投稿元:
レビューを見る
香りをテーマにした日常ミステリ。
勝れる宝、が一番面白かった。
全体的に散漫な印象。キャラに感情移入する前に登場人物がどんどん増えて、話ごとに事件が起こる場所もひとも雰囲気も違って、落ち着かない。啓太が使い捨てキャラだとは思わなかった(笑)先生も何のために出たのかなって思った。すごく好きな雰囲気なのに惜しい。
投稿元:
レビューを見る
2016/1/20e-honで購入。
匂いという基本の感覚の不思議。
香道の少しのウンチクとラブコメディ。
投稿元:
レビューを見る
いろいろな香りを嗅ぎ分けることができる主人公・結月。香りから料理に何が使われているかわかるとか、以前そんな特殊能力を持った人の話は聞いたことがありましたが、物語として読むのは初めてで、大変面白く読ませていただきました。
食材を言い当ててる部分とか想像ただけでお腹が空いちゃいました。
香道の跡取り・千尋は香りに関する知識が豊富でへー!と感心する雑学的な多かったです。香道に関してはさっぱりわからないけど私もアロマオイルを集めていたりするので香りを想像する楽しみもありました。3話のお話でしたが続きとかないのかな??千尋のお父さんの話とか従兄弟の隆平の話とかもっと詳しく!っとちょっと物足りない。
1話目の恋文が好き。そうだろうなと思いつつもそういう方法もあるんだと女心に響きました。
H28.3.12
投稿元:
レビューを見る
記憶に繋がる香りって結構あります。
思い出と一緒によみがえる香りが多いほどいろんな経験してきたのだと気付かされます。
ただ想像してみたけど群青色の香りが素敵なイメージだけしかわからないのが悔しい。
これからその域に達していける経験したいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
(内容)
犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。 そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。 人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されていく。香水、精油、そして香木……。初めて耳を傾けた香りは、何より饒舌に秘密を語っていた。 「目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない」──人々が香りに託した様々な想いを読み解いていく、ほのかなアロマミステリー!
投稿元:
レビューを見る
全体的に香りにまつわるミステリーなので、読んでいる最中、「これってどんな香りだったっけ?」となる。そこも楽しめると、この本は物語としても、香りとしても楽しめると思う。
香りに詳しくなくても、結月は食べ物が好きなひとなので食べ物にたとえたりしてくれるため、ある程度は楽しめる作品。
投稿元:
レビューを見る
試香
一炉:初恋
秋山結月
啓太
神門千尋
二炉:勝れる宝
結月
神門千尋
隆平
東水寺海棠
三炉:君を想う
結月
神門千尋
隆平
愛美
杏奈
香、満ちる
投稿元:
レビューを見る
新しめの作品かと思いきや、そうでも無かったみたい。ということは、続編は出てないのかな?
主要人物や街の情景など、これで舞台設定が整ったかな、ここから本編開始かな、という読後の印象だったので、続編出てないならちょっと惜しいなぁ。
香りっていうテーマ、興味深いのだけど。
投稿元:
レビューを見る
異常なほどの嗅覚を持つ女子大生が香道家の跡取り息子と”香り”を鍵に謎を明らかにしていくライトミステリー。
3つのエピソードが語られるが、どれも結構切ない。
とくに最初の話は他の話がハッピーエンドに落ち着くのに対して、この話はもはや手放しのハッピーエンドにはなりえない喪失感があって胸が痛い。けれどそれだけに個人的には一番好きなお話。
これは作者の作品としてはかなり初期のものなので、伏線の貼り方とか語り口が少し弱い気がする。
あと主人公と御曹司との間に恋愛要素がほとんどないのは個人的には残念だ^^ 続巻があれば、そういう展開もあったのかな?
投稿元:
レビューを見る
ヒロインの特殊能力が凄い割に、そんなに生かし切れてない中途半端感が有って
あとがきで迷走したと有って、成程と思った
投稿元:
レビューを見る
香りをテーマにしたミステリー。ミステリーにからめた愛情あふれるドラマが繰り広げられる。
香りをテーマに、というのが真新しく、またあまりメジャーではない香道の文化にも触れられる面白い物語。
作中、香りを表現する際に風景に例えられる、しかもその風景描写が精緻なもので目の前にその光景が広がっているかのように感じることができた。
香りを風景で捉える新鮮さ、そして豊かな文章表現。興味を惹かれる心安らぐ作品。
投稿元:
レビューを見る
香りにまつわる3篇の連作短編。
『目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない』
香りを聴くというのは綺麗だな