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理想と現実とのギャップに直面したとき、現実を受け入れられずに自分の思惑に他人を従わせようとするのは幼児性が抜けてないから。この本を読んで「困った人もいるもんだ。私は違うけど」と思ったら、あなたこそきっと「プライドが高くて迷惑な人」ですよ。
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特別扱いされて当然、と思い込む人たち。幼児的な万能感を許す親や消費社会で生まれる。被害が少なくて済む対応方法。自戒のチェックポイント。
科学的、根本的というより、世の中あるあるレベル、ため息つきつつの経験談。
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プライドの高い人への対処方法が書かれた本。対策本の一面もあるが、自分がそうならないように警告を発してくれいるようにも思える。対処法が書いてあるならば、どう言う人が問題かその特徴も書かれており、色々なプライドの高い人がいるものだと再発見。よく読んでいくと世の中のややこしい人はみんなプライドが高いことが影響しているのではないかと思ってしまう。
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■マニック・ディフェンス(躁的防衛)
■拒絶過敏症 ~打たれ弱さ
■自尊心は,「経験によって強化された全能感」,対象「リビドーの満足」,「幼児期のナルシシズムの残滓」から生まれる
■「健全」な自尊心を持つことができず,大人になっても幼児的な万能感を引きずっているのが「プライドが高くて迷惑な人」の本質。
■「プライドが高くて迷惑な人」の3タイプ
・自慢称賛型 ・特権意識型 ・操作支配型
■第一に幸福な人間は決して空想しない。空想するのは不満な人間だけである。満たされなかった願望こそ空想を生み出す原動力であって,空想というものはどれもこれも,願望充足であり,人を満足させてくれない現実の修正を意味しているのである。(フロイト)
■「満たされなかった願望」を投影した自己愛的イメージを現実の自分と錯覚して,自分自身を過大評価しがちである。その結果,不平不満を並べ立てるとか,怒りっぽくなるという弊害が出てくる。
■問題は,親のナルシシズムの投影である幼児的な万能感を引きずったまま成長する子供が最近増えていること。幼児的な万能感を丸出しにすると,人間関係がぎすぎすして本人も周囲も困るので,かつては,家庭,学校,社会の中で自己愛的イメージを徐々に断念させて,現実の自分を受け入れさせる「身の程を知る」ようにさせるシステムが働いていた。
■「幼児性がいつまでも強く残り,『母』の乳房を求め続け,いい歳になってもそれが与えられないと,国,政治,会社,学校に対し,駄々をこねる」人が増えた。(会田雄次「決断の条件」)
■スルースキル(鈍感力)
■「プライドが高くて迷惑な人」になるか,ならないかの分岐点は,「経験によって強化された全能感」若しくは「対象リビドーの満足」を大人になってから持てるように経験を積み重ねたり,良好なな人間関係を築いたりすることができるかどうかに尽きる。
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前作の”他人を攻撃せずにはいられない人”の著書でこちらの方が売れているようなので読んでみた。なるほど、プライドが高いとは、幼児期の万能性からきているとは、なかなか面白い指摘。結局はそのような相手には真正面から対応せず、相手を持ち上げながら目的を達する手段をとる。確かに、その方法が一番有効かもしれない。
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文字通り、自己愛製人格障害とも言うべき人たちを取り上げた一冊。
誰しもプライドはあるし、それを完全に捨て去るのは難しいけれど、それを持ちすぎると自他共に苦しむということがよくわかった。
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2015.12読了。
学部時代に読んだ加藤諦三『言いたいことが言えない人ー「恥ずかしがり屋の深層心理」』(2006年1月、PHP研究所)を読み直している時にたまたま見つけた本。
自分自身がプライドばかり高くて迷惑な人ではないかと思い、この本を買ったと思う。
『言いたいことが言えない人』と共通して自分に当てはまると思ったことは、自信がないことの裏返しで自分を大きく見せようとしているところが少なからずあるという点である。
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今現在自分が関わっている人でこのような人は居ないけれど、実際こういう面倒な人は沢山いるらしい。こういう人には何か聞かれても『取り調べで尋問されているわけではないのだから、きちんと正確に答える義務はない』くらいの割り切った気持ちで居た方が厄介ごとに巻き込まれなくていいそう。対処法としては関わらないこと、返答にユーモアのセンスを発揮することのようだ。
プライドの高さは幼少期の万能性が抜けないことによるものらしい。親の育て方が悪かったのか?
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これを読んでるお前も気をつけろよ、ということでしょうか。
異常な人間の見本市のように楽しめる、と思っていたら、論旨が真面目な方向に向かっていく。
読み進める意欲をなくすような構成が個人的にはツラかった。
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マニックディフェンスや自己愛についての一冊。PHPらしいようで、らしくない部分もあって面白い。プライドが高い人への対応の指南書でもあり、自分自身を見つめ直すための本でもあってかなり読める内容。
ただし他の著書でもそうなのだけど、冒頭で「プライドが高くて迷惑な人が増えている」というのが、実際の数字なりで表すことなく事実として最後まで進んでしまうのは困ったものです。
これ「テレビでそう言ってた」でそれを事実として進めてしまうノリと同じように思える。考えて自分で判断して行動する人には向かないだろうに。こういうところの甘さがきになる一冊。「読んでおけ」とは思うけど。
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本文中にキーワードが繰り返されるので分かりやすい。
事例は若干オーバーラップしているような気がする。
・経験によって強化された全能感
・対象リビドーの満足
にゆがみがあったり不足している人間は
・幼児期のナルシシズムの残滓
に頼り自尊心を支えている
このような心理構造を説明している。
そして幼児的な万能感は
親自身の「蘇生した」ナルシシズムの投影でもある、
という説明が身に染みた。
芥川龍之介の言う「(子供に対する)利己心のない愛は必ずしも子どもの養育に最も適したものではない。この愛の子供に与える影響は 少なくとも影響の大半は暴君にするか弱者にするかである」
はまさに今の時代を言い当てているものだなと思った。
最後のページに筆者からの処方箋がある。
いつでも心に留めておきたいシンプルな処方箋。
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精神科医が書いた、ありがちな内容の本である。実際には本書に書かれているような人は周りにおらず、自分自身もそこまでひどいとは思わないので大丈夫かな。ラ・ロシュフコーなる人物の文言がやたらと引用されているのが気になった。最後に原書の書名をあげていたが、どうなんだろう?
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『あなたが今いる場所で、地道な努力を続けて自然に認められるようになるのが、「プライドが高くて迷惑な人」にならないための最善の方法なのである。』
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プライドが高くて、迷惑な人に自分がならないように、そして、そのような人への対策!が書かれています。
周りに迷惑な人がいて、悩んでる人は、ぜひ読んでみてください。
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色々あり、読んでみました。
迷惑かけられてると思いこんでるだけで、もしかして迷惑かけてるのが自分?
と、不安になってきて確認したくなりました。
大丈夫でした(笑)
読みやすかったし、別の本も読んでみたくなりました。