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面白かったぁ。笑った。
黒川博行氏の作品はいつも楽しんでいるが、二宮、桑原コンビのシリーズがあるのはシラナカッタ。
北朝鮮事情や詐欺のからくりなど勉強になることも数々。
1番笑った、桑原のセリフ
「わしはヤーさんやない。クーさんや。」
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黒川博行著 「国境」 上下巻を読了しました。
疫病神シリーズ 第二弾 国境は、かなりヤバイ・・・。
二宮と桑原は、自分たちをはめた詐欺師を追って北朝鮮に飛ぶ。
まだ、十頁ほどしか読んでいないのに、怪しくて危険な予感に心臓がドキドキします。
怖い怖い、でも読みたい。危険すぎると逆に面白い、だから今風に言うとヤバイと云うことになる。
著者は、この作品を書くにあたり相当北朝鮮の内部事情を勉強したのだろう。内容がリアル過ぎる。
本当に北朝鮮の工作員に消されますよ。
※解説より
もちろん本書はエンターテイメントである。それもミステリーや冒険小説、ハードボイルドの枠にもおさまり切らない広がりを持ちながら、一気に読めるおもしろさを持つエンターテイメントである。
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【直木賞受賞作『破門』をしのぐシリーズ最高傑作!】「疫病神コンビ」こと二宮と桑原は、詐欺師を追って北朝鮮に潜入する。だが彼の地は想像を絶する世界だった。新直木賞作家の代表作!
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ついに、ついに手に入れました!入手困難だった疫病神シリーズ第二弾‼︎ 年末に本屋に平積みでした!2014/12読了。
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ヤクザの組が詐欺にあう。詐欺師は北朝鮮に逃げ込む。
それを負う中途半端なコンサルタントとヤクザ。
北朝鮮という未知で恐怖感のある国で追いかける所から話は始まる。その後、日本へ再び密入国で北朝鮮、そして、日本へと移る。
驚きの展開もないし、人物が中途半端。
北朝鮮を舞台に使った所が目新しいだけ。
残念。
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『疫病神』の二宮・桑原コンビが登場するシリーズ2作目。今度の舞台は北朝鮮。藤原伊織氏の解説にある通り、連載開始当時は北朝鮮は一種のタブーでほとんどの人が実情を知らなかった。それをここまでリアルに描いたのだから凄い。
それにしてもこの主人公2人は本当によくしゃべる。大阪弁の掛け合いは漫才を見ているようで面白い。このような技を持った作家は他にあまりいないとの事で、大したもんだと思う。
少なくともシリーズ前作のレベルは余裕でクリアしていると感じた。
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疫病神第2弾!
相変わらず登場人物が多くて頭が混乱するけど、前作よりかは、出来事を整理しやすかったかな。
上巻は2/3読んだくらいから面白くなってきた。
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シリーズ最高傑作の呼び声はダテじゃないですね。
ストーリーも面白いが、北朝鮮の生活の描写はリアリティがありすぎ。
作者は実際に行ったのか!?
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北朝鮮を舞台にした物語とは珍しいと思う。
人物設定や、筋の展開はご都合主義化なと思うことは多いが、主人公達の人物設定は面白いし、楽しく読めると思う。(北朝鮮の治安機関の連中は頭にくるが)
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疫病神シリーズ。
シリーズ屈指の名作といわれていましたが、一時期絶版となっていて、復刻後すぐに購入したものの、積読状態でした。
冒頭は北朝鮮の観光ツアーで不穏な活動をする桑原と二宮ですが、中盤でその理由が明確になり、再び北挑戦に不法入国してターゲットの詐欺師を捜索するところで上巻は終わりです。
北朝鮮には行ったことがないのでわかりませんが、金正日時代とはいえ、現在とそんなに変わっていない(むしろ現在の方がもっとひどくなっているかも)ひどさの臨場感は伝わりました。
スカパーで昨年からドラマ化されているようですが、本作は北朝鮮が舞台なだけに難しいでしょうね。
ともかく、名コンビは絶好調な感じなので、下巻に期待します。
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疫病神シリーズ第2弾です。
お互いに憎み合っているんだか、信頼があるんだか、よくわかりませんが、2人のコンビは最強(最恐、最凶)です。
軽快でコミカルな会話の妙も楽しめます。
今回は北朝鮮が舞台で、スケールも大がかりです。
犯人を北朝鮮に追いかけていき、北朝鮮でも大暴れします。
北朝鮮の国内の不気味さも良く描かれています。
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「疫病神」シリーズ第二弾。前半の舞台は北朝鮮が大部分。関西ヤクザ世界と同様に、北朝鮮の実情にも非常にリアリティを感じる。挑戦に逃げ込んだ詐欺師を捕まえに二度目の北朝鮮行。はたして、詐欺師を捕まえられるのか、下巻が気になります。
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厄病神シリーズを初めて読みました。詐欺師を追いかけ、北朝鮮へ行くシーンが緊迫感あります。下巻も楽しみです。
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3月-4。4.0点。
二宮・桑原コンビふたたび。
詐欺に遭い、相手が北朝鮮へ逃亡。
違うルートだが、ふたりとも同じ詐欺師の被害。
北朝鮮へ乗り込み、犯人を追う。
前作より、スピード感あり、面白い。
下巻楽しみ。
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二宮&桑原シリーズ、第2弾。
いきなり北朝鮮潜入から始まる。詐欺に引っかかった組の資金を回収するため詐欺の実行者を追う二人に、朝鮮総連や詐欺の実行グループ、そしてカモにされた他の組や警察が入り乱れていく・・・。
相変わらず凝ったストーリー展開も、物語が錯綜しすぎで疾走感に欠けてるし、何より北朝鮮が舞台というのがヤクザ者二人にはスケールが大きすぎて話のテンポがそがれた気がする。
北朝鮮の国体が丁寧に書かれているあたりは、その取材の細かさに驚くし緻密な取材をうかがわせるが、果たして舞台を北朝鮮に設定する必要があったのか疑問で、社会的なテーマをふくませると物語が重くなってしまう。
元来二人の達者な会話や巧妙な駆け引きが小気味よいピカレスク小説にはこういう重厚なテーマはなじまなかった。
テーマに力を割いた分、二人の描写が少し薄くなった。
本来、二宮が主人公で、彼にとっての疫病神としての桑原が存在した一作目に比べ、二人の立ち位置が均等になってきたうえ、桑原はスーパーマンのように強いし、二宮は性格が曖昧になってきた。ここらは今度どうなる?
次回作に期待。