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大好きな一夏に近づこうと雪也ががんばってるんですけど、そのためにか雪也の暴走が増えてます。
お部屋での勉強とかクリスマスとかバレンタインデーとか。
バレンタインデーのあの態度はいけませんね。
バレンタインデーがなんなのか知らなくても、一夏がくれたもので、しかも手作りだったら素直にもらっとかないと。
で、後半驚きの事実が。
一夏が実は一回死んでるとは予想外でした。
なるほど。
だからどっちかと結婚って話になるんだね。
一夏と雪也をくっつけようとしてた凍冴が、つい自分でもいっかって感じでアプローチしてきたし、花見の件はちょっと嫌かなぁ。あれぐらいで暴走しないで欲しいって、ちょっと思いました。
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キミは弟が片想いしてる女の子。僕の役目は、見守ること・・・。それ以上、望んじゃいけない。僕は多分、いや、確実に、弟にコンプレックスを抱いてる。圧倒的に強い力を持つ、雪也に。でも、兄貴だから、強い振りをしなければいけない。弟が恋に右往左往してるのを、上からニヤニヤしていなければいけない。恋なんかに、溺れないふりをしなければならない。本当は僕だって■■だけど。この感情を封印しなければ。理論的には、僕が一夏ちゃんと結婚したっていいはずだとか。僕が一夏ちゃんを守ったっていいはずだとか。そんな考え、持っちゃいけない。恋が降り積もる!サイキックロマンス第3巻!!
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キミは弟が片想いしてる女の子。
僕の役目は、見守ること・・・
僕は多分、いや、確実に、
弟にコンプレックスを抱いてる。
圧倒的に強い力を持つ、雪也に。
でも、兄貴だから、
強い振りをしなければいけない。
弟が恋に右住左住してるのを、
上からニヤニヤしていなければいけない。
恋なんかに、溺れないふりをしなければならない。
本当は僕だって■■だけど。
この感情を封印しなければ。
理論的には、僕が一夏ちゃんと結婚したっていいはずだとか。
僕が一夏ちゃんを守ったっていいはずだとか。
そんな考え、持っちゃいけない。
それ以上、望んじゃいけない・・・
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いやー、こりゃまいったね。
その世界にどっぷりと入ってしまうログイン型の私としては
久々にこっちの世界(現実)に戻ってこれなくなるほど
魂もってかれました。
藤間せんせいには
以前他の作品でも魂をもっていかれたことがあって
ほんと恐るべし藤間ワールドです。
だからと言って
皆が皆、魂をもっていかれるかと言うと
たぶん「そうでは無い」と思うのです。
じゃあ私はいったい何にそんなに惹かれるのか。
それは冒頭に記した
「キミは弟が片想いしている女の子」
から始まる独白にあります。
これは兄・凍冴(とうご)が
ずっと胸の内に秘めてきた想いなのです。
基本笑顔キープのポーカーフェイス。
器用な立ち振る舞いで女の子にも優しい。
そんな兄の凍冴はどちらかというと一歩引いて
二人を見守る存在でした。
一夏にちょっかいは出すものの
基本チャラいので本気とも思えず
むしろ兄として
弟の雪也をたきつけるためにやっているような印象。
私のなかではすでに
「にぎやかし要員」
の烙印を押されてしまっていたのです。
そんなチャラいにぎやかし要員が、
ここへきて急にそんな切ない胸の内を明かすなんて
悶 き ゅ ん す ぎ る・・・!
