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喜多川先生の作品、どれも大好きだなぁ。
大事にして行きたい言葉も、考え方も詰まっていて周りにおすすめしたい1冊。
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ジーンとくる言葉が沢山でした。
誰もが自分の人生の主人公で、そこに関わった人にも自分の物語があって、といった具合に短編がリンクしていく作品。最後まで読んでから再び最初に戻って読みたくなります。
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作者の伝えたいことが壮大で、構成まで一生懸命考えた姿勢に感銘を受けました。
どれもほろっとしてしまう良いお話。
大切なことに気付かされる方も多いのではないでしょうか。
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働くとは、人を幸せにすること
人を喜ばせることで、お金以外の大切なものも手に入る
これは学びが大きかった
この小説は、ぐるぐると全部の話が続いていて、この展開も凄く面白かった
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一見短編集のようだが、
ひとつの物語で主人公に「教え・気づき」を与えてくれたキャラが、次の物語では主人公となりその「教え・気づき」をえたきっかけの物語と続いて……という連鎖の物語。
「教え・気づき」が自己啓発っぽいが、それはそれでためになるし面白い。
「教え・気づき」としては、お金を得る量は人を幸せにした量という考え。確かに自分の周囲の人にしか影響を与えない人と、アップルやWindowsなど世界に影響を与える人では得る金は異なる。トップに近づくほど給与は高くなる。だけど、介護や看護など人対人の影響を与える範囲が狭い人の給与が少ない一因でもあって……それでいいのかなあ、とも思う。皆が皆、開発やサービス業ではないのだから。そんなことを考えさせられた。
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短編がいくつか描かれていて、その一つ一つのストーリーが前後のストーリーに繋がっている。
まさに、One world "ひとつの世界"が描かれている。
人の人生は、人との出逢いによって変えられることがある。
そして、その誰かは 他の誰かによって変えてもらった過去を持つ者かもしれない。
自分の過去を振り返り、あの人も誰かに影響されたんだろうか。と考えさせられる内容でした。
読み手の読むタイミングによって、刺さる章が変わってくるので、毎年読むのも良いかも!と感じました。
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40代になって、人の親になって喜多川さんの本が心に響く。自分が成し遂げたいこともありつつ、次の世代に残したいことも。どう残していくか、難しいからこういう本を息子たちに読ませたい。
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「偶然出会った人からのアドバイスや、何気ない人の言葉や行動が、他人の人生に大きな影響を与えている。そしてそれはめぐっていく。
諦めずに頑張っている人の姿は、その結果に関係なく、周囲の人の光になる。
いずれ出会う人にたくさん与える事ができるように、自分の持ち物を増やす。そのために、たくさんの本を読んでおく。」
わかるわー(´∀`)
ハッとさせられたのは、「来た時よりも美しく」の、人生バージョン。こんなふうに考えた事はなかったな。とても良い。自分の人生観に組込みたい。
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現在、2周目。
1周目では気づかなかったつながりが見えてきます。どの話も素晴らしかったけど、留学生が言った言葉「好きだから大切にするのではなく、大切にするから、好きになる」
かなり心に響きました。
誰もが物語の主役であり、脇役である。
小さな出来事が他の人の気持ちを大きく変えるキッカケになることも多々ある。
1人では生きていないということを改めて感じる本でした。
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喜多川さんの作品はいつも読んだあとハッピーな気持ちになるので大好きです
いい人との出会いで学びがあり、幸せなときの優しい行動が周りにも影響したり優しさって伝染していくんだなってほんと思いました
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全ての世界は繋がっている。
その世界で私はどんな物語の主人公として、同時に脇役として生きたいのか?
