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あの有名(?)な、ちきりんさんの著書。マーケティング感覚を身につけるといいつつ、変化の早い社会情勢の下で生きていくためのサバイバル指南書として読めた。
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マーケット感覚とは、どういうものなのか、ということを理解するところからだけど、何より、読んでいてワクワクしてくるのが良かった。
なんだか、もっと、肩肘張らず、フワフワっと、でも素早く、ちゃっちゃと、生きていけばいいだなと思えた。
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これからの時代は英語、IT、リーダーシップではなく、マーケット感覚であるということがよくわかった。論理的に考えられても、市場で何が売れるか嗅ぎ分ける力がないと生き残っていけないということだ。そして変わらないと替えられる。変化を受け入れていかないといけない。論理思考よりもマーケット感覚、潜在的な価値に気づく能力、市場に支持される人、何を読むべきかを自分で考え取捨選択する力、市場性の高い環境で働け、数年毎に学び直し複数の専門性を身につけよ等キャリアプランにも役に立つ。もう一度考えていきたい。
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過去にも何冊か著書を購入させていただいている、ちきりんさんの新刊。 今回も随所に冴え渡る「ちきりん節」に酔いしれました。 まさに激変の時代。 既存のモノサシが通用しなくなるコレカラに備えて、今からでも遅くないのでマーケット感覚を身に着けたくなる一冊ですね。
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この本はこれからの時代を迎える僕たち若者から、いまの大人たちまで幅広い世代で読まれるべき良著だと思います。
僕自身、これからの「新しい働き方」というものにたいして興味はずっと持ってました。しかし、興味レベル、あるいはぼんやりとしたイメージでしか頭の中に描いておらず、具体的なイメージを自分の中にもてていない状態でした。そのぼんやりしたイメージを少しでもはっきりさせられたらと思い、話題になっていたこの本を読むことにしました。
この本では「具体的な働き方」ではなく、働く時に大切になってくる「マーケット感覚」という概念が詳しく述べられています。マーケット感覚とは「価値を認識する力」「市場が求めるものを正しく認識する力」だと書かれています。
例えば、多くの人がスタバを利用しているのは、美味しいコーヒーを飲むため、だけでなく、Wi-Fi環境があってゆったり作業できる場所を求めてるからなど、決して理由はひとつではないはずです。それなのに「スタバの売り上げが伸びないのはコーヒーの味がまずいからであり、売り上げアップのためにコーヒーの味をよくする」といった施策だけを打つというのは、マーケット感覚が欠けていることを示すひとつの例です。つまりお客さんは、いったいなににたいしてお金を払っているのかを理解することが大切であるということです。
そしてなぜいまマーケット感覚が必要なのか?
その理由は、「社会の市場化」にあると書かれています。社会の市場化とは、個人と個人の関係から、個人と社会全体との関係への移行のことを指します。または、対象がなにか大きなものに変化するといったイメージでいいと思います。
よく言われる議論の中に、「これからは英語が必須スキルだ!」という話があります。しかしここでマーケット感覚を発揮すると、違う世界が見えてきます。海外で働くとなったら話は別ですが、クラウドソーシングなどで仕事の分業化が進み、海外の英語圏企業が単純労働力をもとめて、労働単価が高く、母語が英語ではない日本の英語人材と、それとは真逆の条件を持ったインド人のどちらを雇うのか?と、問われれば、間違いなくインド人を選ぶでしょう。そうならないために、マーケット感覚を発揮して、いま、英語が必須とはされておらず、もっと希少性の高い言語を学び、市場における自分の「価値」をより高められる選択肢をとったほうがいいに決まってます。
このように、社会がより市場化していくことで、求められるものは日々変わり続けていくようです。
これらの話を聞くと、僕は普通に自信がなくなり、不安をいだきました。それは自分が変化することにたいする恐怖だと思います。社会のことも全くわかってないこんな若造には到底できそうにないことだなと感じます。そんな不安を覚えながら、読み進めていると「変わらないと、替わられる」といった言葉がありました。この本の中で、この言葉は変化は怖いし、できれば変わらずにゆっくり、ということをのんびり考えていた僕にもっとも衝撃を与えてくれた言葉です。
変化を恐れず、マーケット感��を十分に生かしながら、自分の将来のことについて、深く考えていきたいなと思います。
