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仕事に関する本をこれまでに、おそらく10冊ほど読んだ。引っかかるフレーズや前書きがある本は端から端まで読んだ。
社会人になって三年。仕事面や人間関係でほぼ毎日、打ちひしがれていた。これまで人間関係で殆ど悩んだことがなかったので、世の中にはありえないほど折り合いの合わない人がいると知った時は、衝撃的だった。
私の考える人生には、仕事しかなかった。よって、仕事がうまくいく、それが私が幸せになる術である、としか頭になかった。とにかく私は、現状を打開したくてしかたなかった。その無理は、体調にも響いていた。
しかし、4年目を間近にした頃にふと気づく。ストレスは自分が、これは酷いストレスだ、と認識するから溜まるのではないか。そしてそれは、毎日、認識していくことで蓄積されていく。
ということは、自分の意識を変えれば良いのではないだろうか。仕事は仕事、人間関係で何かあるのは誰もが同じだ。同じ事象を前に、華麗にスルーするか、それをストレスに感じてしまうか。後者は、時間と労力の大いなる無駄である。
仕事が軌道に乗り始めたとき、この著書に出会った。
常に頑張らなくてはならない、前進しなくてはならない、物事をストイックにしか考えられない私には、良書だ。
これからは、自分の人生の視野を広げて、もっと真摯に、大事に見つめていきたい。常識や他人の価値観では測れない自分だけの人生を力強く生きていきたい。
茂木さん、ありがとうございました!
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極度の人見知りで潔癖症。登校前には腹痛になり、多動症で注意される――今では想像できない著者の学生時代の姿である。人は、どうすれば日々の不安や苦しみから解放され、幸福感を得られるのだろうか。
本書では、脳科学の最新知見を元に、幸福になるための脳の使い方を著す。
内容例を挙げると、
◎幸せはお金で買えるのか
◎不安を人生のスパイスにする
◎口癖をコントロールする
◎「気分転換」を味方につける
◎脳は年齢を重ねるほど自由になる
◎「幸せの方程式」は自分でつくれる 等々
我々は、金銭的に裕福になれば「幸福感」が増すと一般的に考える。
しかし、GDP(国民総生産)が増加しても、幸福度は増えなかったという研究成果が発表されている。
お金をもっても幸せになれないのであれば、我々はどうすれば幸福になれるのだろうか。脳はどのようなときに充足感を得るのであろうか。
ほんとうの幸福を手に入れたい人は必読の一冊です。
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先に母に渡して読んでもらっていて、初めの数行でいいなと思うになっています。茂木健一郎さんらしい文章なので、そのうち母がよじるようなことを言うので少し補足説明をして納得してもらっています。
早く読み終えないかな。
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茂木健一郎さんの著書が読みたくて、手に取った本。
タイトル通り、しあわせになるための思考法、のような内容。
他人と比較しない、しあわせの総合点を考える、気分転換をする、自分のなかで変化をつくっていく、など。
まあ、オーソドックスといえばそうですが、けっこう好きな内容でした。
あまりひとつのことを大きくとらえすぎない、というところ、香山さんとも通じるなあと感じた。
薄くて文章も読みやすいので、すぐ読めます。
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茂木先生の本は好きなので数冊読みました。
「幸せを決めるのは一つの条件ではない」。言われてみればあたり前と感じつつもそう思えないことが多い、改めて聞いて「はっと」気づきました。
一つのことに、結構思い悩むことが多いので、自分にとっては非常に為になることが書かれていました。子供の頃の茂木先生自身のことも書かれていて、興味深かったです。今の先生からは想像できませんが。
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○将来なりたいという自分の理想像と今の自分がかけ離れている。
○焦って理想の自分を追求しようとしてもろくな結果は生まない。
○どんな状況でも楽しむのが幸せの達人
今、ここの幸せが大事
本当にその通りだな。今まで焦りすぎていたのかもしれない。
もうちょっと、今の自分を認めてあげようって思えた。
あと、気分転換をして、生活に句読点を打つ。考えてもどうにも
ならないことは思考停止!できるようにするのが課題★
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脳の仕組みや機能を知るとどうやって脳をうまくつかっていけばいいのかよくわかります。いつも上機嫌でいられるように茂木先生のやり方、実践していこうと思いました☆
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あまり脳科学的なことは書いていないが、著者の体験などからどのように脳を使えば幸福でいられるかについて書かれている。
非常に読みやすかった。
■この本を知ったきっかけ
本屋で見かけて。
■読もうと思ったわけ
以前著者の本を読んだ時には小難しかったのだが、パラパラ見てみると分かりやすそうだったので。
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脳科学者である著者が「幸福」になる為に、どのように脳を使えば良いのか。と言う問題について持論を説いた本。科学的な部分は理屈として納得できるものの、実際にそのようにアタマを使えるか?と言われるとなかなか難しい。
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■コントラスト(変化)が幸せを生み出す。
自分が今いる環境とはまったく別のコミュニティーに入ってみること。
バケーションを上手に利用すること。
■パッシブよりアクティブ
パッシブ(受動的)レジャー(TVを見る。映画を見る等)より
アクティブレジャー(ハイキング、山登り等)を行うことで
ストレスを軽減できる。
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オススメの良書。幸福とは何かについて考えるのに大変いい。自分の考え方が、物事の受け取り方がキーになるが、説得力のある内容でいい。
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「幸せ」とは絶対的なものではなく、相対的なものだとは昔から思っていたけど、他人との比較だけでなく、過去の自分との比較という視点は新しい発見だった。
結果として、考え方や感じ方が人の幸福感を決めるんだと思った。
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子供時代は精神的にも肉体的にも弱かったという著者が、どういう過程で「上機嫌で毎日を過ごし、幸せだ」と言えるようになったのかが、具体例を示しながら分かりやすい言葉で書かれていました。特に「今の自分に欠けていてゼロのものを見つけ、イチにすること」という例がすごく分かりやすく納得できました。茂木先生の著書は初めてでしたが読みやすかったです。
共感できる部分はたくさんありましたが、実行できるかと問われると難しく思うものもありました。でも幸せは手に届かない所にあるのではなく、誰もがちょっとしたきっかけで手に入れられるんだなと思えました。
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同じ内容なら、中野信子さんの本のほうが私にとっては取っ付きやすいかも・・・。
茂木さんの若い頃の話は興味深く読めました。
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茂木健一郎が、文字通り幸せを感じられる「脳の使い方」を説いた一冊。
書いてあることはごくありふれたことだった。
でも、茂木健一郎の生い立ち(ADHD,東大再入学した理由)を知ることができて面白かった。