢の人との繋がりの中で生きているんだなと、そして“すず”は両親との縁が薄くても孤独ではないんだなと改めて意識させてくれます。「地図にない場所」では“すず”は主役ではなく傍観者的な立ち位置ですが、それが何だか大人びた雰囲気で好きです。
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今回もすごくよかった。すずちゃんが色々なことに悩み、迷い始めた今回、いつも以上に風太の支えがすごくいいなと思った。風太がものすごくかっこよく思えた。タイトル通り、4月になれば彼女は、どうなるのかはわからないけれど、いつまでも変わらない二人でいてほしいなと思う。
幸はしっかりしてると思うけれど、佳乃のしっかりさもだんだん表に出てきた気がする。直人の新しい恋も今後出てくるのだろうか。すずの恋や進路だけではなく、幸や佳乃、チカの恋も今後が気になる。こんなにも色々な人の事情をやるのに、一本に話がまとまっていていつも深いなあと思う。