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「何を知っているかではなく誰を知っているか」。ホンモノの情報を見分けるには実際に見ている人間に聞くのが早いはずです。しかし、一般的な人間は学業や仕事で世界を飛び回ることはなかなか難しい。この、個人視点での難しいイメージに対し「簡単だよ」、「こんな考え方もあるよ」と著者自身が行動し伝えようとされている熱意が感じられます。
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所有物の9割を捨てたというのは非常に参考になる生き方。20世紀はモノに固執する時代。21世紀はコンピュータや移動手段の充実による、モノにとらわれない生き方をする時代。
さすが高城剛氏だなぁと思いました。
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えりかの元旦那という情報くらいしかない中で、なんかの本で紹介されていたので買ってみた。
嫌われ者で、自信過剰で、変わった人って嫌いじゃないけど、この人は何がいいのかわからなかった。
質問形式で書かれているけど、本人への質問に対して一般論で答えていたり、抽象的だったりと、お前はどうなの?というところがイマイチわからない。薄そうなイメージしか描けなかった。すごい人なんだろうけど。
久しぶりに、買って損したと思った。内容が薄いから、時間かけずにすんだのは良かったけど。
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一気に読み終わった。非常におもしろい。
何がおもしろいかというと、今までふれたことのないものにふれた感じ。今まで会ったことのない人に会った感覚。
自分の哲学をしっかり持っている。
仕事を生むというのはこういうことなのか。
海外で働くのは簡単なことなのかもしれない。
この人は努力を言う人ではないと思うが。
人生楽しそうだ。
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久々の駄本。ハイパーメディアクリエイターの名に恥じない内容の薄さ、言葉の軽さ。一問一答形式の本なんだけど、前の答えと矛盾した答えを言ってたりして中々面白い。「モノをためる時代は終わった!俺はほぼ電子化した!」いや、それ媒体変わっただけでため込んでるじゃん。。。でも行動力は凄いね、バイタリティは見習いたい。
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クリエイティブな仕事を次々手がける、高城剛さんに、一問一答形式で、144問を投げかけた一冊。
いわゆる”普通”とは異なるものばかりなので、
読む中で、「じゃあ」と即座に実行するのは難しいかもしれないけど、
新たな視点に気づいたり、自分の枠を外すのには大いに役に立つかと。
全員が、こうした考えを身に着けるのは異様かもしれないけど、
いまという時代を生き残るには、こうした感覚が必要なのかな?
ここまでぶっとんだ生き方は難しいかもしれないけれど、自分自身の身の振り方を考え直す、そんな一冊。
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自由に生きるのを目指すのであれば、避けてはいられない著書。
それくらい、自由を体現した内容になっている。
著者のように、今背負っている余計な荷物を降ろし、身軽に世界中を渡って行きたいものだ。
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【肩書き不要】
沢尻エリカさんの旦那としか認識していなかったので、この本でどういう人なのかがよくわかりました。さまざまな企画に参加されているのですね。
高城さんの考え方には賛同できる部分が多々あります。趣味というものがなくなり、余暇ではなく主暇になっていくなど、すばらしい考え方だと感じます。
ONとOFFがあるのではなく、常にONでいる感覚なのだと思います。つまり、好きなことだけをして生きていく。好きなことだけをするという表現は、さぼるという意味ではありません。熱中できることだけをするという意味です。
「熱中できることだけをしていて飯が食えるのか」と言われそうですが、実はできるのはないかと最近思うようになってきました。やっていないだけでやってみればできるのではないか。
非常に裕福な時代になり、食うに困ることもなくなってきたことと、熱中できることに特化したほうが、最終的には食えてしまうのではないか。
今後は食うためだけにやっていることは、減らす方向に動きたいと考えています。
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ハイパーノマド。
感覚や感性が鋭くてものごとを見極める目があると感じました。活躍する理由がわかります。
所有しているものの9割を捨てた。モノを持たない暮らしを始めた。
自分の哲学を持ち、軸をもっている人。
情報には観念のようなものがつきまとい、その観念はネガティブなものとポジティブなものがある。
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未来志向。
哲学思考。
自分の気持ちを正直に書いた一冊。
著者の既存の価値観に全くとらわれず、自分の直感を信じて、人生を真面目に楽しみきる姿勢が好き。
以下レバレッジメモ
Q10 新しいクリエイションは,どのように生まれるとお考えですか?
