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前述の通り、ムスメが読んでいる本を読ませてもらったら面白かったので、まだ未読やった1巻を図書館で借りてきました・・・。
なんだろうこの本、ほんまに面白いから!!
コバルト世代でライトノベル好きのアラフォーの心をつかみすぎやろ!!
すでに2巻、3巻と読んでいるので、だいたいの筋は知っているけれども、やっぱり知りたいですやん、モモと矢神くんの出会い・・・。
なんとまあ、意外なくらい矢神くんが攻撃的やった。
いやいや、大量に襲ってくるゴのあの虫とか、蜂を足技で仕留めた挙句
「さっさとやれ」
と、モモちゃんに言うとか、そもそも背負い投げとか・・・っ!
モモちゃん本人もういうてるけど、ヒロインの扱いじゃなかった(笑)。べつに全然かまへんし、このままのノリのほうがよかったなァ・・・。
そこはこう、角川つばさ文庫、JSたちはやっぱりキュンを求めるのね・・・。3巻ではわかりやすく矢神くんがモモちゃんラブになっているので、なんちゅうかこう、
「主さま」
とかいうて膝をつくくせに、普段はモモちゃんをこき使うくらいの、こう、振り幅がある関係のほうが、オバチャンとしてはニヤニヤしちゃうかな。
キャラの心境を事細かに書いてくれなくても(書いてくれてもいいけどな)ある程度こちらで妄想イヤ想像しますんで、みたいな。笑
閑話休題、今回は矢神くんとモモちゃんの出会いよりも、モモちゃんとリオ、宇田川さんとの力関係がすんごい怖くて、一歩間違えたらいじめテーマになりかねないリアルさにぞーっとしたよ。
よかった、この先この三人がどんどん打ち解けてくれてて!
ちょっとした先入観とか嫉妬で仲ってこじれるけどさ、素直に接するのが一番だよね。
悔しいことは悔しいと当人へ面と向かって言えばわりとスッキリするし、相手の気持ちを想像して何もしないよりは、どんな簡単な言葉でも相手へ投げるほうが、関係は少しずつ進んでいく。
大人になるとわりとそのあたりのプライドというか、やり方がわかってくるので
「こじれる必要のないこじれ」
は、なくなるし、また反対にこじれたら二度と修復不可能にもなるけれど、ちょうどモモちゃんたちの世代って、それまでなら簡単に言えていたことが言えなくなる年頃なので、難しいやろうね。
・・・と、そんなんもどうでもエエねん(笑)。
当り前やけど、今までで一番「ミコトバヅカイ」と「文房師」の仕事についても語ってくれていて、面白かった。
文房具オタクの矢神くんとか・・・っ! たまらんわ。
またこのシリーズ、挿絵も好みやから、余計ね・・・。
矢神くんもモモちゃんもわりと制服での挿絵が多くてさ・・・。普段、ほとんどの小説に対して
「挿絵、不要・・・」(イメージが違っていたりするとその誤差を埋めるのに苦労するので)
と、思うのに、今回ばっかりは
矢神くんの私服を見せてくれー
とか思ってしまった(笑。3巻の合宿シーンで出てたっけ?)。
あと、千方先輩・・・。この後��うなったのか書かれてへんけど、2巻ではすでに学校に存在していないようなので、(今更やけど)マガツ鬼との対決も深刻やな・・・。
どうも千方先輩の家系とミコトバヅカイとの確執も深いみたいやし・・・。数百年にわたってアレコレあるみたいやから、番外編で過去の話とかあってもいいのになー!
もうそんなん、完全に大人向けやけどな(笑)。
それから、あとがきによると著者は角川ビーンズ文庫でも書いてはるみたい・・・。
読んでみたいなー。明らかに小学生向けのこの本と、角川ビーンズ文庫(・・・も、対象年齢は10代やろうけど)では若干違うのかな。カタカナの使い方とか、改行の仕方が違うのかな。どうなんやろ。
(角川つばさ文庫はカタカナと改行が多いなと思うので)(もちろん意図的なんやろうけど)
著者の大人向けも読みたい! ぜひ読みたい・・・!
若い子向けと大人向けの小説を同じ作家さんが書かはっても、文章が変わらない場合もあればスタイリッシュになってる場合もあって、それはそれぞれでどちらも好きです。
見せ方がたしょう違っても、その作家さんの世界観や表現はかわらないもんね。
ほんで結局、そこが好きなんやもの。
追いかけるのは大変やけど、まさかの小学生向け文庫から好きな作家さんが増えるとは。
あさのあつこ氏みたいに、一般向けでもどんどん作品を増やしていってほしいなー!!
(2016.11.19)
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とっつきにくい漢字を、超地味っ子が、イケメンと敵をやっつける!をポイントに、楽しく学べるよーにしたてあげた、萌えるポイント満載の小説、男子だけど好きらしい。
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・漢字の書きかえや、同じ読みの漢字がのっているので、良く感じが覚えられます。漢字クイズも楽しく解けます。
・この本は、いみをチェンジして、鬼を退治する話で「こんな漢字でこんな読み方ができるんだ」など、面白い大発見がここにたくさん書かれているのでいいと思いました。
・この本は、一人の女の子がパートナーの男の子と出会い「おに」をたのしていくお話です。途中、女の子(主さま)をパートナーがうばいあうところもあります。だけど女の子は、さいしょのパートナーをえらびました。わたしも大切な仲間をこれからも大切にしたいです。
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漢字の問題がでてくるから.ためになるし最初の矢神くんにひっこしそばをなげられたところがおもしろかったよ!!
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漢字を自由に操って、現実に作用する能力。
烏が襲ってきたら烏賊に変化させ、風の字を書いて風を起こし、それを敵に虫に変化させられたら、嵐にしてやり返す。
文字を足したり、部分的に足したり引いたり。
筆を使って能力を使うけど、引き算もできるというのが面白いね。
小中学生に向けた作品の題材としてはピッタリだよね、漢字。
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私が読んだのは、46ページほどの、ためし読みなんですけど、ためし読みだけで、とっても、面白い本だ、と、思いました。
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★★★★★
超~地味系女子のモモ。書道と漢字が趣味だけど、目立つことはキライだからそのことはヒミツ。
ある日、おとなりにひっこしてきたイケメン男子、矢神くんとの出会いで全てが一変!モモのことを「主(あるじ)さま」なんて呼ぶし、クラスメイトの様子もおかしい。得意の書道と漢字で悪いやつをやっつけろ!
シリーズあります。
(図書ボラ Y・S)
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モモちゃんは、地味系女子で、私が見たなかで主人公が地味系なのは、初めて見ました。あと、モモちゃんがリオちゃんと仲良くなって良かったなと思いました。モモちゃんは、矢神くんに初めてお役目のことを教えてもらってこんがらがっちゃたかな~と思ったけど、ちゃんとお役目を果たしてくれて、良いパートナーが出来たんじゃないかなっと思いました。
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へえ!そうなんだ、知らなかった!と
楽しみながら
漢字のことについて学べました。
挿絵もかわいいです。