子供達に伝えたい考え方。
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読みやすかったです。なんとなく説教くさいと思ってしまったけど。やはり 大事なひとに読んでみたらと勧めたくなる。
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世界も人もどこかで繋がっている。
人生の主役は自分だが、誰かの脇役になった時、
わたしは誰かの糧になれているだろうか。
一瞬の出会いでも誰かの心に残るような生き方ができる人でありたい。
物語も繋がっている。
ユニフォーム
言葉を選ぶ。褒める視点で。褒める言葉はパワーを与えられる。
この物語ですてきな有馬監督は次の物語で新人バイト。
ルームサービス
働くとは。『どうせやるなら』
自分にできることで、誰かを幸せにする行為が、働くということ。自分にできることを増やしたり、深めたりすることで、誰かを幸せにする深みが変わってくる。
この物語の素敵な紳士、安達はチェックアウトした時には、来た時と同じように部屋を綺麗にして出る。来た時よりも美しく。
安達さんは次の物語の父親。
卒業アルバム
息子の卒業式。初めて息子に関わって参加。
アルバムには若い担任教員江川真由先生からのメッセージが。
来た時よりも美しく。父親は感銘を受け生き方を変えようと思えた。
人は、素晴らしい出会いによって、何度でも生まれ変わることができる。
次の物語で江川先生が主役。
ホワイトバレンタイン
雪のホワイトバレンタインデー。彼と別れる。
バスで涙してしまう。車内で出会う女性と年配の男性から心を頂く。また年配の男性からは花束と言葉を。
苦悩に出会うたびに、これがあったから今の幸せがあるって断言できる未来にしなければって思った。泣いてもいいから笑っていなされ。
この真由さんがバスの運転手にとった行動がかっこ良すぎる。
先程の年配の男性は次の物語の脇役。
超能力彼氏
同じものを見ていても、人が見えない世界をたくさん見える人間になりたい。本を読んでいる人はかっこいい。と敦史は言う。
予定どおりに行かないことってたくさんあると思う。それを楽しむのが人生だと思っている。何が起こるかわからない人生を、一緒に楽しまない?
このプロポーズをしたとき、隣にいたのが年配の男性。人生一度くらいは女房に花を買ってあげないとと思ったと。
敦史は次の物語の就活生。
ラッキーボーイ
就活の話。ラッキーボーイだと思っていた宮本は、そうなるべき行動を起こせる人だった。
大学を好きになろうと思ったから掃除をした。自分が心から大切にしているものは、大好きになるんだと教わったという。
考えられない偶然の出会いは、今この瞬間だって起きている。その時に相手にあげられる何かを持っている人でありたいといつも思っていて、いろんな本を読んでいる。
敦史も掃除をはじめることにした。
宮本は次の物語のアルバイト。
夢の国
適当な理由をつけてアルバイトを辞めようとしている宮本。中国からの留学生張にも挨拶をする。
その時に日本の素晴らしさと自分の居場所を大切にする事を教わる。
店長の中井からは、見えない心をみるには、その人の行動を見ればわかると教わる。
逃げない生き方として、まずは大学のゴミ拾いを実行にうつすことになる。
留学生の張さんが次の物語の主人公。
「どうぞ」
張さんは祖父の代から日本の文化や素晴らしさに感銘を受けていた。日本に来てみて、その常識、清潔感、色々な所で素晴らしさを感じた。
電車に乗ると、隣の高校生が老人に席を譲っていた。覚えたての初めて使った言葉「どうぞ」を言った時、張さんは日本人の心だったと思う。
隣の席の高校生は次の物語では主人公。
恋の力
安田は隣の席の娘が好きだ。話したい、付き合いたい。欲は深くなる。付き合えた時、テンションが上がっていて、電車で目の前にいる老女に席を譲った。近所の素敵な喫茶店は、友達の母親の店だった。
この本は初めましてのはずが、この最後の喫茶店の物語を知っている気がした。不思議。
この喫茶店の友達の母は黒木さん。ユニフォームに、その名前が出てくる。何度もループ読み出来そうで、パラパラと読み返した。
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ごめんなさい、ちょっと無理でしたって感じの話でした。自己啓発も含めた良い話を繋いでいって、最後に伏線回収という流れなのですが、ある程度の読書量のある人ならカラクリ丸見えだし、宗教的にも感じてしまいました。穿った見方かもしれないので、とてもためになったと感じた人にはごめんなさい。
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誰もが人生の主人公でありながら、誰かにとっては主要な登場人物や脇役だったりする。
ほんの些細なことでも誰かの人生に影響を与えていたり、与えられたりすることが日常に溢れている。
ただ誠実に毎日を過ごすだけでも生きている意味があるように思えて、心が軽くなりました。
一番印象に残ったのは留学生の張さんが感じた日本人のすごさ。
接客態度のレベルの高さ、並んでいたけど電車で高齢者に席を譲る若者、高齢者が降りた後も周りの人が若者のために当然のように空いた席に座らない光景。日常的で気づかなかったけれど、言われてみれば確かにと思える日本人のすごさを張さんから教わり、誇らしいし嬉しいし、日本に生まれたことが幸せに思えた。