新しいエネルギーを持った表現をするには,自分自身が変わることしかありません。考え方も生き方も住む場所さえも,何も恐れずに変わることが,唯一の確実な方法だと思います。かつての画家や詩人が,世界を放浪したのは,一つにはそのような理由があると思います。だから,僕はこの時代にずっと同じ町にいるクリエイターの感性を根本的に信じていません。思い起こせば簡単な話で,小学生から中学生へと成長する時に,生活や考え方は,抜本的に変わったと思います。行動範囲も大きく変わったはずです。それは変化であり,成長に間違いありません。それを大人になっても続けられることが,クリエイターであることの第一義なのです。その変化に抵抗し続けると、どこかで感性が鈍り,崩壊するでしょう。経済システムや政治やメディアが直面している問題を見れば明らかです。時代の先端をいくと自負するクリエイターは、誰よりも早く変化しなくてはなりません。それには,過去の成功体験を捨てることが第一歩でしょう。
Q13なぜこの本を書こうと思ったのですか?
僕は常に他者との関係の中で仕事を始めます。あまり自分からこれがやりたい,と言うのはないのです。出来れば働かずに遊んでいたいと言うのもあります。(笑)また、イギリスのアートディーラーの禅問答のような本があって,そう言うのを自分で書くのも面白いとも思いました。と言うのは僕も含めて,みんな自分のことを以外と分かってないと思ったからです。世の中がぐちゃぐちゃになってる時に。
Q14 この本はどんな人に向けて書いているのですか?
誤解を恐れずに言えば,この本は自分のために書いています。そして,書いたこの本はまずは冷静に自分で読んでみる。さらに、人に渡してその人の意見も聞く,そうやって,自分を見つめ直せればと思ったのです。出来れば,皆さんもこの本と同じように,自問自答してみる機会があればいいと思います。「私の名前は××職業××住所××」など実際に書いてみるのです。
Q25かっこいいとは?
カッコいいやかっこ悪い、は妄想ではないか,と常々思っています。人工的な見た目の話であることがほとんどです。大自然を見て,カッコいいとは思いません。素晴らしい不思議だとか,癒される,などと感じるはずです。すなわち,カッコいいとは不自然なことを言うのです。だから,カッコいい人を目指しては行けないのです。素晴らしい人や不思議な人や,自然な人を目指さなくてはいけないと思うのです。それは一般的に言われるナチュラルとも違うものです。自然体とすら感じさせません。しかし,強いエネルギーはその人にほとばしっているのです。まるで太陽のように。脱COOL。これが21世紀のセンスになるでしょう。僕はまだまだかな,と思い,今日も世界の果てまで修行と遊びに出かけるのであります。
Q31情報はどうやって整理していますか?
無駄な情報を抱えれば抱える程満足する「情報デブ」が世の中多くいると思います。目に見えないので,自分でも気がつかないものです。まだ,情報社会になって数年ですから,無理もありません。そこで、ここ何年も僕は「情報ダイエット」を提唱しています。まずは,テレビ、インターネット,携帯のどれを辞めるか,ですね。僕はテレビをもう15年ぐらい前に辞めて,最近はウェブを見るのも,10年前の9割減ぐらいな感じです。
Q32情報の真偽はどう見分けますか?
本物の情報を見分けるには,当たり前ですが,実際に見たものに聞くのがいいと思います。彼らは,この混沌とした時代に,真実を目で見て感じています。すなわち21世紀的高城式だと,移動距離と真実を見る目は比例するのです。そして同じように移動距離と誠実さも実は比例するのです。なにしろ,ホンモノを見て感じた訳ですから,嘘を言う必要がなくなります.世界の中の自分の立ち位置を俯瞰的に見る力もつきます。
Q34最近は情報資本主義とも言われていますが
お金は,使うセンスがとても大事になります。そして,正しく使うことによって,損得や体面を気にしない人になれることは,間違いありません。
Q40不安になることはありませんか?
不安の要素は,古い固定観念にとらわれていることがほとんどです。例えば僕は人から,やっかみも含めて奇異な変人に見られることがあります。しかし,それに何の問題があるのでしょうか?エキサイティングに生きていない人に合わせること?同じ場所で分かりやすい仕事をすること?これらを「古い固定観念」と客観視できれば,問題の多くはなくなります。不安になることは悪いことではなく,それをいつまでも持ち続けていることが問題なのです。不安を客観視しようとしないで,放っておくことが問題なのです。ポジティブなふり,頑張っているふりだけしていても,客観視できなければ,不安が消えることはないのです。
Q57不況の間日本ではどんなムーブメントが起きると思いますか?
