紙の本
いかにもな
2019/11/10 16:38
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
出会うべき人に出会うべくして出会って展開していく、いかにもな展開ですね。
出会った人は特別な経歴の持ち主で。
おばあさんが幼稚園児の孫に言う言葉が難しすぎ。
しかも、それを大学生になってからもずっと覚えてるって。
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香りの話をからめつつ、日常の謎を解くタイプの
ストーリーだった。3個の話は、それぞれ独立の謎が
絡んでいるけど、それぞれが温かみのある話に
なっていて、そのあたりが良かった。
続編があったら、読んでみたいかと思う。
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■ほのかに香る謎を紐解くアロマミステリー
犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されていく。香水、精油、そして香木……。初めて耳を傾けた香りは、何より饒舌に秘密を語っていた。「目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない」──人々が香りに託した様々な想いを読み解いていく、ほのかなアロマミステリー!
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香りを聞く。香りから連想した風景や色を言葉にする。きっと自分でやったら難しい。でも、この本では、文字として読んでいるだけでなんとなくだけど、香ってくる様な気がする。
香りっていろんな表現ができて、素材が植物だからこそ、花言葉などとも紐づける事ができる。
香りが楽しいと思えるライトな小説。
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ジャケ買いだったけど、なかなかに。
香りの表現は難しいよなあと思った。私が気にするのは、「におい」は嫌なもの、「かおり」は好きなものに使いたいなあってことくらい。
自分は嗅覚を働かせていたかなあと思った。ちょっと日常の香りを気にしてみようかと思う。
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香りの描写が豊かで読んでいて心地よい。香道とミステリがうまいこと連動している。続編が出るなら読みたいなー。
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20140427
香道家が出てくるなんて珍しいなと思って手に取りました。
うーん、好きな話なのになー、なんだか。
続きありきの話なのかな。
ならば続きも読みたいところ。
呆然、愕然という言葉が多くて、ちょっと閉口。
とてもショック受けたってことはわかるんだけれども。
会話の装飾は綺麗で素敵だったし、食べ物は美味しそうだったし、登場人物も書き分けがわかりやすくて、それは良かった。背景設定はイマイチ、かな。
香道って武家もめっちゃやってたけど、そこは”お話”だから、公家のものとしてある、ってことなのかな。それはちょっとうーん、どうとらえていいかわからないけど、私の好みではなかったのかも。
しかし、主人公の嗅覚の凄さをメインにすればよかったのになぁなんて。いかに香りを表現するかの話になってしまったような。難しいねー、蘊蓄と共存させるのは。いっそのこと捨て置けたらよかったのかもしれない。
個人的に。
一話目、主人公の友人の幼なじみの話、は謎解きにおいてもすごく良いのに、なんだか微妙。
二話目、結婚祝いにふさわしいお寺の香木を決める話、は、解決の切り口はいいんだけど、結論?みたいなのが微妙。
三話目、主人公の年下の友人がトラブルになった話、は、友情ってなんなんだろうって別の意味で考えた。
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香道に触れたことのある身としては、香道を扱ったお話って珍しいな~と思わず手に取った一冊。
遺された香りのメッセージを紐解き、目に見えない真実へと誘う、、、というコンセプトはとても面白いアプローチだと思うのですけれど、人物や背景等些かちぐはぐ感は否めない。
続編ありきなのかな?
ただ、作中で語られる香りについてのあれこれは、香道に関しては勿論のこと、アロマや香水等身近にある様々な香りを分かりやすい語り口で扱っているので楽しめます。
余談ですが、作中にチラッと出てきた日曜家族ドラマ『野菜デカ』が少々気になります(笑)
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すっかり流行りになった素人探偵もののバリエーション。
香道という目の付け所はいいですが、登場人物の構成は陳腐すぎるかな。
香りに関するウンチクは浅いものだし、布石も単純なのですぐに結末が予想できますが、文章が上手なので軽く読むには充分でしょう。
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残すところ後一章。その時点での感想です。
久しぶりに読書出来ました(笑)
それが緊急入院という…。
安静のため、する事がないので買ってきてもらいました。
なかなか美味しそうな内容です。主人公が食べるの大好きな女の子で、話の中に食べ物が出てきます。
基本は香りなので、その話につながっていくのですが、やっぱりお腹の空く話な気がします(笑)
今よく目にする日常のミステリーのお話だなぁと読んでいて思いました。
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香りにまつわるお話、ミステリ仕立てとのことで気になって購入。
男女のバディもの、一方は専門家並みの知識を持ち、一方は素人というのは最近の流行なんだろうと思う。
ストーリーとしては明解でテンポ良く読めたのがよかったなあと。
ただ、香りをテーマにした小説なら、もっと深い何か専門的なことが関わってくる方が良かったのではと思うのは私だけではないはず。ライトノベルとして、香りの世界を覗く入門としては丁度良いように思う。
現在続刊がないようだが、続刊が出るならば今後の展開次第ではもっと面白くなるのではないかなと思う。
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香り探偵。食べ物の匂い・アロマ・お香、いろいろあって面白い。教授が面白そうなキャラだからもっと出てほしい。シリーズじゃないのかな?
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相変わらずじーんとさせる。特に第1話はうるうるきた。
もともと香りに興味があり、香道を習ってみたいなーって思っていたから楽しんで読めた。
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神様の御用人からの作家読みです。もうちょっと続きが読みたいです。ちょっと不完全燃焼気味。香道は知っていたのですが、やっぱり一般的ではないので、知らない部分も多く、香道の嗜みや味わいかたがわかって面白かったです。「香、満ちました」って言葉もいいですね。どのお話もじーんときました。
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作者読み.作者には珍しい?ミステリで素人探偵もの.
相変わらず軽く読みやすいのだけど,「犬並みの嗅覚をもつ行動的なヒロイン」と「香りに深い知識をもつ安楽椅子探偵」のようなはっきりとしたステレオタイプでもよかったように思う.ちょっと人間関係が希薄で物足りず,ヒロインは狂言回し気味なポジションにも感じる.
レーベル的に続編はなさそうだけど,ちょっと惜しい作品なので先が読みたい作品.