実は以前にも藤間せんせいの作品で
「僕はキスで嘘をつく」
というとても大好きな作品があって
やはりこちらもちょっといじわるなポーカーフェイスキャラが
終盤で胸の内を明かす独白シーンがあって
もうほんとうに大好きでした。
前作の「黎明のアルカナ」でも
大きな闇と重い愛を抱えたポーカーフェイスキャラが
最期の最期で心の内を明かす独白シーンがあって
もう息をするの忘れるぐらい切なくなりました。
つまり私は藤間せんせいが描く
ポーカーフェイスこじらせ男子が
その仮面の裏側に密かに隠す
心の闇や嫉妬や想いを独白するシーンが
とてつもなく大好きなのです。
絵、キャラはもちろん、
独白での言葉のチョイス、表現、間合いなど
たぶん全てがツボな���だと思います。
そしてこの漫画のポーカーフェイスこじらせ男子である
凍冴が今回、はじめてポーカーフェイスが崩れてしまうようなことを
いろいろやらかしてしまったため
甘く切ない「三角関係」という名の駅に向かって
引き返すことのできない恋の列車が走りだしてしまいました。
兄についてたくさん書いてしまいましたが
弟は弟でこれまた可愛いのです。
まずツンデレは標準装備。
ツン5デレ5の王道のツンデレ具合に
麗しさすら感じます。
そして感情が昂ぶると
自分の持つ強力な氷の力を制御できなくなってしまって
一夏を傷つけたり悲しい顔をさせてしまう自分を
とても情けなくて悔しく思っていて
雪男なんかに生まれなきゃよかったと
ポロポロと「氷の涙」を流すのです。
ちょっともうね、
男の子からポロポロ流れ落ちる涙が氷だなんて
素敵すぎるファンタジー設定に胸が震えましたよ!
氷の涙にこんなに悶えれる自分がいたなんて
なんだか新境地にたどり着いた気分です。
そして今巻では凍冴だけでなく
この雪也の独白形式で進んでゆく回もあり
(そこでこの氷の涙も登場するのですが)
もう可愛くて切ないという
全く違ったベクトルを持つ「きゅん」が一気に押し寄せてきて悶絶の応酬がとてつもなかったです。
今作の「ロッカメルト」は
以前の藤間せんせいの作品に比べて
描き込みがシンプルといいますか、全体的に白めといいますか
セリフもそんなに多くはなくて
実は少し物足りなさを感じていたのですが
ここへきて
そのシンプルさによってさらに際立つ美しい描写やセリフ、
またセリフがなく表情だけで描かれる心理描写は
その表情の奥にある想いを読み取りたくなってしまう欲に掻き立てられて
何度も読み返してしまいます。
セリフがあるところ(独白)もご褒美。
セリフがないところもご褒美。
藤間ワールド、恐るべしです。
今回はラストでついに一夏への想いが溢れてしまった雪也。
これまで恋のフラグはほとんど立ててこなかった一夏ですが
これによって少しずつ意識し始めていくのでしょうか。
そうなってくると凍冴も
だまってニヤニヤしてるなんてできないでしょうし
あぁ・・・ほんとうに楽しみすぎます・・・!
ブログでもう少し詳しく感想を書いております。
宜しかったらお立ち寄りくださいませ^^
http://oshirukomoe.jugem.jp/?eid=1413
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お兄ちゃんがただひたすらにかわいい3巻です。
お兄ちゃんだけが唯一覚えている過去ですか…。そういう立場はつらいですよね。騙し続けていた自分の気持ちに気づいたお兄ちゃんかわいい!!!!!!!
こっから本格的に兄弟のvsが見られるのかな。アツくなってきました!!
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ぎゃあ。何てところで終わっちゃうんだぁ。
ついにツンデレ系黒髪美少年妖怪が自分の気持ちを認めてしまったぁ。
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雪也が自分の初恋を思い出したらそのまま一夏を好きになっちゃうところから。自分のお兄ちゃんの近さにイライラして羨んで可愛い。笹野くんあんまり出てこないなぁ。クリスマスプレゼントに下着だよって教えるお兄ちゃん意地悪だなーと思いつつ兄弟の関係がなんか微笑ましかった。とりあえず今回は雪也の暴走が多々あった。あと雪也って泣き虫だよね。男の子の涙って引くと思ってたけどわりと平気だった。一夏と雪女の妖力の関係。雪女がわざわざ息子を派遣させてまで命を繋ぎとめてあげるのはなんでなんだろ。お兄ちゃんが自分でも自覚してなかった内に秘めてる気持ちが溢れ出してきちゃってて面白い。本格的な三角関係始まるかな。お兄ちゃん自分で気持ちを認めても身を引きそうだからな。