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気が滅入る。。。
2015/11/01 23:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GAKI - この投稿者のレビュー一覧を見る
この時代の学生に憧れがあった学生時分。
あまかったと反省する。
おかしかったのだ。
学生闘争は。
熱くなる方向がズレてしまうのが、若さなのか。
が、歳をとると熱くなれない。
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ひたすら山岳ベースでの総括が描かれる鬼気迫る作品。これは革命戦士になるために,避けては通れない試練なのだ。それほど遠くない過去にこんな狂気があったというのは,ある意味太平洋戦争よりも戦慄の事実かも知れない。
人物に振られてる⑤⑥⑦という数字は奇異だったが,だんだん意味がわかる仕掛けになってる。
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1971年、日本で革命を目指す赤色軍と革命者連盟は統合し赤色連盟を結成する。
赤色連盟は榛名山へ合同軍事訓練のため集結するが、
そこで行われたのは「総括」という自己批判、相互批判の応酬であった。
「総括」はエスカレートし遂には死者をだす。
そして1972年・・・。
連合赤軍、あさま山荘事件を扱った『レッド』の新章。
連合赤軍とか三島由紀夫とか、歴史の授業では扱わない現代の話は映画や漫画で知ると時代がわかってとても面白い。
この漫画では死亡する順番に登場人物に番号が付けられているのだが、予想通り新章では人が死ぬ死ぬ・・・。
「自分の顔を殴れ!」
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「甘えるな!」という言葉が飛び交い、総括を強要する(「援助する」という名目で暴行する)ことにもはや疑問を抱かなくなりつつある赤色連盟。この革命者組織のヤバいところは結局「頭が良く口達者な者が指導的な立場に立つ」というところで、ただ誠実で努力家なだけでは立ちゆかなくなってしまうことが、組織に余裕がなくなってくるとことで露呈する。
甘えるな、と言っている最高指導者である北も赤城も煙草を吸っている。そこに関しては説得的な言い訳が上手いだけなのに。