投稿元:
レビューを見る
人間関係に迷うと、どうしてもこの手の本を手に取ってしまう。
夫婦、親子、家族、職場、友情、社会、とそれぞれの人間関係をよりよくするためのプロセスがつづられている。
夫婦など、今の自分と関係のない章においても、なるほど、とうなずかされた。職場の章にいたっては、ほほー!と感嘆するばかり。明日から、部下力を上げ、良い部下になれるように少しずつがんばってみよう。
女性の品格、と並べてずっと手元に置いておきたい一冊。
投稿元:
レビューを見る
絆の大切さに気づく半面、それをどう紡げばよいのか分からない人々に対する、つながるためのヒント。
夫婦、親子、家族、職場、友情、社会。
期待しすぎず、思いやり、力になり、適当な距離感をもってゆるくつながることが薦められる。
かくあるべしと意気込むのではなく、このようなつながりでいいんだと少し安心する。
「徳なきは憐れむべし」といった上から目線的な意識が感じられたが、自らの徳を高めていきたいと思った。
13-86
投稿元:
レビューを見る
誰にも気づかれないままひっそりと死を迎える孤独死の数は年間3万人以上。煩わしい人間関係から逃れたい、人に気を使わず伸び伸び暮らしたい、そんな思いが日本の無縁社会をつくりあげた。年間3万人の自死者の多くが真面目な人。人との関わりが不器用なため、人に迷惑はかけられないと自らを追い込み、にっちもさっちもいかなくなってしまう。人に迷惑をかけることがあっても「ごめんなさい」と言うことができれば人生はとても生きやすくなる。人は必ず歳をとり、否が応でも人の助けが必要となる。今こそ個人と個人がつながっていける新しい人間関係を築いていかなければならない。最初の一歩は基本的なマナーを弁えること。そして相手の長所を認めてあげること。健全な自尊の感情を育むことができれば、自然に相手を認める心のゆとりが生まれる。本書には、夫婦、親子、家族、職場、友情、社会、それぞれの間をつなぐ秘訣が綴られている。思わず涙ぐんでしまう場面も。何だか心がきれいに洗われた。
投稿元:
レビューを見る
・母子密着、父親不在にしない子育てをしよう。
・恩返しではなく恩渡しを意識したい。
・もともと上昇志向が高い人間ではないが、人事異動により、出世していくルートではなくなった。色々考える事もあったけど、良かったのは自分自身の事を再度考える機会となったこと。
・本にもあるとおり、どれだけ本当の友人を持っているか、自分が人間としてどれだけ成長したか、人としての徳を具えているか、気付かされました。
・自分を肯定できる人だけが他人の価値を認め、より良い関係をつくることができる。本当にその通りだと思います。