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「私は人生にまだ何を期待できるか」と問うことはありません。「人生は私に何を期待しているか」と問うだけです。p.27
「道徳」がないとどんなに飢えがつらいかわかっています。また、飢えた人間に道徳を要求することがどれほど過酷なものかも私は分かっています。p.34
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いま、私たちの目の前にある光景は、戦後の焼け野原を思い起こさせる。
なぜ、私(たち)は生き残り、彼/彼女らは逝かなければならなかったのか?
生き残ったものの罪悪感(助けられなかった。自分が助かってしまった・・)は計り知れない。
でも、生き残った以上、人生にYESと言って行くしかない。
逝ってしまった人たちの命と共に私たちは生きる。
その決意の書。
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私のライフベストの「夜と霧」の作者が終戦1年後にウィーン大学で講演した内容。
印象に残った言葉:
「生きるとは自分自身の人生に責任をもつこと。苦難と死こそが人生を意味のあるものにする。人生の意味は具体的なものでしかありえない。時機に突き付けられる要求に応じていつでも意味実現の方向を変える用意がなければならない。死を自分のものにできること。」
著者のフランクルの強制収容所で生き延びた理由の一つにつらい現在を「高い立場から眺めて」「未来の視点から眺め」ることができたからであろう。
心の治療は「精神的な支えを与えること、生きていることに内容つまり意味を与えること」。
「人生それ自体に意味がある」。
臨床での多くのさまざまな患者さんや実例が非常に心に残る。医療関係の人にも教科書になっているか分からないがお勧め本。
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それでも人生にイエスと言う
著者:V.E. フランクル 翻訳: 山田 邦男,翻訳: 松田 美佳
春秋社 / 単行本 / 1993-12-25
http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/4393363604
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夜のブックナビは大人な雰囲気! 今夜のテーマは「元気が出る本」。料理、薬膳、生き方指南など、興味をそそられる本が続々紹介されました。
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>>> こんにちは。
>>> booknaviでいつもお世話になっている山口です。
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>>> 本日のナビで紹介したVeフランクルの「それでも人生にイエスと言う」のブックコードをお送りします。
>>> ナチス収容所から生還した精神科医であるフランクルが到達した「それでも人生にイエスを言う」心境がかかれた本です。誰にも言えないほどの苦しみや絶望を受けたら一度手に取ってみることをお勧めします。私はフランクルの言うこの境地を否定はしませんが、まだ納得するには至っていないというのが正直な感想です。
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>>> 以上、よろしくお願いいたします。
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私達は生きる意味を問うてはならない、人生こそが私たちに問いを提起しているからだ。私達は人生の問いに応えなければならない存在であるという内容は深く沁みとおり納得できる。
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人生について迷ったときおすすめの本。
常に自分自身は人生から問われているのだと思いつつ、ベストを尽くしていきたいと思いました。
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強制収容所の囚人の「退行」、極限状態の中で人間らしさを失い群衆動物の水準まで下がってしまうのは「心の支え」がなくなってしまうから。
ここで言う「心の支え」とは、「生きる意味」これは、主体が問うものではなく、世界から問われるもの。これに耳を傾けることで、どのような状況下でも「それでも人生にイエスと言う」自由が残される。
全体的に、「どんな運命でも受け入れ、とにかく生きていきなさい。」たいうメーセージが色濃い。この本の特徴としては、上記の命題を説得力なあるものにする為、様々な実例を持ち出している点、それを体系化させている点。一読すると、表題の「それでも人生にイエスと言う」ということが、いかに素晴らしい倫理的判断かが分かる。
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衝撃を受けた本。
「どんな人生にも意味がある」
ナチスの強制収容所に捕らわれ、そこで体験したことは、人間の尊厳なんてあったものではない、地獄のようなものだったはず。
それでも、彼は、「人生にイエスという」と述べる。
ずっしりと重たい著書だけど、読み始めると、止まらなかった。
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何度読み返しても、まだまだ理解しきれていない気がします。でも、生きていくこと、生きていかなくてはいけないことの自分なりの答えを迷いなく話せるようになりたい、いつかはきっと。
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TOPPOINTビジネス名著20選より。
「それでも人生にイエスと言う」
この言葉の深さを考えてみようと思う。
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作者のフランクルさんはウィーン生まれ。ナチス政権下に強制収容所に送られた経験を持つ精神科医で、この本は強制収容所から開放された翌年にウィーンで行った3回の講演をまとめたものです。
「それでも人生にイエスと言う」、それは強制収容所に捕われた人々が発した言葉です。人間はあらゆることにかかわらず、たとえ貧困や病苦の中にいようと、たとえ強制収容所という運命の下にいようと、人生にイエスと言うことができる…
ちょっと信仰と哲学が入っているので難しく聞こえるかも知れませんが、私は面白く読めました。
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・「あらゆる事物は価値をもっているが、人間は尊厳を有している。人間は、決して、目的のための手段にされてはならない」(カント)
・「なにかを行うこと、なにかに耐えることのどちらかで高められないような事態はない」(ゲーテ)
・愛されている人間は、役に立たなくても、かけがえがない。
・愛は功績ではなく、恵みなのです。
<自殺の4つの理由>
①身体状態の結果 (exe.身体に起因する情緒不安)
②周囲の人たちへの効果を計算して…自分を苦しめた他の人へ復讐
③とにかく疲れた。生きることに疲れて。
→生きていく意味があるのかどうかがカギ。
④生きていく意味、そもそも生きる意味が全く信じられない。
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フランクルの言わんとしていたことを記憶だけで書いてみる。
・人生に意味を問うのではなく、人生に問われていると考えよ。
・どんな場面にも通用するチェスの定石などない。相手の一手に対し、どんな一手を返すか。それが、生きるということ。
今の僕にはまだピンと来なかった。
しばらく寝かせてみる。
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前半、訳が少しぎこちない。後半になると少し改善。今まで、自分の周りで亡くなった人、映画などの強制収容所の映像、いろいろなことが思い浮かび、悲しくなると同時に、自分の人生を省みてしまう。求められる間は、がんばって生きていかねば。