投稿元:
レビューを見る
私が酒井さんを知ったのは『食欲の奴隷』という作品でした。その強烈なタイトル、そして「スナック菓子を開けたら最後まで食べずにはいられない」など、食べる事に対する執着心が私と酷似しており、物凄いシンパシーを感じてしまい、それから酒井さんの作品を読み続ける事になりました(もちろん、文章や目のつけどころもとても好き)。それが多分今から10年ぐらい前の話なのですが、10年経って再び刊行された、食べ物に関する本。んもう、食い入るように読みました(笑)。10年経っても酒井さんの食に対する執着心は衰える事はなく、年齢を重ねこれまでには食べなかったようなものを食べた事により、視点にも幅が広がった感じがします。『駅弁のころあい』や『ソースへの飢餓感』、『食欲不振時の楽しみ』、『期限切れ食品の誘惑』、『乾杯の作法』、『フライドポテトに最適の温度』には首を大きく縦に振りつつ大共感致しましたが、『「柿」と「ピー」の割合』に関しては異議アリ!!あれってピーの方が添え物的役割なんじゃないの?!(驚愕)
投稿元:
レビューを見る
ひなたぼっこをしながら公園で読んだ本。きっとにやにやしながら読んでたはず。色んな食癖があるけど共感するところがいっぱい!
投稿元:
レビューを見る
この人のエッセーは本当に面白い。
中に出てくる彼女自身は決してかっこつけては居ないし、むしろかっこよくない姿が多い。だけど文章自体がとてもクールだ。だからとても良いのだと思う。
余談ですが、「他人の空腹」という項は、まるで自分の事としか思えない。世の中には仲間がいる!という喜びに打ち震えました。感激しました。
投稿元:
レビューを見る
食にまつわるエッセイ。
共感する話も多いです。
特にナポリタン。ナポリタンは高級じゃダメなんです。
とにかく面白い。
投稿元:
レビューを見る
やめられない、とまらない、かっぱえびせんの話。おいしいからやめられないのか、やめられないからおいしいのか。
乾杯のときの「あ、うん」の呼吸の難しさ…
食に関する、無意識の行為を、好奇心たっぷりの目で突っ込んでくれる。
おもしろい!!
投稿元:
レビューを見る
食べ物エッセイ。
ヨーグルトに付いてくるフロストシュガーを使わないけれど捨てることもできずに貯め続けているという著者。
何でも捨てることのできない私でもこれは捨てるな。
最近やっと弁当の醤油とか辛子を躊躇なく捨てられるようになった私。
投稿元:
レビューを見る
作者の食癖エッセイ。ついにやけてしまう、食のこだわりが続々登場。
宴会の引き際の難しさ、大皿の海老をついつい数えてしまうセコさ、カヌレって美味しかったっけ・・・等、「そうそう!もしかしてうちの会話聞いてた??」という感じで、さくさく読めます。
投稿元:
レビューを見る
幼児味覚の大人は嫌いって説はすごく、分かる。
幼児味覚の人と一緒に何か食べても全然おもしろくないもの。
まわり寿司でコーンやら、シーチキンばっかり食べる人見ると寒気がします。
大皿に乗ったエビの数やら、とんかつ屋で食する男女説やら、ほんと細かい観察力・鋭い洞察力!
プレーンヨーグルトの砂糖は私も使わないくせに捨てられないです・・・
投稿元:
レビューを見る
内容紹介
大皿のえびの数が気になる、ヨーグルトの小袋砂糖が捨てられない、サンドイッチのパンを開けて具の量を確認してしまう……。「いやしい」「細かい」「貧乏性」。ちょっと恥ずかしい食癖露見!
投稿元:
レビューを見る
ヤマモモ、食べたことないかも… 一度食べてみたいなぁ
文庫本見開き1ページ半の短いお話で読みやすかった