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とても面白かった。
著者の本への愛がひしひしと伝わってくる作品。
本書のタイトルでもある本の買い方に関する件には共感。書店の使い分けはなるほどと思ったし、特に新刊書についてはまさにその通り。
新刊書は発売から数週間が勝負。平積みしてひと月売れない本は、まあ余程のことが無い限りずっと売れない。だいたいひと月売れないと平積みから棚差しに移行するのでよけいに売れなくなる。挙げ句の果ては返品。だから、気になった本があったらその場で買うべき。
あと著者の読み方にも関心。3〜4冊一度に買って書店のそばの喫茶店なのでそれぞれのまえがきやあとがき、最初の章などに目を通してその後も読むかどうか決めるとのこと。なんかトリアージみたいでおもしろい。これはマネしてみたい。
それから、著者のよく利用する書店として紀伊國屋書店新宿本店と芳林堂書店高田馬場店が紹介されていたのが嬉しかったなぁ。とても親近感がわいてくる(笑)
本の作り手側としての裏話も面白かった。なんとなく知ってはいたけど、本職の編集者・版元経営者の言葉が読めたのは収穫として大きかった。
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・近所の書店は、継続して出版される雑誌やムックなどを購入する場として利用すべし。
・新刊は、すぐに買うべし。
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読書に関する本は多く見かけるけど、本を買うことに関しての本は珍しいので、購書しました。
荒俣さんの「喰らう読書術」もそうだったけど、作品を書くために資料(本)を集める人と一般人は全く本との向き合い方が異なるよね。
でもわたしも本への愛として、これからも買うことを続けたいと改めて思いました。
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本の買い方のコツから始まり、本に関するあれこれが書かれている。
「?」な箇所もあるけど、著者が本が好きで本の存在そのものに愛情を持っていることは、間違いなさそう。
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本を買うことが好き、という、本屋さんが好き、とはちょっと違う視点から著者と本との関わりをまとめた本。
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うーん、あまりフックすることはなかったかな。本への愛は感じました。私、この本、図書館で借りて読んだので、愛が感じられないと、叱られそう。
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購書術というタイトルだけあって、本の買い方(著者が実際に買ってきたやり方)が詳しく書かれていた。が、書店の使い分け(第1章)や本とは何か(第3章)に多くのページが割かれていて、私が知りたかった本の整理・処分(第2章)については、あまり書かれていなかった。それと、この著者は図書館をよく思っていない。本好きかつ図書館勤務の者としては、意見が偏っているように見えた。
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「術」と書いているので、どんな術なのか気になって買ってみたものの、内容は終始、個人的な感想を並べただけ。感想に「なぜそう思ったのか」の理由が添えられていればまだ納得もできるが、それすらないので「ふーん」で終わる。
本書では、購入した本を目的別にカテゴリー分けすることが書いてあるけど、僕は本書を即売る本にした。
それと「人が見た目が九割」でも失敗してしまったが、タイトル買いをしない!特に新書は!
ということを再確認させてくれる本ではあった。
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本には買い方があった。買った本4万冊、作った本・雑誌500冊、書いた本50冊、読んだ本冊数不明。編集者にして作家、出版社経営者が伝授する、ほんの賢い「買い方」と本のオモテとウラ。(2015年刊)
・はじめに
・序章 本をめぐる言葉
・第一章 書店の使い分け術
・第二章 本の整理・処分術
・第三章 本とは何か
・あとがき
タイトルは物々しいが、本好きがうんちくを垂れる本として素敵である。
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自分の方法論を試行錯誤しながら形成していく。これこそ重要だが、それ以上の何かの気づきがあればいいが…。が、本書を読むくらいなら、その試行錯誤を自省する方がずっとよく、それで充分。
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版元も大手書店で効率的に本が売れた方がいいので、そちらを集中的に営業する。
東日本大震災の時、避難所でジャンプが回し読みされて、ぼろぼろになった。
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●「本の買い方」をテーマに書かれた本。珍しいので手に取った。
●好きな作家の本は、すぐに買ってあげよう!それが、読者にできる最大にして最良の「作家を育てる方法」だ。
●本から知識を得ているので、本を買うことで応援しよう!
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編集者であり作家でもあり出版社の経営者でもあった著者が、本の本質や書店・古書店、本の整理など、本にまつわることを書いた本。
本書は本の買い方や整理の仕方に特化した、面白い一冊です。
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ブクログで教えていただいた本。
出版社社長で編集者でなおかつ作家でもあり、何より無類の本好きとしての著者の‘本の買い方’についての矜持、興味深く拝読させていただきました。
歯切れの良い文章で分かりやすく、業界裏話的な註※も充実していてへーと思うことがたくさんありました。
自分って本業界の事何も分かってなかったんだな、とちょっと落ち込んでもいます。
図書館の本を読んで返却してこうして拙い感想を書いているだけでは本業界に何も還元してないな、と。
新古書店で大人買いしてウヲーイと浮かれていたのが恥ずかしくなりました。
これから読む本は全部新刊で!とはいかないけれど「好きな作家を応援したいなら発売一ヶ月以内に新刊で買う」は実践したいなと思いました。
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本を買って読むのが好きな方には
オススメする本です。
中川さんはマニアックな本を書かれる方です。
本書もどちらかといえば、
マニアックな部類に入る本だと思います。
本書は
「本を買うのが好きな方」
にオススメです。