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ライム、サックスのシリーズ7作目。上・下巻一気読み。1作目のボーン・コレクターしか読んでいなかったので間の作品を読みたくなった。
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実力が拮抗し合う天才犯罪者と天才捜査官の頭脳戦、繰り返されるどんでん返し、意外な真相。ミステリを面白くする要素が十全につまっている。
だけど、これまでどの作家もなしえなかったようなミステリ史上に残るようなトリックがあったり、誰も観たことがないようなどんでん返しがあるわけではなく、むしろミステリの文法をすごく巧く使って、面白い小説に仕立て上げた優等生的作品だと感じた。ミステリを色々読んでいると、「よくできているなあ」とは思うが、それと同時に「どこかで観たことあるなあ」という既視感が付きまとう。
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もちろん、期待は裏切られなかった!ですよ。でも、やっぱりやり過ぎ感は残るなあ。せっかく緻密に組み立てられているのに・・・。二転三転するたびにリアルじゃなくなっていくんですよ。著者にとって本の厚さが敵でもあるな。読者は残りのページがあるとまだなにか仕掛けあると思うもの。
でも読後感は爽やかだったな。
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どんでん返し、どんでん返しの連続で、いささか無理があるなと感じたが、フィクションとして楽しめればいいかと思いなおす。
週刊ブックレビューで児玉清が著者にインタビューをしているのを見て、一度読んでみようと思った。
成程、児玉清は、ジェフリー・ディーヴァーの大ファンで、この本の解説も書いている。
登場人物は個性あふれ魅力的だ。
著者の別の作品も読んでみたいと思った。
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上下巻、読み切るのにけっこう時間がかかってしまいました。
上巻の感想にも書いたのですが、最初から犯人はほぼわかっちゃってるので、先へ先へ、という気持ちにならない。
さらに下巻ではほぼ半分あたりで「おや?」という展開になるので、そこから気持ちをつなげていくのが難しかったです。
帯に惹かれて買ったものの、思ったほどの感動はなかったです。
上巻にも書いたとおり、これは映像化して観た方が楽しめそう。
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前作が私的にはイマイチテンションの上がらない作品であったのに対し、今回はどんでん返しが続く極上の一品。
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「ボーンコレクター」のリンカーン・ライムシリーズ。
<ウォッチメイカー>と名乗る連続殺人犯が現れる。彼は、被害者を残忍な方法で殺し、現場にはアンティークの時計を残していた。
アメリアの父の話と、尋問のエキスパートの登場が印象的。
でもって、ラストに向かってたたみかけるどんでん返しがすごかった。
さすが、ディーヴァーです。
今までのシリーズで、なんだかんだとよーするにアメリアはファザコンなんだなと思ってたんだけど、それが生きてるというか、それゆえに苦悩する彼女が切ないです。
でも、彼女のパパは格好いいよなぁ。
所詮、アメリアの主観を通しての父親像なので、当然かもしれないけど、でも、やっぱり格好素敵な人です。
こういう所に、しかも誰かを通して、素敵な人物を描けるのが毎度すごいと思う。
そして、証拠だけが全てで尋問なんて、と思っていたライムの価値観を変えたキャサリン・ダンス。
彼女のバックボーンもきちんと描かれていて、今度は彼女の物語が読みたくなりました。
って、彼女のシリーズも出てるみたいですね。(「スリーピングドール」「ロードサイドクロス」)
文庫化が楽しみです。
安定した裏切りのない(ストーリーは二転三転しますが)面白さでした。
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下巻になって、話のつながりというところでは、読み通りの所と、予想してなかったところの両方が出てきて、面白かったです!
あとは、翻訳をしつつ、もう少し日本語の小説として上手く出来てたらなと素人ながらに感じました。
翻訳小説が苦手でない方には、お薦めの本です!
