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誘拐事件に遭遇し、人形の世界に紛れ込もうとし
眼鏡がなくなり、そして最後には…。
連続短編状態。
主人公だったりわき役だったりする人達が
最後には全員大集結?
ころころと、というほどではないですが
視点が変わっていきます。
説明文的なものが多い上に、同じような事が
次の話に行くと出てくるので、少々
読むのが面倒になってきます。
しかしこれだけ周囲がわちゃわちゃしているのに
まったく気が付かずに過ごしている彼女もすごい。
結局、彼女の存在がすごいのか、彼女がすごいのか
規模が世界の滅亡、になった時点で
どうしたいのか分からなくなってきました。
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連作短編集。
一章は誘拐もので、視点がコロコロ変わりテンポが良く、非常に楽しめたのですが…。
二章からは全く面白さを感じなくなり、途中でギブアップ。ごめんなさい。
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より正確に★をつけるなら3.5くらい。
極端に悪くはない、でも主人公のキャラクター像が「涼宮ハルヒ」みたいな、ちょっとありがちなのが残念。
作者の文体は、ユーモアのセンスもあるし、文章力も感じる。…が、「説明描写」がどこまで意図的なのか、少ないので主人公 蛍子のキャラクター像、各キャラクターの行動の理由、物語中で何が起きたのか?が、とにかくわからなくていちいち「?」となる。
割と新しめの作品だと「ビブリア古書堂」シリーズなんかも似たような「説明不足」を感じた。これは、最近の作家さんがそういう書き方を好んでいるということ?私が最近のラノベ寄り作品に触れてなくて世界観や空気感を掴みきれてないだけのこと…?
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才色兼備な主人公が、本人は知らないままに人類滅亡の危機の中心人物になっていて、周りの宇宙人やらアンドロイドやら意志持つぬいぐるみやら神様やらが右往左往する話(笑)
ちょっと読んでて涼宮ハルヒを思いだしてしまった。
そう言う意味ではこれ新潮文庫だけどラノベだよね。
ハルヒとの違いは語り部が固定されてないことと主人公が巻き込まれ型な所。
そのため少し共感しにくかったかな。
ラストのなんだかよくわからない(笑)壮絶な追いかけっこは楽しかった。
まあ結末はわかってたので、驚きはなかったけど、安心感はあった。
ただこのスタイルで続けるのはちょっとムリがある気がするなあ。
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公道のど真ん中を闊歩する蛍子を中心に巡る彼女の知らない独特な世界。意思を持った黒兎のぬいぐるみや猫や木製人形、宇宙人、果ては閻魔大王までが見守り、人形の国への道や地球の危機までが、普通の同級生や小学生も隔たりなく登場しながら少し離れた神的視点で語られる。荒唐無稽にも思えるのに不思議な説得力があった。
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疾風怒濤の女子高生譚
本人はいたってのんきに青春を謳歌してるのに
誘拐事件に巻き込まれ、果てには地球滅亡のキーパーソン?!
人形にぬいぐるみ、宇宙人に幽霊までまきこんだ
ドタバタ大騒ぎ。
気楽に読むにはいいかも