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2014/6/30
812||オ (5階言語)
「高飛車」「おしどり夫婦」「分水嶺」「くわばらくわばら」「図星」、
「ぶっきらぼう」「ぐれる」「銀ブラ」「指南」「醍醐味」「タニマチ」「三行半」など
各巻40の言葉の 由来を写真で紹介。
ばかばかしくも壮大な写真集。
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いいんじゃない!こういう本!普通に使いつつ、実は分かっていなかった言い回しの語源を綺麗な写真と共に説明。素敵なカフェなどでパラパラとめくりたい一冊というところか。阿漕、几帳面、図星、蓼食う虫、羽目を外す、埒が明かない、などなど語源を知ってますか?単なる説明文で無く、写真にしたところがとても良し!必見!
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日本語の語彙が増える楽しみ
日本語を意図的に学習することって少ない気がしますね。本書はその手助けになります。
日本語の語彙を増やすことは、日本の文化、歴史、地理、政治経済に目を配ることと同じような気がいますね。
是非シリーズ化してほしいです。
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「阿吽」から「埒」までの40のコトバを、美麗な写真と合わせて紹介。「阿漕」「分水嶺」「引っぱりだこ」など、さまざまなコトバの意味や語源も理解しやすく、見ていて楽しい一冊でした。「灯台」にも納得!
丁寧に作られた感もステキです。
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語源を写真で表現する。わかりやすくて面白い。記憶術の一つとしてイメージ法があるが、それを楽しく表現したもの。続編も借りてみたくなる。
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教科書を出版する東京書籍から(私の場合は数学だった)。
かしこまった堅苦しい本だと思った人にこそ、読んでいただきたい!
芸能界一の「おしどり夫婦」
この夏は受験の「天王山」
危険ドラッグの規制は「いたちごっこ」が続いている
なんて、テレビや雑誌、新聞などのメディアでも聞く言葉。
でも、それって、みたことありますか?
もちろん、意味もわかっていますか?
いや、以外と知らないものだ。
さて、そんな慣用句、一体元になったものとはどんなもの?
いたちごっこはイタチがくるくると自分の尻尾を追い回していると思ったがそうではないようだ。
勝負服は競馬由来で、競艇は枠で色が決められているとは(かけごとはしないので知らなかった)!
昔職場で賭け事は一通りやっておけ、と言われたものだが、今になって理解できる。
もちろんほどほどに。
贔屓とは、か、亀?!
写真も面白いし、由来も面白い。
由来については諸説あるものもあるが、百聞は一見に如かず。
日常にあったものが言葉の由来だと思うと、見逃している隣の「あれ」がとても興味深いものに見えては来ないだろうか。
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面白い。書籍というパッケージを使い切っている。視覚で言葉を認識する際の一瞬の爽快感はこのカタチでないと味わえない。
スルーしても困りはしない本だけど、存在を知っていて読まないのはもったいない。評価は是非現物を一冊パラパラとめくってから。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/photo_9784487807871_01.html e-honに立ち読みがあった。
著者のブログもあるんだけれど、本を見る前にそっちを見てしまうのは多分もったいない。そういう「書籍」であることに意味がある本だと思う。
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ベーゴマの”ベー”って何?
おしどり夫婦って本当に仲良し?
色々な言葉の元となった姿を写真に撮って説明した写真本。
写真で見ると確かに分かり易いですね。
灯台の元は本当に暗かったことがくっきり分かるし、
馬の口輪がアップで見ると本当に窮屈そうで、たしかにこれを取ったら”羽目を外し”たくなるよなあとか、
表紙の”引っ張りだこ”で、干したこを作る様子、として微笑ましいと思っていたら「古来では刑罰である磔の異名」とも描かれていて、ちょっと”うわあ”な気分にもなったり。
台所を”お勝手”というのが、「昔は女性が自由に使えるのが台所だけだったから」という説明に歴史を感じたり、
蓼食う虫も好き好き の蓼で「鮎蓼を作ったらおいしかった!」というが、私は蓼を食したことがないのでネットで作り方を調べてみたり。
山から流れた水が日本海と太平洋に注ぐものに分かれる”分水嶺”の写真は、ちょっと感動だった。
贔屓というのが”重いものを背負うのが好きな亀に似た中国の伝説の生き物”とは全く知りませんでした。
良い男の語源である”イナセ”は出世魚で、オボコ⇒スバシリ⇒イナ⇒ボラ⇒トドとなるんだが、”イナセな男”が行きつくと”トドのつまり”になっちゃう…というのは妙に物寂しさも。(初心な娘さんを”オボコ”というのは偶然?もしこれが語源なら、オボコな子供がイナセに成長しトドのつまりに…ってますます物悲しい/笑)
言葉には色々説があるということで、自分の認識と違ったものもありました。
まじない?言葉の”くわばらくわばら”は、菅原道真の領土の桑原で、「ここはあなたの領地だから雷落とさないでね」かと思っていたのだが、他にも「雷神を井戸に閉じ込めた」とか諸説あるんですね。
”阿漕”とは「河を渡すときに高額を要求する船頭の名前」だとむかし聞いた覚えがあるのでそうだと思ってました。芥川龍之介「偸盗」にも阿漕という女性が出てくるので、この名前は女性名なのか男性名なのか?と疑問だったんです。しかしどうやら言葉の語源としては”阿漕ヶ浦”だということで。長年の勘違いが解消(ーOー;)
作者とカメラマンが実に楽しそうで、
瓜二つっていうから胡瓜を切ってみたけどそんなにそっくりじゃないじゃん!とか、
”試金石”を通販購入したら7350円だった!とか、
”頭隠して尻隠さず”の写真を撮る為に、雉が草むらに頭だけ突っ込むのを待ったぞ!とか、
愉しみつつ拘りつつで実に楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
続編も出ているようですが、本編解説でカメラマンが「”目白押し”のために(鳥の)メジロが並んでいる所を写真に撮りたかったけれど撮れなかった」「海峡と外海の”瀬戸際”が撮れなかった」などと書いていますが、メジロの並んだ写真や、水の分かれ目は撮れたのかな?