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先日、夫の友人が来タイ。その時、置いていってくれたのがジェフリー・ディーヴァーの【ウォッチメイカー】 。
ミステリーです。
海外ミステリーを読むのは久しぶりのこと。
一時期、シドニィシェルダンにはまっていたのですが・・・。それもかなり昔の話。
最近ではすっかりご無沙汰でした。
もともと翻訳本がちょっと苦手な私。その上、海外ミステリーには苦手なことがもう一つ。
それは登場人物が多くて名前が覚えられないこと。
多くの本の最初に『登場人物一覧』が掲載されていますが
本文の中ではフルネームで登場することもあれば、ファーストネームだけ、ラストネームだけのこともあったり・・・
しば~らく登場してなかったりすると・・・「誰だっけ?」
こんな感じなので、時々『登場人物一覧』を見ながらになってしまいます。
そんなこんなですっかり海外ミステリーから遠ざかっていますので、この本を読み始めてから知ったことですが・・・(笑)
この小説は【ボーン・コレクター】の続編でした。
ボーン・コレクターと言えばデンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー共演で映画化されていますよね。
四肢麻痺の元刑事リンカーン・ライムが事件を解決するサイコサスペンス。
リンンカーン・ライムシリーズ7作目の本作品ですが、前作を読んでいなくても大丈夫!面白い!!
ラストまでどんでん返しの連続!途中でやめられなくて上下2巻の長編を一気読み!
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犯人逮捕……「からの?」があるとわかっていてもなお豪勢でサービス満点。いたいた、あの母子。今回はデカいヒキを残して終わったなあ。
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どんでん返しにどんでん返し。スピード感も絶妙でした。ミステリー好きの方にはぜひ読んでいただきたいです。
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色々な事件が絡み合い、まさに大ドンデン返し。ライムチームでも一進一退となり、最後は捉えきれない!続く?!サックスの親父、カッコよすぎ!プラスキーも今後楽しみ。
ウォッチメイカーはシリーズ最強。
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あー、もう読みおわっちゃったよ、
本当はもうちょっと後のお楽しみで、とっておこうと思ったのに。
買って置いておいたら、我慢できなくて読んじゃった。
と久しぶりに思った本。
もとは、爆笑問題の太田さんが、「おっちょい」で絶賛していたので「いつか読みたい」と思い、これを読むためにこのシリーズに手をつけたのでした。
すっかりライムとサックス、そしてチームメンバーや協力者たちに魅了されてたどり着いたこの本。これだけ読んでも楽しいけれど、シリーズ順番に読むのがいいですね。
これでもかとひっくり返されて、目がまわる。
はやく次が文庫にやってこないかなぁ。
ああ、太田さんにお勧めされてよかった、TV越しですけど。
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物語が二転・三転どころか三転・四転と変わっていくところがすごい。今度こそ捕まっただろう、と思うのに、まんまと逃げきった天才犯罪者。
最初読み始めた時は「失敗だったかも」って思っちゃったけど、最後までドキドキしながら読むことができました^^
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いつもどおり、おもしろかった!いつもどおり、どんでん返しの連続、驚きの連続! ほんとに読者を楽しませるあの手この手が、という感じ。でも、たとえもうそういうどんでん返しがなくてもわたしはこのシリーズが大好きだと思う。謎解きだけじゃなくて、サックスや今回ならダンス、登場人物たちの個人的な葛藤や過去や背景が語られるのがすごくおもしろい。個人的にはどんでん返しよりもこっちのほうに惹かれるくらいかも。で、登場人物はみんな(悪役以外)ほんとにいい人たちで! だからいつも言うけど読後感もさわやかで。そして、ミステリだけど、すごくロマンティックだと思う。今回、「きみと私で」に何度、胸がキュンとしたことか(笑)。以下ちょっとネタバレ。今回、いちばん驚いたというかぞわっとしたのは、でもサリー・アンがだれかわかったとき。こわすぎる。ディーヴァーは悪人が悪すぎるというかこわすぎるような…。でも今回は犠牲者がいなくてよかった、ほっとした。