疲れたので、今回はこの辺までにしておきます。笑
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「変わらなければ替えられる」
この本を読んで、一番心に残ったフレーズだ。
インターネット等の発展により、誰もが顧客になりえる時代となったいま、価値を認識する能力「マーケット感覚」をみにつけ、失敗をおそれず「とりあえずやってみる」という姿勢が重要である。
安定を求めているだけでは、他の人や物に替えられてしまう。
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これからの世の中を生きていく上で必要な思考を、
マーケット思考と定義づけ、その内容・重要性を説いた内容。
外部環境であったり、事例を引き合いに出されると、
その考え方の重要性は実感・納得できる気がするが、
全てに通じる考えであろうか?という点で、いまいち腹落ちせず。
それでも、随所に今後の生き方の示唆になる考えがあり、
それはそれで多いに参考にしたいと思う。
また、自分の自己評価・自己研鑽についても、
見直しをする良いきっかけとなる内容だった。
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1500円以下のビジネス本は自己啓発本と変わらない、という持論を完全に覆される良書。具体的な調査結果なしにここまで書けるのは凄い。気付きもいっぱい。日常の見方がかわる。
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ちきりんさんの本。読了。
相対取引から市場取引へと移行していく中、、これからは「マーケット感覚」が重要になってくるという話。
マーケット感覚とはなんなのか。市場とは。自分が持っている価値とは。マーケット感覚を磨くためには何をすればいいのか。
相変わらず面白い。婚活市場にしても就職市場にしても市場を選ぶことは大切だし、何より市場に評価される能力を磨くことが重要。
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もうかれこれ6年ほど前からのちきりんさんのブログを読んでいる。
最初ブログを見つけた時は、さまざまな問題を新しい切り口で見せてくれる、すごい人だと、感動した記憶がある。
ブログが評価され、この頃はこうした本もお書きになっている。
ご本人の「主張」が前面に出てくるようになった、といってもいいのだろう。
現代日本の最も自由な土俵での競争を生き抜き、今はとりあえず金銭にあくせくせず生きることができる状況を勝ち得た人の、自らの経験に基づく、これからの社会を生き抜くための考え方教本。
それだけに、分かるけど、それはちきりんさんの状況に基づく話。
そこが弱い点だと気づいて、他の実例も挙げられているが、自らの論を補強するために選び抜いた特殊な事例。
ま、全ての人の状況は、それぞれ個人にとっては、全部「特殊」なのかもしれないけど。
なるほどな、とは思うけど、ちょっと、説得力は弱いかな。と思う。
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マーケット感覚⇆論理的思考
社会の市場化
価値→変わらなければ変えられる
マーケット感覚の身に付け方
①プライシング(マーケット発想⇆コスト発想)
②インセンティブシステム、欲望センサー
③市場に評価される方法
④失敗と成功の関係
⑤市場性の高い環境、SNS
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読書・旅ログ
読書・旅ログ
読んだ本の咀嚼ログと旅の記録を。
2015-02-24
マーケット感覚を身につけよう/ちきりん/ダイヤモンド社
編集
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ざっくり概要
マーケット感覚とは、価値を認識する力。個人的な解釈としては、人々が何に価値があると思うのか、どんな動機付けによって動かされるのかをありありとイメージする力。
グローバル化やネットが追い風となり、世の中がどんどん市場化してきていて、価値を認識する力がますます重要になってきている。
キャリアにおいても、ひとつの専門性で人生を乗り切るなんてどんどん難しくなってきていて、どの市場でどんな専門性を身につけ、どう活用することで自分の価値を高められるかを見極める力が必要になってきている。
つまり、マーケット感覚を身につけることがますます重要な世の中になってきている。しかし大丈夫。マーケット感覚は学べる能力だから。
マーケット感覚を鍛える方法は、①プライシング能力を身につける、②インセンティブシステムを理解する、③市場に評価される方法を学ぶ、④失敗と成功の関係を理解する、⑤市場性の高い環境に身をおく。この5つを実践してマーケット感覚を身につけよう。
ざっくり感想
