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文庫化を待つ、どころか
発売日直後に購入してしまったけれど、
面白かったー!!
悔いなし。
阿部和重氏との完全合作とのことだけれど、
伊坂色強くてすごく自然に楽しめました。
阿部和重さんの作品も近いうちに読んでみたいな。
ざっくり言うと、2人で村上(春樹)病に立ち向かう話ってわけですね。
なるほどなるほど。
まぁ、その設定は置いといても
子供の頃に、ヒーローに憧れた記憶があるならきっと、誰しも共感できるだろう物語。
合作なのに、それを忘れさせるぐらいに1つの物語として完成されていてすごい。
それゆえに、どういう過程をたどって創り上げられたかにとても興味が湧きます。
ただ、あえて言うなら、
いつも(の伊坂作品)よりは少し伏線が少なかったかな。
あとラストの大団円のおざなり感がちょっぴり気になると言えば気になるか。
でも、相葉時之には陣内・響野キャラがしっかり見られるし、
伊坂作品特有のフレーズの繰り返しも活きてる。
物語の疾走感も良かった!
願わくば、もうちょっとトランザムに活躍して欲しかったけれど、目立ちすぎて無理よね(笑)
この作品も再読待ちのかなり前の方に置いておかねば。
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読み終わって、「ふぉーーぉ!!」となった。結構長いからというのもあるけど、読み応えがあって「読み切ってやったぜ!」感があったように思う。
大好きな伊坂幸太郎と阿部和重の合作ということで、心躍らせて読み始めた。
どこが伊坂幸太郎で、どこが阿部和重なのかわかるかな…と探りながら読んだのだが、ところどころこれは阿部さん、これは伊坂さんだなとわかるところがあってファンとして嬉しかった。全体的に考えると伊坂幸太郎っぽいなと思う。
でも人の首が吹っ飛んでくるところとか、絶対に伊坂幸太郎の小説では出てこない様な残虐なシーンはきっと阿部さんが書いたんだろうな…まさか頭じゃないだろうなと思ったけど、結構衝撃的なシーンでした。
インタビューで言ってたけど、あまり女性向けではないかもしれない。イヌが女性も楽しめるように登場したと知って、そんな役割を果たしていたとは思わなかったし、読んでいてうぇーってシーン多かった印象だから(伊坂幸太郎の小説ではそんなにないから、免疫がすくないのかもしれないけど)。現実感が少ないのもさみしい。
男の熱い友情や、どんどん先が気になる疾走感があるので、おもしろかった。
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エンタメ小説で話の筋としては伊坂さん寄りの作品だった印象。ムラカミ菌・村上病というのがキーワードで、著者の二人が対談で語っていたように村上春樹を意識しているのかな、と思ったけど、どういうポイントで対峙したのかは不明でした。またマイケル・チミノ監督作品の『サンダーボルト』は絶対に絡めてくると思ったけど、やはりでしたね。
とにかくエンターテイメントとして面白かったですし、合作の違和感も感じませんでした。阿部和重×伊坂幸太郎っていう名前には負けてるかな、期待値高すぎるからっていうのはありますけど。それこそ本当に村上春樹を倒すんだっていうような何か新しいものってわけではなかったので。面白かったですけど、そんなの当たり前ですもんね。阿部和重伊坂幸太郎ですもんね。しかしまあ四年も一緒にやって気心も知れたでしょうし、本作で「面白いものは作れるんだぞ」っていう証明もされたわけですから、是非、次はすべるかもしれないぐらいの日本文学界未踏の地にあるような冒険作・野心作を読んでみたいです。もう一回ぐらいやってくれないかなぁ。。
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二人の友情に感動した その二人を助ける脇役にも!
最後ウイルスを金庫の中に閉じ込めたのは予想出来なかった。 でもなにか一気読みする程集中出来なかった。
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買ってしまった……。
誘惑に負けた。
早く読みたい。ワクワクワク。
読了。
リアルな風景が頭に浮かぶと、臨場感倍増。
かなり楽しめた。
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ゴールデンスランバーを彷彿とする良作!
