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ラスボス倒してエピローグ無しという、ちょっと中途半端な終わり方が気になるけど、1冊の大して厚くもない本としては、中身が濃いのにそんな感じをさせない巧い文章だったね。キャラも良い感じだったし…。最後のSF系でありがちなオチも愛嬌かなと。この話に出てくる自動生産プラントって、どの辺が大元なのかな?と、読みながら考えた。あんまり、SFは読んでないから分からんけど、僕の初見は木城ゆきとの「銃夢」かな?ノヴァ教授のプリン製造機はマジで欲しかったなぁ…(笑)
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「ブギーポップ」とも戦地調停士の世界とも、「ぼくらは虚空に」の世界とも違う…異世界の短い愛と戦いの記録…。トモル・アドのいうことは普通のことなのに、耳が痛いのは何故なんでしょう。そしてそういう奴に限って鈍いのはなんでなんでしょう。ある意味決定的ですよね、鈍いって。…でもラストは…あれは救いがなさすぎるんじゃないかな…。ちょっと切なくなりました。でも「天と地」のリスキイ兄妹といい「根こそぎ」の夢幻といい…スーパーアドバンストはイキイキしてますね。個人的にはとっても好きな世界の話です。救いのある続編か何かを、ちょっとだけ期待してしまっていたりして…。いけないですか?(笑)
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上遠野浩平の小説を久々に読んだ。とにかく引き込まれる。
巨大な世界観と錯綜する人間関係がすばらしい。
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この作者の作品の中で私はこの本が一番好きです。
敵も味方の区別も必要ないただ平和になって欲しいて読んでて思いました
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上遠野作品はブギポ以来すきなんだけど、これは特別おもしろかった。
てか緒方、リスキー妹は短髪じゃないのか
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久々に上遠野浩平が読みたくなって買った本。
ブギーポップ以外が読みたくて。
結構おもしろくてあっという間に読んでしまった。
なんとも言い難い読後感が募った。
メモ
ぼくらは虚空に夜を視る
わたしは虚夢を月に聴く
あなたは虚人と星に舞う
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この本は自分が高校生の時に読んでいた本です。自分の高校では朝に10分ぐらい読書をする時間があってその時にずっと読んでいました。適当に家にあった本を学校に持ってって、読み終わっても新しいのを用意するのが面倒で3年間ずっとこの本を読んでいました。話の内容はファンタジーです。この本の世界には二つの国があって、一つは機械がとても発展している国で、もう一つの国は住んでいる住人の一部(ごく少数)が特殊な力(魔法みたいなもの)を使えます。この二つの国同士が戦争をしていて、主人公は機械の国のほうの兵士でいろんなことに巻き込まれていくという話です。とても面白かったので興味があったらぜひ読んでください。
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奇跡軍と枢機軍が果てなく戦争を続ける世界。
奇跡使いの少女と枢機軍の少年兵が出会った時、運命の歯車がまわり出す。
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一言でゆーとブギーポップって何ジャンルよ? って訊かれると困る、そんな代表作を持つ上遠野浩平さんのファンタジー。SFというよりこれはもうファンタジーでしょ。肝心の内容はなんかガンダムを連想させるね。面白かったけどラストきになるなぁ。続きでないんですか?
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ブギーポップシリーズ以外で初めて手にする上遠野さんの小説。
期待していた以上のものでした。世界観も登場人物も小説の構成も全て好きです。一気に読み終えてしまったほど楽しかったです。
読んでいてなんとなくガンダムを思い出すような話でした。トモルと夢幻のシーンはどれも好きなんですが、中でもトモルが感極まって夢幻に想いをぶつけるシーンには胸を打たれました。トモルだから言える台詞。トモルにしか言えない台詞でした。口絵もお気に入りで中でも「出逢い」の絵は格別です。登場人物はリスキイ妹が最も好きです、あの健気さがいい。
物語は、二人の未来もこの戦争の行方も、何もかもわからないままに終わってしまうんですが私はあえてこのままであってほしいと思っています。ちゃんと完結する話が好きな一方でこういう風に読者の想像に任せるような話も好きなので。ただ、この世界観はすごく気に入ってるので何か違った形でまた読むことができたら嬉しいです。
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ヴァルプルギスの後悔でリスキィさんがいたので再読。
やっぱり好きだ。
主人公とヒロインのキュンキュンな感じとか、
リスキィ兄妹が普通にいいやつなところとか、
最後の主人公に涙。
2022.3.12再読 やっぱり泣きそうになる
僕らは虚空にシリーズも関連あり? 再読せねば
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一目惚れと異能と戦争の話。異能バトルもの好きには堪らない。ストーリーの流れは王道だが王道だからこそ壮大ながらもシンプルでカタルシスも得られる。トモルや夢幻も良いキャラクタだがリスキィ兄妹が好き。なのでショートヘアと描写されているアノーが挿絵ではロングヘアになっていることがちょっと残念。クリフハンガーのような締め方だったので気になって調べたところ続編に「闘神と蠍のフーガ」「叛乱と霰のワルツ」が用意されているという情報を得たが本作品から既に12年以上が経過している今、続編が出る可能性はあるのだろうか・・・。
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再読。敵対する組織に属してた男女が惹かれ合うボーイミーツガール物語(と書くとラブストーリーのようだけど、能力バトル物が主です)。
ブギーポップの外伝"ヴァルプルギスの後悔"とも多少の関連があるようで、最近読んだので前以上に楽しめました。
最後がどうなったのかが読者の想像に任されているけど、個人的にはバットエンドだったのではと思ったりします
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極限状態に於けるボーイミーツガール。
それはラノベの基本なのかも知れない。何をもって極限状態とするのかが作品の個性となる。
虐げられた学校生活、魔法の世界に転生する、ゲームの世界に閉じ込められる。
そして能力者による未来戦争のど真ん中がこの作品。
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SFとボーイ・ミーツ・ガールをかけ合わせた感じ。
色々とあって人類が2つの陣営に分かれて戦っているのだけれども、主人公がある日敵側にいるヒロインに戦場であって一目惚れ、で、その後に偶然にも再び再開、というよくある舞台設定。
主人公側の陣営の偉い人が馬鹿すぎないかとか色々と思うところはあるが、王道展開のSF的なラブコメで、面白く読める作品であった。