世の中、ロジック一辺倒すぎる気がする。僕もその中のひとりであり、論理的に詰めているはずが、まったく有効な解に見えないということは多々あり。どう論理を再構築すればよいのかと頭を悩ませていたところにこの本。ユーザーがどんな価値を見出すかについて分解する方向でも整理して、最後にすり合わせる形。
マーケット感覚を身につけるためには、一番は人々が何にどんな理由で価値を見出すかたくさん目撃(遭遇)することが重要なのだと思う。日常生活にも、例えば電車内の時間の過ごし方について、どんな様相の人が何をして車内で過ごしているかを観察してみたり、スーパーのレジの一つ前の人が何を買っているのかを観察したり、大きな買い物をした友人に購買理由を聞いてみたりと、チャンスは転がっていると思うので、そういう意識から始めるのが大事っぽい。
あわせて、このサービスの価値の本質は何で、それはどんな人にとっていくらの価値になるのかと常に問い直すことが大事。お茶の購入一つにとっても、自販機、コンビニ、スーパー、百貨店等々、いろんな場所で販売されているけれど、それぞれのチャネルにはどんな価値があるのか考えなおしても面白いかも。
とりあえず僕は、①自分の欲望に素直になり、②他人の行動の動機を学び、③価値の本質の仮説を素早く出し、④それを誰がいくらで買うかの仮説を出し、⑤ブログでいいから市場の中に身をおいてみる、くらいは実践してみようかしら。
余談
ちきりんさんのサイン本が売られていたみたいで、買う書店を間違えたなとすこし後悔。笑
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この本を読んで、私に足りなかったのは「マーケット感覚」だったと思った。本書では、様々な事柄についてマーケット感覚で考えるとこうなる、という例を挙げていく。そのもののとらえ方ひとつひとつが、あまり考えたことのない観点であって、気づかされた。物事をいろんな側面から見ることは難しい。
続いて、マーケット感覚を鍛える方法を5つ挙げる。
①プライシング能力をみにつける
②インセンティブシステム(動機から言動に至る仕組み)を理解する
③市場に評価される方法を学ぶ
④失敗と成功の関係を理解する
⑤市場性の高い環境に身を置く
具体的に、じゃあ今日からこれをやろう、という感じでは思いつかなかったけれど、普段からちょっと注意して物事を見てみようと思う。
そして、最終章。変わらなければ、(他の力で)替えられてしまう、変化を楽しんでほしいとしめくくる。ところどころ図もあり、非常にわかりやすい文章。何もわかっていない高校の時にこのような本と出会っていたら、今の自分は違っていたかも。今でも間に合うこともある、著者ちきりんさんはブログもやっているということなので、読んでみたいと思った。
<内容メモ>
**本書における「マーケット感覚」とは?素晴らしい学歴や職歴、難関資格を持ちながら、不安から逃れられない人がいる一方、ずっと少ないものしか持っていないのに、なんとかなる、なんとでもなるという自信をもとに、世の中をわたっていける人がいる。この両者の違いが「売れるものに気づく能力」、「価値を認識する能力の差」である。本書ではこの能力を「マーケット感覚」と命名している。
**マーケット感覚について
* ANAの競合は何か、考えてみる
* 就職活動、婚活市場は相対取引から市場取引へ。
* 需給バランスに振り回される難関資格職業 弁護士、医師、薬剤師・・・
* これから求められるのは、マーケット感覚も含めたもっとメタな能力(具体的なスキルより上位に位置する、より抽象的で汎用的な能力)
* アメリカ企業が、米国内のコールセンターをインドにうつした。圧倒的に安い給与で働いてくれるインド人にアメリカ人は仕事を奪われた
英語で仕事ができるというのが本格的にコモディティ化しつつある(供給の多い、単価の安い仕事になりつつある)。→日本と関係があり、人口が多く経済発展途上のインドネシアに注目(インドネシア語、イスラム教)
* 消費市場vs貯蓄市場
金融機関は①まずは消費市場からお金を引っ張ってくる②次に貯蓄、投資市場の中で他の金融機関との競争に勝つという二段階で市場をとらえるくせがついている(お金がない老後はこんなに悲惨、など)日本は世界で最も高齢化福祉に手厚い国のひとつなのに、なぜここまで意識が強いのか。
* 営利セクターと非営利セクター(公務員、NPO、社会企業家など)
* 寄付などの私的援助市場における、マーケティングやPR活動
高尚とされる寄付項目は国により異なる 日本→教育 欧州→哺乳類(クジラなど)、環境 アメリカ→人権、アート
私的援助にしろ、クラウドファンディングにしろ、資金調達をするには、「どんなストーリーを語れば、お金が集まりやすいか」考えることが重要
* 不妊治療のステージ別必読本リスト 本を選んであげることを商品にする
* 野球部の全国大会と合唱部の全国大会
**マーケット感覚を身に着ける方法5つ
・ プライシング能力をみにつける
値段のあるものにもう一度値段を。自分の基準で。値札、相場に注意。
自分にとっての価格は?→他人にとっての価格は?→もっとも価値をもってくれる人はだれか?
