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リンカーン・ライムシリーズ8作目。
今回の事件をざっくり言うと、「(デジタルデータ、ビックデータと呼び名はさまざまだが)個人のすべての情報がどこかに蓄積されて、それを犯罪に使われると本当にお手上げ」というお話。
絵空事ではなく、現実がそこまで来てる感じがしてうすら寒い。個人の情報は個人で守れと言われても、もうどうしょうもないところまで来てるのかも……。と、ちょっと考えさせられる。
今回は犯人が見えない感じで書かれてるので、個人的にはいつもより楽しめた。
シーン毎のつなぎが映像的な感じがして場面展開がアメリカちっくだけど、この作品の映像化したのがみたいなぁ。
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上巻は少しダラダラした感があったが、下巻ではかなり疾走感があった。
意外な犯人に、どんでん返しの連続。
犯人と主人公たちの駆け引きがとても楽しい。
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データ、データ、データ、データ・・・・
なんでもかんでもカードで決済しないようにしよう
と思いました。
おもしろくて2日で読みました。
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“522号”を追う展開の他方、ライムが従兄弟と疎遠になってしまった経過等、本人の過去の物語が綴られるのも少し興味深い…
本作では、ライムが“ルーキー”と呼ぶ若い巡査、プラスキーが活躍する。プラスキー…気に入っている劇中人物なので、少し力が入った…
各種の個人情報を操って、様々な犯罪を繰り返す“522号”の暗躍と、それを追うライム達捜査陣という物語の他方…「“情報”が盲目的に信用されるようなことになっていないか?」とか、「“情報”に囚われて、真摯に人間と向き合っていない傾向は無いか?」とか、「安全や平和のため、何処まで“情報”は利用して差し支えないのか?」というような、何か「現代社会の少し大きなテーマ」を考える材料のような要素も在るように思った…
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システム開発や、データベースを
触ったことのある人なら
今回の犯人が、被害者に接触、犯行におよぶ
ことを「トランザクション」と呼んでることに
ニヤニヤしてしまう。
クレジットカード等の記録から
個人情報、趣向を読み取り殺人の罠にかけていく
凶悪犯が出てくる話
レベルは高いけど、上の下といった感じ。
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ややこしいテーマでも読みやすく常に面白いのはさすがディーヴァー流。シリーズ随一手口のいやらしい敵で、追い詰められる様が痛快。最後の1撃2撃はざまあ見ろだが、微細証拠物件の出番が渋かったのは少し物足りない。
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リンカーン・ライムシリーズ8作目。四肢麻痺で身動きの取れない元科学捜査官ライム。今回はデータが溢れる現代への不安を増幅させるテーマ。小説の評価とは別問題として技術の進化はそのとおりだが過剰な心配は都市伝説的。
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(上巻より)
しかし、何よりも気になったのは、ブラスキー刑事。
マロイ警部が殺されてしまったのもあり、
前作以上に殺されてしまったのではないかと、はらはらした。
怪我で済んで良かった。
あとは、情報を持ち出した方法が、手書きというのはちょっと。
さすがにそれでは、持ち出せる情報量が限られてしまうので、
「神」と呼ばれるほど全知全能にはなれないだろう。
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久しぶりに読んだライムシリーズ。
今が旬なテーマの事件、色々と勉強になりました。
つか、怖かったー……ほんとにシャレにならんわコレ。
相変わらず、え!?と思わせて、次の章でひっくり返すワザは健在。
むしろ今回の解説で、ディーヴァーの書き方を聞いて、これが一番の収穫だったかも。すごいわあ。
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このミス海外編2010年版5位。リンカーン・ライム シリーズ8作目。今回は、莫大な個人情報で世界を牛耳る企業に蓄積された情報の不正使用や改ざんより、他人に罪を負わす連続殺人犯との闘い。データセキュリティ管理やそれを破る方法が説明が長いんだけど何言ってるのか分からなくて苦痛。サックスが犯人と遭遇するのも唐突だし、これ誰だったっけという感じ。途中で一度、会話したあと逃げられたときも、その後関係者と面通すりゃすぐ犯人わかりそうなのに何もしないのも不自然だし。格闘シーンもよく理解できないところに唐突に予想外の人が登場してくるし、全体的に理解が追い付かず展開についていけませんでした。無駄な説明が飽きるほど続いたあと肝心のストーリーほとんど説明なしに急転する感じで感情移入とかも難しかった。
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久々にリンカーン・ライム作品。
どんでん返しはあんま感じなかったけど、ストーリー的には面白かった。
情報を簡単に操作されて、それによって身に覚えのない罪を着せられて、、、怖すぎる。
SSDが把握してたような個人に関するデータって、実際どのくらい集められてるんだろう。
急にQRコード払いとかスマホ決済が怖くなってくる、確かに現金払いがデータ的には最も残らないな。
パミーが出てきて、おぉ〜ってなってたら、最後の最後でまさかのウォッチメイカー!
リチャード・ローガンの事件は本筋とどう絡んでくるのかと思いながら読んでたけど、
そういう絡み方ね、楽しませてもらいました。
次はキャサリン・ダンスシリーズに手を出してみようかな。
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リンカーン・ライムシリーズ8作目。シリーズでは毎回違った悪役が出てくるが今度の犯人は世界最大のデータマイニング会社から盗んだ個人情報を武器にする。いわゆるビッグデータというやつだろうか。そんなものが犯罪に使われたらと思うとぞっとするが、データマイニング会社は個人情報をサーバーにため込んでいるという事に作中ではなっている。どんでん返しは「ウォッチメーカー」に比べると弱めだが個人的には好みな一冊。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou19108.html
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オミクロン株が猛威を振るい始めていますね
また図書館が閉まってしまいそうで戦々恐々です
というわけで謎解きの下巻です
なるほど〜やっぱ面白いな〜
ジェフリー・ディーヴァーはほんとに職人だわ
どんでん返し職人
それにしても今回の犯人はほんとに「恐い」と思いました
まあ現実にはいないだろうけど(と信じたい)
ネット社会いやデータ社会と言うべきか
ならではの凶悪犯で自分が被害者として選ばれたら?って考えたときのゾッとする感じがちょっと異質というか
震えましたね
なんというか巻末のおまけにもありましたが
「恐い」犯人を産み出す職人でもあるよな〜ジェフリー・ディーヴァーは
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久しぶりのジェフリー・ディーバー
面白いのはわかってたけど、なんとなく先延ばしにしてもう5年以上
ウォッチメーカー以来、かな
サックスとそんな関係になったんだったっけ
久しぶり過ぎて忘れてしまっている
2008年に書かれているが古さを感じない
面白かった!
次
キャサリン・ダンスにいくか
リンカーンにいくか
どうしようかな
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データマイニングという言葉は初めて聞きました。
なかなか興味深い内容でした。
犯人は殺し屋ではないですが、ある意味最強ではないでしょうか。