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極限状態に於けるボーイミーツガール。
それはラノベの基本なのかも知れない。何をもって極限状態とするのかが作品の個性となる。
虐げられた学校生活、魔法の世界に転生する、ゲームの世界に閉じ込められる。
そして能力者による未来戦争のど真ん中がこの作品。
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SFとボーイ・ミーツ・ガールをかけ合わせた感じ。
色々とあって人類が2つの陣営に分かれて戦っているのだけれども、主人公がある日敵側にいるヒロインに戦場であって一目惚れ、で、その後に偶然にも再び再開、というよくある舞台設定。
主人公側の陣営の偉い人が馬鹿すぎないかとか色々と思うところはあるが、王道展開のSF的なラブコメで、面白く読める作品であった。
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SFモノなので想像は必要だが面白かった。恋は盲目という言葉が良く似合う小説だった。展開は大雑把な部分が多いがそれでも不満はあまりなく、余分なところを上手いこと省いている印象を受けた。だからこそ満足度もそれなりにあるのだろう。ただ、勘違いに勘違いを重ねた結果こうなったという結果も否めない。しかし、戦争中なら恋という感情を出すことは難しいのかもしれない。
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中学時代に読んで衝撃を受けた作品。ふと思い出したので再読してみたんですが、いやあ中々面白かったです。世界を救うのは一目惚れした男女。王道のボーイミーツガールものですが、こういう作品大好きだったなと、なんだか懐かしい気持ちになりました。
あと当時も思ったんですが、話としてはまだまだ続けられる余地ありそうですし続篇読みたかったですね。もう無理なんでしょうけど。
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特殊能力の使い手たちを擁する「奇蹟軍」と、科学の力にもとづく機械化部隊で対抗する「枢機軍」とのあいだで、長年にわたり戦争がつづいている世界の物語です。
枢機軍の若き兵士であるトモル・アドは、戦場で奇蹟の使い手である夢幻という少女に出会います。二人は、心では再会を求めながらも、戦いによってへだてられており、その願いは容易にはかないません。そんななか、奇蹟軍のリスキィ兄妹が、枢機軍に投降するという事件が起こります。リスキィ兄妹の意図を測りかねた枢機軍は、トモルを指揮官として兄妹を辺境の地に送り込み、戦場での二人の行動を見て、今後の対応を考えることにします。
リスキィ兄妹が投降した理由は、二人がトモルのかくされた能力に気づいたからでした。トモルは、自分でもしらない能力によって数々の苦境を乗り越えていきますが、やがて奇蹟軍から夢幻が彼らのもとに現われ、戦いがはじまります。
夢幻、リスキィ妹、ミルトの三人のヒロインが登場するのですが、一冊で完結するコンパクトな物語のため、メイン・ヒロインである夢幻の登場する場面が比較的すくなくなってしまっているのは、すこし残念に感じました。古典的なボーイ・ミーツ・ガールもので、ストーリーの構成自体はととのっており、その点ではストレスを感じることなくたのしんで読むことができたように思います。