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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
キャットは満ち足りた気持ちで恋人ウィルソンに寄り添っていた。彼は仕事中に銃で撃たれて生死の境をさまよったものの、順調に回復している。父を惨殺した男に復讐するためだけに生きてきたキャットは、長いあいだ彼の愛を拒んでいた。だがウィルソンを失いかけたとき、ようやく彼を愛していることに気づいたのだ。危険な仕事を引退して、温かい家庭を築きたい―キャットは初めて人生に希望を感じていた。しかしそのころ、ウィルソンを銃撃した犯人は金と車を奪って逃走を続けていた。ふたりが平穏に暮らす、この地に向かって。
最後の最後まではらはら。
そして最後まで体を酷使して、怪我しまくりのキャット。
その強さは特筆すべきだと思う。
ふつうねぇ、男性でも耐えられないんじゃないかと思うのよ。
精神的にも肉体的にも強い女性を愛したウィルソンはしなやかな強さの持ち主。この巻になってそれがいかんなく発揮されているように思う。
5匹の子猫の名前、知りたかったな。
Bad Penny by Sharon Sala
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『孤独な夜の向こうに』『悲しみをつつむ夜に』『夜に終わりを告げて』と、同じ主人公での物語
こちらはラスト巻
愛することを受け入れ幸せを信じ始めたキャットの日常
驚異的な伝説を築く彼女を描きながら、ウィルソンを銃撃した犯人ジミー・フランクスと、キャットを追うメキシコの警官ルイス・モントーヤを平行に描き、ラストに絡める構成
不穏な影ありだが、幸せいっぱい
トルネードアッパーくらっても全裸で泥にまみれても立ち上がり、シャベルで瞬殺して、腹を撃たれても自分で応急処置。凄スギだォ
だが、幸せすぎて、泣いちゃうキャットは可愛い
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2907.html
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いちずなウィルソン。キャットが不死身。
1作目のキャットの強靭っぷりがいまとなってはクレイジー(しかしマーシャが哀れね)
カーター&ドロシーが素敵な熟年夫婦。
あんなに小者だったジミーがどんどん凶悪犯になってく様がすごい。
めでたしめでたし。シリーズ全体で4.3