らぶ・げっちゅ みんなのレビュー

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投稿者：kaede　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

三つの作品の短編集のうち二つは、著者さんお得意の、ウブウブな女の子とワルっぽい感じの男の子のお話。
さすがにどちらの男の子も人を惹きつける魅力を持ち、短編作品なのが勿体無いぐらい。
残りの一つは、なつかしい「真夏の恋人」のキャラたちの子供編。
親になった真夏と冬馬がチラリと登場し、そのかっこよさにクラクラ。
お話のほうは、真夏にフラれた紅葉が、まだ真夏をあきらめきれないらしく、自分の子供の涼介に、真夏の子供である麗(うらら)とつきあえとせっついているのが笑える。
当の涼介は、やっぱり家系なのか(笑)麗を好きらしいのだけれど、紅葉の言いなりになって好きになったと思われるのは心外らしく、紅葉の言葉はいつも一蹴しようとするあたりの態度がかわいい。