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千葉君のつぶやきを見て読んでみた。「生物は記号論的に世界を解釈している高分子の集合体」「生物の進化で一番重要なのは,構造あるいはシステムを新しくつくる,あるいはつけくわえるということだが,我々の考えでは,それは恣意的に起こるとしか考えられない。」「恣意的に決まったルールは次の空間を縛る」なかなか奥深い。是非ドーキンスを対話して欲しい。
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ネオダーウィニズムの反例を挙げながら限界を明らかにしていく過程はとても勉強になる。色々な雑学に話が飛ぶのが反証の筋を追う上で戸惑うが。
後半の構造主義的進化論の導入は難しい。進化の内容を最も強く規定するものは生体のシステムである、という点が最大の主張か。
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[ 内容 ]
なぜ遺伝子操作で新生物を作れないのか?
なぜ同じ遺伝子が、ハエでは複眼を、哺乳類では単眼を出現させるのか?
ネオダーウィニズムでは説明不能な進化現象の数々。
プラトン、ラマルク、ダーウィン、メンデル、ドーキンス…。
進化論の系譜を再検証し、生物を記号論的に環境を解釈するシステムと定義することで、もう一つの進化論を構想する。
[ 目次 ]
プロローグ ダーウィニズムの限界
第1章 「進化論」の歴史―ダーウィニズム以前
第2章 ダーウィニズムとは何か
第3章 ネオダーウィニズムの発展
第4章 構造主義的アプローチ
第5章 構造主義進化論
エピローグ 科学の挑戦
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]