電子書籍
書いてくれてありがたいです。
2015/11/02 13:33
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニトロちゃんが受けた教師による暴力を私も受けたことがあります。だから教師を私は信用していません。
集まりがあり、ある母親が言っていました。「うちの子は言うことをきかないから手をあげる先生が学校には必要だよねー」。周りも賛同してました。耳を疑いました。そしてこう思いました。このお母さんたちは叩かれる立場ではなくきっとひいきされた人たちなんだろうな、と。みんなの前で叩かれたときの痛みや恥ずかしさを知っていたら絶対そんなこと口が裂けても言えない。まして我が子にそうしてくれなんて…
なので作者のモンスターペアレントの考察には私も大賛成です。
良作だと思います。ぜひご一読を。
紙の本
わかりやすい漫画
2017/07/09 09:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3dayuh - この投稿者のレビュー一覧を見る
アスペルガー症候群については、近年、脳の海馬(記憶の部位)やその先端にある扁桃体(感情の部位)の違いによるもの、との研究があるそうですが、本書によると、子供時代にこれだけ周りの人との食い違いがありながら、今日、他の人にわかるように、経験を漫画に表現できるのは、相当の努力が実ったものであろうと思います。
例えば、先生に叱られ叩かれて鼓膜が破れ、本人は一旦は心も体も傷付きながらも、やがて事実上許してしまうのも障害によるものだし、しかも本人はケナゲなだけに何とかならないものかと、自然界の不条理や社会の理不尽さを追求したい気持ちです。アスペルガーなどの人たちとの付き合い方が少しはわかった気がします。
紙の本
泣けます
2016/06/26 17:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、面白おかしいお話だと読んでいましたが、周囲は『アスペルガー』だと分からないから、周りの人々の行動が、私自身も同じように分かってあげられないんだろうなぁと痛感しました。
その中でも、ニトロちゃんは一生懸命に生きる強さ、優しさを持っていて、最後には感動して泣いてしまいました。
病気じゃなくても、一人の人間を理解したいなぁという心を持たせてくれた作品です。
電子書籍
虐待教師を告発せよ!!
2015/12/31 09:53
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるみおぱぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害モノというより、教師による体罰や性的虐待の体験漫画ですネ!!こういった気持ち悪い教師は全員処罰されるべきですが、なかなか処罰されないのが現状です。
電子書籍
心が痛くなる
2019/08/08 12:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽い感じに描いてありますが、読み始めたら止まらない内容でした。
とても辛くて涙が出ました。
人が好きでないのに教師などやってもらいたくない。
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kamosigiさんより。
ご自身の体験メインのようです。
少し年下にはなるようですが、基本わたしと同世代なので、
その頃の教育現場、というより自分達が育った環境がなんとなくわかるから、
された仕打ちなんかはけっこうリアルで、読んでいて胸が苦しくなるページもちらほら。
今でこそADHD等々耳にすることが多くなってきているし、
認知度も高いけど、確かに当時はほとんどなかったものなぁ。
個人的には学生時代以降の展開を、もっと読んでみたかったので、
☆☆☆
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アスペルガー、学習障害、ADHD、いじめ、看護師、風俗嬢、整形マニア、漫画家へと、すごいんだなこの著者。やっぱり本は、ってこれマンガだけど、勉強になる。
中1の娘に課題図書、と言ってこの本を読ませてしまったけど、先生からのいじめやセクハラ的なところもあり、ちょっとまずかったかと思ったけど、「面白かった」と言ってた。娘に「こういう子いる?」って聞いたら、「いないよ、〇〇学級にはいるよ」、と言ってた、特別支援学級のことだろう。
そうか著者は1979年生まれだけど、当時はまだ普通学級だったのか、それがよかったのか悪かったのか。
でもあらためてみると、学校ってひどいところだね。特にこういう「イイ子」とは真逆の立場から学校を見てみると、全く世界が違って見える。
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自伝的エッセイ漫画『ニトロちゃん』の文庫版を家族が買ってきたので読んでみた。
発達障害の人に「世界」がどのように見えているかを教えてくれる。
気になったのは、ご家族(親御さん)が
ニトロちゃんこと沖田×華さんをどう受け止めていたのか、ということ。
学校での苦労・トラブルについては家庭に持ち込まない主義だったと
ご本人が述懐されているが、何か問題が起きているらしいと気づかなかったのだろうか。
もっと家でのフォローがあれば……と思えてならないが。
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短い.あっという間に読み終わってしまう.正直読んでいて辛いところもあるのだけれど,続きが読みたい.続編はあるのかな?
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発達障碍当事者が自分の中学までの時代を振り返ったもの。文庫、というので文字の本かと思っていたら、漫画だった。で、電車の中で一気読みし、読み終わったら降りる駅だったが、泣いちゃうかもと一瞬怖かった。
主人公はいくつかの障碍が重複していて、ものすごく過酷な子ども時代を送っている。ワタシ自身はこんな複雑な過去を持ってはいないが、でもこの本の中にある「不条理感」は、自分にもあったと思う。言われたとおりにしたはずなのに叱られる、違うといわれたので他の方法にしてみたが叱られる、言うことをきけば叱られ聞かなければ叱られ、というのを繰り返しているうちに、自分の行為と叱られることの因果関係はないとしか思えなくなり、人間というものが恐怖すべき存在だと確信する。
主人公が漫画と言う表現の世界にあって、過去を語ったことを、尊敬するし、よかったなと思う。こうした不条理感が、誰にでもあるものかどうかワタシは知らないが、確かにあるのだとワタシは思った。
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単に発達障害について知りたいと思って読みはじめたが…、不覚にもラストで涙。ただ『普通』に接することがいちばん大事なんだと思った。
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発達障害を持つ漫画家によるマンガ。
この人の事例が全ての発達障害の人に当てはまるわけではないだろうが、発達障害の理解には役立つと思う。
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発達障害を持つ著者が自身の体験を元に書いたコミックエッセイ。
発達障害は見た目ではわからないから、こういう本の存在は大切だと思う。
それにしても、この著者も悪い先生に巡りあったものですね。
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学校の先生のあれって、暴力にセクハラだよね…。
自分の子ども時代思い出して泣けてきた。
考えさせられた。
立派な先生になろうと思った。
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なんかこのニトロちゃんの『人とうまくやれない感じ』、
すごくよく分かりました。
いつでもどこでも疎外感を感じる感じ…。
こういうのを漫画にするのは勇気が要っただろうなぁと思います。
でも見る人によっては助けられすごく力になる漫画だと思います。