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7月-4。4.0点。
限界集落株式会社の続編。主人公の妻が、近隣の町の
商店街興し。商店街を巨大モールにする話が出る。
モールの仕掛け人は、夫の元同僚。
続編もうまい。読ませる。
カフェのバイト定員の男女が、非常に良い味。
面白かった。
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今作は駅前のシャッター通り商店街が舞台。
町は過疎化が進んでいる。
近くに巨大ショッピングモールができて、なけなしの客も従業員も持って行かれてしまう。
しかし、店が利益を出すために客を呼ぶのではなく、客が満足できるサービスを提供することで年寄りを中心に徐々に人が集まってくる。
コミュニティカフェに集まる年寄りたち。
ショッピングモールで働く母親の帰りを待つ子どもたち。
人手がないため畑に放置されている野菜を、農家の人に代わって収穫する若者。
足のないお年寄りのために、車でゆる~く送迎をする若者。
みんなが他人のためにできることをする。
その事によって自分の居場所ができる。
感謝もされる。
読んでいてすごく元気になれるんだけど、こんなに上手くいくわけないじゃんと思う部分も多い。
コンパクトシティ構想って、役場がこんなに無責任に外部に丸投げでできるんだろうか?
ショッピングモールの店舗デザインがこんなにいい加減なわけないんじゃない?
でも、日本のあちこちにある過疎の地域。
元気になってほしいんだ、本当に。
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・都会的なモールよりも、昭和の雰囲気が残った町並みに魅力。
・日替わり店舗
・プロダクトリーダー:高級戦略
オペレーショナルエクセレンス:効率戦略
カスタマーインティマシー:交流戦略
・乗合ワゴン
・違う土俵で、共存する。
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前作は一人の青年の活躍で、消滅の危機を脱した上村のお話。
あれから4年後の上村にまたまた危機が訪れていた・・・
前作の主人公、多岐川優と恋人美穂は、
気持ちのすれ違いから別居状態になっていた。
美穂は村の憩いの場所コトカフェに身を寄せることになる。
そこには、アルバイトとして東京からきた若者健太がいた。
ほそぼそと生計をたてていた村だが、
駅前の商店街の近くに
大きなショッピングモールができ、村の生活は混乱する。
村に新たに都会の風が吹いたのだから。
村の商店街保存か、ショッピングモールに吸収されるか。
都会育ちの健太はコトカフェで働くうちに、
村人が協力し合ってコトカフェの営業を助けている様子をみて、
なんとかこのよさを保存させたいと、保存活動に奮闘するが・・・。
前作と続けて読むと
高齢化のすすむ村の悩みや危機感が伝わってきて面白いと思う。
前作も読んだのだが、少し間があいてしまい、
話を忘れている部分も多い。
でも両方にいえることは、
村人たちが自分たちの村の良さをかみしてめて、
それをいつまでも保っていこうとする姿勢を持ったということ。
多少、出来過ぎかなと思う反面、
人と人との繋がりで成り立つ村が
それゆえに閉鎖的になるデメリットを持っているという問題点も指摘し、
過疎の村の発展に
何らかのヒントが与えられるのではないかと思った。
前作同様、興味深く読める作品だった。
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止村を飛び出してきた美穂さんに温かく接する優さん、地域のためのビジネスにまい進する駅前商店街の人たちを信じられる気持ちが素敵だなと思った。
血の通ったビジネス、気持ちの感じられる投資が、優さんがビジネスに感じる魅力なのかな。
他と競い合うのではなく、自分の土俵と自分の尺度で結果を求めていくことの良さも感じた。
なんといっても、おじいちゃん、おばあちゃんがかっこ良くって素敵でした。
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モール街建設の陰謀。テナントとして入っても、結局は地元商店街は結局はさびれていくという仕組み。町おこし、コンパクトシティー構想に一考の余地あり。
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郊外には大型ショッピングモールのある駅前シャッター通り商店街。ここを第二のショッピングモールとしようとする業者と市を相手に、商店街を活性化させることで闘おうとする人たち。都会で疲れて移住してきた無気力の若者の再生も絡めて、頑張る彼らを気持ちよく応援しながら読みました。今回も上手く行きすぎと思える部分もありますが読後感もいいですし、軽く読みやすくても商店街やショッピングモールの意味やからくり、盛衰についてとても勉強になりました。前作の彼らも登場し、前作のあれこれや人物のその後がわかる所もとても良かったです。
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続編の割に最初は馴染みのキャラが出てこず我慢の展開になったが、後半から最後まで一気に読めた。
止村の良きライバルとして、麓がなると言う構図。
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前作を受ける形を取っているが、まったく違った問題を取り上げ、そこに新しい登場人物を噛ませることで、十分に楽しめる内容になっている。
しかも、1作目で見せた「主人公側が苦戦しつつも最後は成功を収める」という基本線は予想できるため、ハラハラする展開ながら半ば安心して読み進められた。
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スローライフに憧れてましたが、
進化を求めない生き方になると
途端 退屈になり衰退するのだろう...
とても勉強になりました。