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『ボヘミア王のスキャンダル』
『赤毛連盟』
『花婿の正体』
『ボスコム谷の惨劇』
『五つのオレンジの種』
『唇のねじれた男』
『青いガーネット』
『まだらのひも』
『技師の親指』
『独身の貴族』
『エメラルドの宝冠』
『ぶな屋敷』
2010年2月27日購入
2010年8月16日読了
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「ボヘミア王のスキャンダル」を含む短編集全12編。
偏向な知識を有し、趣味はバイオリンと人間観察とクスリ、その変わり者の性格ゆえにワトソン君以外に友人のいない(!)世界一有名な名探偵、シャーロック・ホームズ。
しかしその卓越した探偵手腕は絶大な評価を博し、彼のもとには浮浪者から王族まで挙って押し寄せる。
持ち込まれる依頼は、警察もお手上げの謎に満ちたものばかりだったが…
ホームズの短編は特に何度も読み返してるのに、その度に印象が違うのは何故なんでしょう…
初めて読んだ小学4年生の時には「偉そうなやつだな^^」でした。当時は少年探偵団の方が何倍も面白く感じて、結局ドイルはその一冊で挫折。
中学に上がって、少年探偵団をコンプリートした後は、ルパン→ギリシャ神話→ホームズの流れだったなあ^^
ルブランの「ルパンVSホームズ」で完全にホームズに幻滅して(笑)、ギリシャ神話でヘラに苛々して、何故かホームズに戻ったのね^^何で
で、確かまだらの紐を読んだ途端に、一気にハマった^^
そんなわけで中学時代にホームズもコンプリートしたのに、その後数回に渡って短編集を繰り返し読み…基本一回読んだら再読しない私にしたら異例っすわ^^
何が言いたかったんだっけ…
あと意外とホームズにお兄ちゃんいるって知られてないよね^^
どうでもいいな
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映画が公開という事で、初めてのシャーロック作品に手をつけました。
短編集だからなのか、自分では腑に落ちない事件解決の作品もありましたが、それは、目をつぶって。。。最終話の「ぶな屋敷」の作品がスキです。
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2010年4月14日読了。2010年84冊目。
テンポが良くて、面白かった。
このシリーズは短編のほうがよいと思う。
事件の背景には必ず人間模様が描かれる。
けっこうドロドロしたのもあるが、楽しい。
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映画化されて、気になったので読みました^^
凄くおもしろいです。
読みやすいミステリーって感じです。
短編集なので、気軽に読める感じも嬉しいです。
ロンドンに行きたくなります。
ホームズとワトソンとやり取りが好きです。
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新潮社以外のホームズを読むのは初めてで、新鮮。でもその分違和感も少し。
「道行く人々の吐く息が白く煙って、そこらじゅうでピストルを撃っているみたいに見えた。」
の一文が、たいへん好きになりました。
MVP:なし
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1892年発表
The Adventure of Sherlock Holmes
【短編集】
ボヘミアの醜聞 (A Scandal in Bohemia)
赤髪連盟 (The Red-Headed League)
花婿の正体 (A Case of Identity)
ボスコム渓谷の惨劇 (The Boscombe Valley Mystery)
五個のオレンジの種 (The Five Orange Pips)
唇のねじれた男 (The Man with Twisted Lip)
青い紅玉 (The Blue Carbuncle)
まだらの紐 (The Speckled Band)
技師の親指 (The Engineer's Thumb)
独身の貴族 (The Noble Bachelor)
緑柱石宝冠事件 (The Beryl Coronet)
ぶなの木立ち (The Copper Beeches)
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今更ながら初ホームズ。12の短編集。
翻訳本はあまり得意でないのですが、この本はすごく読みやすかったです。
ホームズの変態紳士っぷりがすばらしい。このキャラは後の探偵小説の探偵役に大きな影響を与えたんだろうなぁ。
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シャーロックホームズシリーズの短編集です。事件発生、謎、解決までが短くテンポがとてもいいので、非常に読みやすいです。なんだか小学校の頃読んだなぞなぞ本を思い出しました。「なんでやろ…」と少し悩んで、ページをめくればそれが消化されるあの爽快感!