日本はどうやって出来たのか?とか日本の何が大事なのか?などの失われた国家アイデンティティを探ると思います。「日本とは何か」を考え始めると,伊勢とか出雲とか,日本の起源に目を向ける人が多くなるでしょう。そこから何かを学んだり,日本のオリジナルな部分を大切にするようなムーブメントが起こってくるんじゃないかと思います。
Q67一番大切なものはなんですか?
価値観。それにちょっと先の時代性の理解。
Q74人生で,自分のルーティーンの中でもっとも大切にしていることはなんですか?
自分と話すこと、例えば,人生の分岐点にたった時に,情報を集めるのではなく,徹底的に自分と話すんです。突き詰めていくと,やる/やらないとか、最終的に答えは二つくらいに絞られる。そこでとことん真剣に考えるんです。真剣に考えた末に結論にたどり着いたらその自分の直感を信じることが大切。理屈より直感なんです。みんな、グーグルとか情報に頼り切っているけど,それは二の次。あくまで直感の後に理屈を補強するための便宜的手段なんです。だから,サーチエンジンを使う前に,どれくらい自分と向き合って,どれくらい創造できたかが勝負なのです。自分と話すことは,実は本当に大変なこと���す。しかし人に頼らず,自分を知る努力をすることが、いま、一番大切な時代なのではないでしょうか。
Q75高城さんにとって人脈とはなんですか?
いついかなる時でも,仕事とは関係なく,飯をおごってくれる人がどれぐらいいるか,あるいは,飯食いましょうよと誘える人がどれくらいいるか、ということ。そして,その人達の年齢層じゃないでしょうか?
Q76愛って何だと思いますか?
まず、自分を愛し,自分を大切にしなければ,他者への愛も何もありません。他者のために生きるのでも,その責任を負うのでもなく,全ては自分です。そして,自分を愛するということは,自分に責任を持つということです。決して,欲望にまみれるということではありません。今の自分に責任を持たず,自分を偽ったり,他者のせいにしたりすることは,日々自分を傷つけているのと同じなのです。それは,自分を愛しているとはいえません。自分と向き合い,等身大の自分を,どれだけ愛せるか。実は,愛は他者とはあまり関係ない。他者は大切ですが,二次的な話です。これは自己中心主義とは全く異なるものです。
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今まで沢尻エリカと離婚した怪しいただのおっさんかと思ってた。
しかしこの本を読んでこの人の生き方を参考にしたい部分が多々あった。
彼は今自分の固定資産を売り払って、世界各国の土地でPCまたその他必須な物を持ち歩き仕事をしている。
今後生きていくには、一つの場所に留まっていると、リスクがあるとのこと。例えば今後日本が倒産してしまったら、野垂れ死んでしまう。だからこそ日々動いていないといけない。またクリエイターとして誰よりも早く変化に対応し、刺激を受けるためだそう。
本の中の文章はあらゆる彼の引き出しから例を出しているので、彼の深い教養が垣間見えた。
また彼は自分と見つめ合う事を非常に大切にし、瞑想を毎日1~2時間やっているそう。
その他彼はメディアをあまり気にせず、質問に対し人とは違った斬新な返答をしていてこの人は違う!と感じた。
何より彼はただの成金でも何でもなく、常日頃過去と見つめ、今の自分と見つめ、未来を真剣に見つめている。
勉強家だ。
読了後私は今新社会人ですべきことが山ほどあるが、今の自分は何をすべきなのかとよく考えるようになった。
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あれ程の美人な女性を惚れさした男の思考回路を少しだけ見れた気がする。
価値観で重要なのは誰と比べるか。自分自身と比べることができるほうが自由なのだ。
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自分の理想とする部分も書かれていて、とても面白かった。
創造の反対は恐れ。
これからはクリエイターの時代、あとオーガニック。
世界に出て行く姿勢なんだと思った。
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帯に「高城剛のすべてがわかる」と書いてあるとおり、
著者の入門編的なQ&A本。
ティモシーリアリー、ラブ&ピースといった言葉が出てくることからわかりとおり、著者は、アメリカ西海岸のコンピューター文化、カリフォルニアン・イデオロギーの影響を受けている。
そう考えると、クリエイティビティー・未来テクノロジーの礼賛、自己・社会変革への意志といったような著者の考え・姿勢は、シリコンバレーなどの一部では特段、珍しくないのかもしれない。
我々からすると、まさにハイパーすぎる人だが。
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なぜだか共感することが多い高城さんの本。同世代だからなのかな。
日本人が世界に向かって動く時代だ。
いや、日本人となにかを創り出したくて、世界の人々が待ってる時代だ。