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鬱々とした展開に読んでて疲れた…。泣けたけど、里利の自業自得な部分はあるとはいえ、今までしてきたことのツケのように不幸続きで、ハッピーエンドなのに鬱展開の印象が抜けなくて読後感はあまりよくなかったな…。
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複雑な生い立ちゆえ刹那的に生きる受と、そんな受を幼少期に見守っていた誠実な攻。
砂原さんはすでに確固たる地位を築いてる作家さんですが、普通の恋愛ものよりダークさのあるキャラクターの方が個人的に上手くて魅力的だと思っています。
これもその最たるもの。安易に両視点に逃げず、終始受視点なのも好感度高い。ブレずに攻に惹かれていく気持ちを読者に感じさせていくのが上手い。
暗くて繊細な話ですが、読後のハッピーエンドにはニッコリ。書き下ろしの攻視点も、本編の雰囲気を壊すことなくうっすら暗さがある中、受の攻への愛情を感じる良作でした。素敵なお話!
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志上がどうしようもない男に見えるけれど、大切にすることも大切にされることも経験してこなかったのかな。と思うと、悲しくなる。そんな志上が保高の無条件の優しさが理解できなかったのは仕方がないことなのかも。全く違う生い立ち、全く違う考え方の2人だから、ぶつかることもあるけれど、志上ご少しずつでも素直に保高の優しさを受け入れられるといいな。と思った。