投稿元:
レビューを見る
来年からは月2の発行に変わるサッカーダイジェスト。
これでサッカー週刊雑誌がなくなりました。
月2発売になって内容はぶ厚くなるのかもしれないですが
週末のサッカーの結果をすぐに火曜日に見れたという
タイムリーな感じがなくなります。
これでますますJリーグの内容が薄まり、代表偏重になっていかないか
危惧しています。
残念、ネットで即時に情報が入る現在の流れから考えると仕方ないんだけど
ジュビロが勝った翌週のダイジェストを楽しみにしていただけにさみしさはかなりあります。
あと今年も今号を入れて2号。
今号は、ガンバ三冠の祝福内容から
注目選手の移籍情報
そしてJ1昇格を果たした山形
J2昇格を果たしたツエーゲン金沢の特集まで
かなりぶ厚い内容になっています。
特にコラムの熊崎敬さんの「幸せの黄色いカナリア」は
いつもながら心を動かされる内容でした。
「敗軍の将、「気持ちで負けた」と語るな」というテーマで
プレーオフで山形に負けたジュビロやジェフの監督が
「気持ちで負けた」と語ったことに警鐘をならしています。
これは自分も普段からすっごく感じていること。
ジュビロが山形に負けたのも「気持ちで山形のが勝っていた」と書かれたし、
実際にそういう声もかなりありますが
僕は全然そうは思わない。
ジュビロのゴールポストをたたいたいくつかのシュートの1本でも入っていれば
気持ちで勝っていたと言われるのはジュビロだったわけで
そのゴールが決まらなかったのは
単純に技術不足、シュート技術が劣っていただけ。
それは練習や経験で積み上げるものであって
あの大一番で気持ちで負けていたなんてあり得ない。
そういう感情論が支配するサッカーはもっとも嫌いで
監督も選手もそんなことで敗戦を流さないでほしい。
・・・・と思っています。
熊崎さんのコラムが今号で終わってしまうこと、まことに残念。
また新連載を楽しみにしたいです。