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様々な言葉の語源を、実際に写真で見ることができます。
「折り紙付き」の「折り紙」とか。
「灯台下暗し」の「灯台」とか。
音で聞いて想像するものと、実際のものが違うものも結構ある。
失われつつあるものも多いので、こうして実物を確かめることができるのは素晴らしいですね。
「いたちごっこ」があんなものだとは知らなかった。
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[墨田区図書館]
同じ著者コンビの、「目でみることばのずかん」がとても良かったので、そこから検索して借りてきた前作7冊の一冊。
ただ、この7冊は小さいけれど180ページくらいある分厚い辞書チックな本で、、いわば大人の雑学書的なつくり??
いきなりこの本を子どもにどうぞ、とするのは少し厳しいかもしてないので、やはり上著を最初に知って良かった!あの本を読んで面白いと思った後なら、この本に出てくる絵がそれぞれの表紙などにも出ている(というかあの本の方が、これら7冊からの抜粋本だから)し、子どもでも興味深く眺められるはず。
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おかべたかしさん(写真:山出高士さん)の「目でみることば」2013.2発行です。阿漕、互角、図星など40の言葉の由来を写真で紹介し、解説を加えたものです。写真付きで言葉を覚えると、親しみは倍加し、言葉自体の懐も広がりますね。知らなかったり、勘違いしてた言葉もあり楽しく学ぶことができました。「うだつが上がらない」「折り紙付き」「几帳面」「金字塔」灯台下暮し」「とどのつまり」「引っ張りだこ」などがエントリーしています。
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阿漕、几帳面が実在する。
意外と知らない
表紙は引っ張りだこ
勝負服は競馬から
図星は弓の的
勝手口も弓道から。
羽目を外すは馬の「はみ」
贔屓は、碑文の下の亀みたいなやつ
目白押しの撮影は難しい
互角は一頭の牛の左右の角がほぼ等しいから。
うだつは建物説を採用。
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表紙の写真 タコ、凧、のしタコ、干しタコ 〜 引っ張りだこ!?
なかをパラパラと見ると面白そうで、一気に全部読んでしまいました。
この本に登場する「ことば」には、自分でもたまに使うことも少しはあるし、聞いたり読んだりすることもあって、馴染みがあります。
意味や使い方は なんとなく知っているけれど ホントのところは知らない・・・。
本書には、その本来の意味が関連する写真とともに載っています。
あとがきにも書かれているように 写真がきれいで デザインにもセンスがあって、すごく楽しい本です。
続編があるので、読むつもり!
2016/08/10 図書館で見つけて読み始め、一気に読み終わる。
目でみることば
内容と著者は
内容 :
「阿吽の呼吸」「うだつが上がらない」「几帳面」「蓼食う虫も好き好き」「とどのつまり」「埒が明かない」など、40のことばの由来となったものを写真で紹介。言葉の詳しい解説と関連情報も掲載。
著者 :
おかべたかし/文:1972年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務を経て、編集者、ライター、脚本家。
山出高士/写真:1970年三重県生まれ。フリーランスカメラマン。雑誌媒体のほか、ポスターも手がける。
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「阿吽」「うだつがあがらない」「試金石」「引っ張りだこ」など、しばしば聞く言葉たち。
意味もなんとなく、わかっている。
でも、語源は知らない。
そんなことば40の由来となったモノを撮影して解説している本。
「几帳面」が一番意外だったなー。
今度探そう(笑)
さらっと読めるので、ぜひ読んでみてください(笑)
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書店をぶらぶらしている中で目に留まった作品。写真だけパラパラ眺めても楽しいし、慣れ親しんだ言葉たちの、本当の姿が見えてくるのも面白い。サラッと読み通せるけど、満足度は高し。