てので、私的キャスト。
相葉時之 瑛太/井ノ原 岡田将生/桃沢瞳 吹石一恵
過去の伊坂幸太郎映画を参考にしつつ好みで。
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井ノ原と相葉という何処かのアイドルグループのメンバーと同じ名前の幼馴染み二人がひょんな所で遭遇し、金ほしさの行動が、結果として世界の危機を防ぐお話し。
都合がいいところが多分にあるが、テンポよく最後まで飽きさせない展開だった。
役に立つかは別だがホルモンの働きの話は面白かった。
仙台の影のドンは富田林さんかと思ったら筒井さんもいたらしい。
とにかく丸く収まったのが喜ばしい。
鳴神戦隊サンダーボルトのテーマはキーとなっていたが、今回は実在の音楽がでて来なかった。共著だからか…。
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伊坂さんと阿部さんの合作。「キャプテンサンダーボルト」です。
Bookliveの半額チケットメールが来たので、誉田さんの姫川新刊と迷って、こちらを購入。
阿部さんの著書は読んだことがないので、判別できませんが、いかにも伊坂風な展開です。銀行も襲撃します。(笑)
小気味良いテンポで進んでいく、エンタメ的なストーリーに引き込まれ、どっちが書いた章だか分からなくなったりしつつ、おおいに楽しませて貰いました。
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冒頭───
ガイノイド脂肪に注目しろ!
女の体が目に入ると、特に胸元が見えると、男の脳の扁桃体と視床下部では即座にその指令が出る。
やだ隅田さん、わたしの胸見てたでしょ。桃沢瞳はワンピースの開いた胸元を手のひらで隠し、横にいる隅田周一に微笑みかけたが、笑顔の奥では男の脳の単純な働きについて考えていた。
女の胸や尻、太腿を構成するガイノイド脂肪は女性特有のもので、男の脳の欲望中枢はそれが気になって仕方がない。ある性科学研究書に、そんな説が書かれている。
──────
今、図書館の閲覧席でこのレビューを書いているのだが、私の席から一つ空いた左隣の席で小学生の女の子が漢字の書き取りの勉強をしている。
小学生が一生懸命勉強している姿を見ると、気持ちが穏やかになるものだ。
ちら見しながら、「勉強がんばるんだよ」と心の中で優しく声をかけている。
ま、それはともかく、この阿部和重と伊坂光太郎の共作として巷で話題をさらっている「キャプテンサンダーボルト」。
伊坂氏の地元仙台では、ずっと売り上げ一位を独走している。
本屋に行ってもいちばん目立つところにどかんと平積みされている。
で、私の率直な感想を言えば、それほどの感慨を抱く作品ではなかった。
面白いことは面白い。
ブクログのレビューでもかなりの高評価を得ているようだ。
エンタメ度は抜群で、読者を引っ張り込むのは間違いない。
しかしながら私には、最近のパニックサスペンスにアクションが加わった乱造されているハリウッド映画の小説版にしか思えなかった。
物語の舞台は蔵王山麓や宮城県や山形県、阿部氏にとっても伊坂氏にとっても、そして私にとっても身近な場所だ。
蔵王のお釜、仙台西道路、西公園、青葉山トンネルなど見知った地名が随所に出てきて、その辺りの様子が鮮明に浮かんでくる。
楽天のマー君の無失点記録に関する会話なども盛り込まれ、地元の人間にとっては、興味深い展開が続く。
それはいいのだが───。
第二次大戦の終了間際、東京大空襲の日に蔵王に向かい墜落したとされる謎のB29爆撃機。
それは偶然だったのか、何か目的があったのか?
村上病とは何なのか?
テレビのヒーロー番組「鳴神戦隊サンダーボルト」の映画版は何故にお蔵入りになったのか?
五色沼の水にはいったいどんな価値があるのか?
銀髪の謎の怪人の正体は? その目的は?