お恥ずかしながらホームズシリーズをまともに読んだのは初めてなのですが、この人の翻訳は非常に読みやすかったように思います。もっと出してくれないかしらん。
「あーこのトリックどっかで見たことあるー」と思う話が多かったのですが、きっと元ネタはこのホームズシリーズなんだろうなぁと思うと、やっぱりコナン・ドイルってすごい人やったんですね。
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内容(「BOOK」データベースより)
19世紀ロンドン、科学者より鋭敏で幅広い知識を持ち、
犯罪者より危険で変装の名手、
警察をも出し抜く捜査方法で数々の難事件を解決し、
王族からも絶大な信頼を得ていた人物がいた。
その名はシャーロック・ホームズ。
医師にして著名な推理作家コナン・ドイルが世に送り出した、
不世出の名探偵とその助手ワトスンの活躍が、
色恋にはまったく無関心なホームズも唯一特別と認めた人物の事件を含め、
12の事件で描かれる傑作集。
++++++++++++
ドラマ「シャーロック」に触発されて数回目のホームズ。
グラナダ版を見てたので小説はこの1冊しか読んだ記憶がないのですが
ミステリ好きを名乗る手前きちんと読んだほうがいいのだろうな~と
思っていますが、海外ものにはなかなか着手できないでいます。
ま、死ぬまでには読破する。
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小学校のころ図書館で良く借りてたのが懐かしい…。
推理小説はめっちゃ好きやったな。
本は嫌いやったけど推理小説だけは読んでいた記憶がある。
文庫であったので、
久しぶりに読んでみて、
のめりこんでしまった一冊です。
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初めて読んだホームズの作品!
短編集でしたが、沢山入っていて充実してました。
ホームズイケメン過ぎでしょ・・・。(笑)
読みやすくてすらすら一気に読めました。
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10数年振りに再読。
夢中で全巻読み切ったなーという記憶しかなかったけれど、再読してやっと面白さに気付けたような。
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4-
ホームズは新潮文庫版で全て読んでいて、既に何周もしているのだが、せっかく色々な訳で出ているのでたまには他の訳者のものでもと思い比較的新しい角川文庫版の「冒険」を手に取った。
新潮のリズミカルな延原訳に慣れ親しんだ私でも、すんなり物語の世界に入り込めるような大変読みやすい翻訳で、特に中高生には向いているだろう。お話については言わずもがなの名作集であることから問題はない。それから表紙が妙にかっこいい、特にワトスン。
ただし、地の文のワトスンの一人称が「ぼく」であることには、他の翻訳に慣れた者ほど違和感があるかもしれない。自分は最後までダメだった。(表紙のイラストにも合わないし…)「私」かせめて「わたし」であれば良かったのにと残念に思う。
気になったので書店で他社版をパラパラめくって調べてみたら、新潮、創元推理、ハヤカワの他、児童書籍の偕成社、講談社青い鳥、岩波少年が「私」か「わたし」で、ポプラポケット文庫だけが「ぼく」だった(と思う)。光文社文庫は書店になく確認できなかったが訳者が青い鳥文庫と同じ日暮氏なのでおそらく「私」だろうと推測。
その後調べたら角川つばさ文庫から本書と同じ訳者でほぼ同時期に「赤毛/まだら」が出ているので、その都合もあったのかもしれないと余計な想像。
また、角川文庫版は2012年春の時点でシリーズが完結しておらず、本書の他は「回想」と「緋色」のみで訳者も替わり、ワトスンの地の文の一人称も「私」となっている。
ちなみにホームズシリーズを揃えたいとき考慮したいこと覚え書き。
新潮版はいつのまにか字が大きくなって読みやすくなり、書店でも手に入りやすいが、「叡智」の分1冊多くなる。
創元版は徐々にゆーっくりと深町訳にリプレイス中なので、どのタイミングで揃えるかで阿部訳の割合が変わる。
ハヤカワ版は9冊見つけるのが困難。
光文社版は割と新しいのに最近あまり見かけない。
角川版は9冊出るかどうかわからない。
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世界一有名な探偵シャーロック・ホームズとその助手ワトスンの名コンビが12の不可思議な事件に挑む短編集。
ホームズ作品を読むのは8,9年ぶりくらいでしたが当時の記憶よりも抜群に面白く感じられたのは、ホームズの推理がしっかりと理解できるくらい自分が成長したからかもしれません。子供の頃はなんだか雰囲気で読んでいた覚えがあります。
古典だけあってミステリのネタ的には目新しいものはなかったのですが、魅力的な二人のやり取りや、訳の上手さも手伝って作中は終始とても良い雰囲気が漂っています。
出てくる事件も普通の殺人事件のものは少なかったのが意外な印象。不可思議な事件が思わぬ犯罪につながったり、またその逆もあったりと、さまざまな展開があって飽きさせません。
奇抜な発想が面白い『赤毛連盟』や単なる落し物から意外な展開につながる『青いガーネット』
不気味な雰囲気の『まだらのひも』そして魅力的な女性キャラが登場する『ボヘミア王のスキャンダル』が印象的でした。