・ インセンティブシステム(動機から言動に至る仕組み)を理解する
自分は何が不満なのか→自分が求めている理想的な状態とはどのような状態なのか→自分がほしいものは何なのか
規則や罰則で問題を解決しようとしない
問題解決の方法には、法律や規則や罰則をつくる、権威のある人に影響力を行使してもらう、背景を説明し、納得させる、人間のインセンティブシステムを利用して、問題を解決する
・ 市場に評価される方法を学ぶ
組織の評価に慣れた人は、特定の意思決定者の価値観を意識してプレゼンテーションをする。
市場に評価される方法を磨くと、転職価値を挙げ、人生の自由度を高める
組織型 決めてから→やる 細部にまで完璧に作りこむことがとても重要
市場型 やってみて→決める どんどんやってみるためのフットワークの軽さと、ダメだと思えば早めに見切る意思決定の早さの方が重要。
技術や消費トレンドの変化のスピードが、今までになく速くなっているという現在では、市場型の方が有利
・ 失敗と成功の関係を理解する
失敗経験がないとは、これまでの人生においてチャレンジをしてきていない、できる範囲のことしかやってこなかったのでは?成功するのに必要な学びを得ていないのでは?
全ては失敗から始まり、少しずつ成功に近づく、その過程で鍵となるのは、得られる学びである。
学びに不可欠なふたつのステップ
組織から学ぶこと、市場から学ぶこと
組織からの学び:学校に通って学ぶ方法と、会社に入って上司や先輩の指導を受け、研修に参加して学ぶ。
市場から学ぶ方法:やってみて失敗、あるいは拒否され、その経験から学ぶ。
成果を出すには、①正しい方法を習い、反復練習で覚える、②学んだことを実践し、現実的な環境下で成果が出せるよう経験を積む。
読み書きそろばんも、求められる能力は変わってきている。読む能力に関して、重要になりつつあるのは、何を読むかを判断する力。
・ 市場性の高い環境に身を置く
市場化する社会においては、たとえ学者や医師になる人であっても、マーケット感覚が必要になる。最初に大企業や公的機関で働くことはすすめない。大きな組織になればなるほど分業が進み、市場から遠くなる。ベンチャー企業やラーメン店などの自営業の場合、社長からアルバイトまで全員が常に市場に向き合っている。
市場性が極めて低いのは学校。就活が不調に終わったというのはマーケット感覚が不足していた可能性が高いので、留年したり大学院に進むというのはばかげている。
学校が提供する価値は、最先端の知識や知見���学位、価値ある同級生とのネットワーク、極めて容易に社会の信頼を得られる学生という立場、日本に滞在できる検知、日本企業へのアクセス
そして、最終章
**
*変わらなければ替えられる
10年単位であれば専門性は身に着けられる。専門性を身に着け、変化する必要がある。23歳の時に一生沈まない船をみつけて乗り込もうとするのではなく、いつその船が沈んでも、他の船に乗り移れる力をみにつけるという発想でこそ、長い人生+早い変化の時代を生きていける。
これから親が子供に伝えるべきことは、特定の資格や専門性を勧めることでも、ましてや特定の企業を目指させることでもありません。そんなことより、変化は恐れるものではなく、楽しむものだと身をもって教えてあげましょう。
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これを読んで自分が変わった気がして最低限の積み重ねすら行わず意識だけが高くなる未来が想像できました。
読み手を選ぶ本だと思います。
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常々ブログに書いてある内容とほぼ同じかなー、と思います。
ちきりんさんは賛否両論あるらしいけど、基本的な視点はわかりやすいし、メッセージは明確。
その考え方が好きか嫌いか、すべてを真似るのではなく、自分で考えなきゃね、と。
それが影響されているのかもしれませんが。。