と、読者をひきつける要素は、これでもかと言うほどてんこ盛りだ。
でもなあ───。
ここまで来ると、やりすぎじゃないのという感が否めないのだ。
あまりにもエンタメ度を意識し過ぎて、読みながら、お腹いっぱいです、もう十分という気分になるのだ。
後半の結末も、ある程度予想の範囲内だったし。
阿部、伊坂のコラボというより、伊坂作品のエンタメ度が前面に出過ぎたように思う。
何度も言うが、確かに面白いことは面白いのだけれどね。
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伊坂幸太郎と阿部和重の完全合作書き下ろし。
双方共に自分の世界を保持する大人気作家だけに、合作という実験が
どう転ぶか注目されていた。おかげで前評判は異様に高く、僕も発売
を知った瞬間に速攻で予約。この3日間でずっと読み続けた。
・・・いやぁ、かなり凄い話。
そもそも速読な僕が、500ページ読破に3日間もかかったのは、
調べ物をせずには居られなかったから。作中には歴史的な事件や実在
する人物名や団体が多々登場し、リアルなのかフィクションなのか
解らなくなる瞬間が多々。印象的な描写が出てくる度に事実を確かめ
たくなってしまうのだから、もちろんスリリングで面白い。そして、
ある意味では厄介でもある。
そして、実験結果は「良好」と判断する。
僕は完全なる伊坂フリークであり、阿部和重という作家の作品は殆ど
読んだ事が無かったのだが、いつもの伊坂作品とは少し違った緊張感を
全編で感じられただけでも実験は大成功。ドキドキするだけでなく、
シニカルこの上ないユーモアも、読んでいて思わずニヤっとしてしまう。
両作家、おそらくお互いに手抜き一切無し。さながら、名勝負数え唄
時代の藤波vs長州を観た時のような、すばらしい感覚を味あわせていた
だいた。
かなりの大作。これは絶対に読んでおいた方が良い、と太鼓判。
Kindle版も出ているので、お好きな方をオススメ。繰り返す。凄いよ、コレ。
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阿部和重さんの本は読んだことないのですか、伊坂幸太郎さん感ともちょっと違う感じが合作なんだろうなぁと。
すぐにでも映画化されそうです。ただ主人公が、「相葉」と「井ノ原」なのでどうしても国民的アイドルさんたちの顔が…ちらついて…イメージは全然違うのになぁ。
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おもしろかったー!
ええ、意外に、逆転はあるんです。どんなことにも、思ったよりも。諦めさえしなければ♪
阿部さんの作品は読んだことないけど、伊坂作品として読んだとしても、まったく違和感なし。
あまりの違和感のなさに、これ、ホントに交互にとかで書き分けてるのか?と調べてみたら、まったくの合作ということで納得。それにしてもすごい!お二人が書きたくて書き上げた作品とのことで読者冥利に尽きますw
伊坂さんは震災の後、もう書くのをやめようと思った、というお話しは、想像するだけで泣きたくなる。
私は、震災のあと、ちょっと本が読めなくて、しばらくして手に取って読んだのが伊坂さんの作品で、伊坂ワールドに浸れて、とても救われたので、伊坂さんが作家を続けていてくれて、この作品を生み出したかったおかげだったのかもと、阿部さんと気が合って、また新しいこの小説にも出会えて、ホントにホントによかったなぁと思いました♪
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伊坂節全開。阿部成分はどこにあるのだろうかと思うほど。序盤の引きはいいのだが結局は田舎のチンピラが右往左往しているだけという話
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凄い時間かかってやっと読み終えた(笑)
間に他のことやってたから、本を読む時間がなかなかとれなくて、でも最後の方は一気に読んじゃったわ。
後半面白くてハラハラしました。
たまたま録画していたアニメ映画がちょうど終戦辺りの時代背景だったのと、あちこちで読んでいたのが東京大空襲の頃だったので、なんという偶然かと。
今でもというより、最近はもっとテロが身近になってきて、こんな兵器使われたら敵わないなぁ。
あの二人ギリギリで間にあって良かったよぉ~
「偉い人たちは正直、僕たち国民のことしか考えてねぇからな」拍手喝采(*^^)//。・:*:・゚'★。・:*:♪・゚'☆パチパチ
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ドキドキしながら一気に読み終えました。
馴染みのある場所が舞台になるのも好き。
映画化されてもいい作品でした。
阿部さんの作品は読んだことがなく、伊坂さんの作品が好きだったので買いましたが、阿部さんの作品はも読んで見たくなりました。
蔵王に墜落したB29、公開中止になった戦隊物の映画、やたら強いガタイの良い外人さん、村上病という致死率が高い感染症。いろんなものが絡み合い、最後までドキドキしながら楽しみました。
映画を観終わった後のような。興奮冷めやらぬ状態です。