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助かるべき人が助かり、死ぬべき人が死んだ。川下りの場面は、そのまんまUSJのアトラクションだ。真似しているのは向こうだけれど。
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生命の持つたくましさと、生命を管理しようとするおろかさとを感じられる物語でした。
人間は、恐竜を管理しようとする。
けれど、人間もまたひとつの生物でしかなく、生身で向き合った時にはあっさりと捕食されてしまう。
そのあっけなさが心に残りました。
個人的にはジュラシックパークシリーズはこの作品だけか好きで、他の作品には興味がありません。何度読んでも、ここで終わり、という感じがします。
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SF。ファンタジー。スリラー。
読んだのは Hayakawa Novels の単行本。
下巻では、ずっとサバイバルが続く。
恐竜が船に乗った理由が印象的。やはり鳥かぁ。
スリルを味わう娯楽作品であると同時に、科学技術の間違った使い方を伝えている。
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映画のジュラシックパークが好きなので購入。より多くの恐竜、魅力にあふれる登場人物と読みごたえがあった。
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映画より演出面では劣る分スリルに欠ける面はあるが、ストーリーや細かな要素、カオス理論を使った解説などは際立っていてとても面白い。パークの設備や恐竜研究に関しても記述が多く、納得感を持って読み進められた。
ただ個人的には訳文があまり好きになれなかったので原語で読めばよかったかなと反省。
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1111読了。
想定外の事象に耐えきれずにパークが崩壊していくまでを描く。
グラントと子どもたちがビジターセンターへ帰りつくまでの間、執拗にティラノが追いかけてくる。
ティラノが泳ぐっていう仮説は面白かった。
後半は繁殖して猛威をふるうラプトルに焦点。グラントが毒で撃退するシーンは無理があるけど緊迫感があった。
原作ではティムがお兄さんだから、ラプトルの冷凍庫閉じ込め作戦とかシステムの復旧はティムが一人でやってのける。
ウー博士の死、ハモンドの事故、そしてマルカムの限界…。
原作にしかない展開、結末がたまらない。
グラントたちが立ち寄った翼竜館はジュラシックワールドに出てくるし、ラプトルの繁殖についてはパークⅢで詳しく描かれている。
末尾の解説も面白くて最後まで読んだ。
特に訳者のあとがきでの誤植を「カオス理論」、誤訳?を「マルカム効果」と呼び、結びに1ヵ所、直さなかった恐竜の習性でおかしいと気づいたかと読者に問うところが本当に素晴らしい。
わからないはずだけど、読み返したくなる…!
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映画が好きなのと、遺伝子工学に興味があって購入。
映画よりも説明や背景描写がしっかりしていて面白かったし、勉強にもなった。
パーク創設者のハモンドが、映画では優しいおじいちゃんだった(と記憶している)のに、原作は冷たいしとにかく我儘。ちょっとは孫の心配しようよ…笑
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映画やテーマパークで有名な作品だが、岡田斗司夫氏が書籍をオススメしていたので、投げ売りされていたこともあり、読んでみた。
御多分に洩れず、私も幼少期には学研の「恐竜のひみつ」を熟読し、「恐竜探検隊ボーンフリー」や「アイゼンボーグ」に心躍らせたクチである。
当時から研究も進み、恐竜のイメージや名前も全く変わってしまったが、恐竜だけでなく、カオス理論やフラクタルなど、名前しか知らない話が色々と登場して、とても面白く読むことができた。
科学者やビジネスに対する見解は極端な面もあるが、その通りだと思わされる。
ところで、恐竜といえば、中学受験の塾の理科の先生が話していて、今でもあれは何だったんだろうという話がある。
それは、「恐竜の絵を描こうと思ったら、何とかと何とかを何色にしておけば学問的に間違いはない」という話だったと思う。具体的には聞き逃してしまい、それだけに今でも頭に残っているのだが、どなたかご存知ないだろうか?
反町にあった日能研での話なのだが。
(88)
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原作は映画とは違う展開。
マルカム生きてたけど、最後はダメだったか。ハモンドも。
レックス……邪魔しないで笑
物語は恐竜の渡航を思わせる描写で幕を下ろす。
読了。
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面白い!!映画のような迫力があるし結構グロいですね笑
化学と生態系についても深く掘り下げられていてなかなか読み応えがありました
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映画よりおもしろくて怖いと友人に勧められ、今さらながら読んでみた。映像より文章のほうが怖いなどということがあるのかと疑っていたけれど、本当に怖かった…。不安をかき立てられる冒頭、迫力ある恐竜の描写、科学的なこともしっかり書かれているので(実現不可能なこととわかっていても)怖くなってくる。残念なのは登場人物のキャラクター設定にあまりリアリティを感じられなかったことと、女性蔑視じゃないかと思われる点があったところ。下巻は特にそのせいでいまいち楽しめなかった。
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映画とは異なるストーリーだが、恐竜との対決(?)が細かく書かれていてこれはこれは面白い。ハモンドが映画より嫌な奴で困ったもんだ。あと、レックスのうざさは耐えられない。久々に映画を見返したくなった
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あらすじ(早川オンラインより)バイオテクノロジーで甦った恐竜たちがのし歩く驚異のテーマ・パーク〈ジュラシック・パーク〉。ところがコンピューター・システムが破綻をきたし、開園前の視察に訪れた科学者や子供達を凄じいパニックが襲った! 科学知識を駆使した新たな恐竜像、空前の面白さで話題を呼んだスピルバーグ映画化のサスペンス(https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/30696.html)
これは面白い。
恐竜が蘇るというそれだけで十分にエキサイティングな設定なのに、それに全て頼るわけではなくて、
加速する科学(特にバイオテクノロジー)の発展に警鐘を鳴らす大きなテーマが根底にあるのも良い。
そして、映画よりもパークの設定や恐竜たちの生態・音・匂いが細やかに描写されてる。
恐竜に襲われる様子ももはや本の方が生々しくて恐ろしいくらいある。
マルカムがカオス理論で示唆した通りに、パークの細かな問題点が次第に浮き彫りになって大問題に発展していく流れが本当によくできてる。些末な問題だからと、一流の科学者・エンジニアが無視したもの、あるいは考慮すらしなかったことが大きな意味を持って、最終的に彼らを死にまで追い詰める様を見てると、人間って愚かだなと思うのと同時に、ビジネスやら、いろんな局面における事故ってこういうふうに起きるんだろうなとなった。考えに考え抜いたと思っても完璧なんて存在しない。全てを(特に自然や生き物を)コントロールできるなんていう驕りは命取りになるんですね…
登場人物のキャラクターや最期も映画と所々違うところがあって面白い。
まずグラント博士が子供好きなんですね。確かに恐竜を純粋に、驚きに満ちた目で見てるのって子どもたちだよね。
子供達に優しくて頼りになる恐竜博士アラン・グラントは本でも最高だった。
ハモンドは映画よりもとんでもない思想を持ったやばい金持ちじいさんだった。
映画だと孫たちを可愛がってて、子供達に夢を見せたいんじゃあで盲目になっている感じあったけど、
本だと、本当に金儲けや成功のことしか考えてないし、マルコムの言葉も全く届かずで怖かった。狂気のじいさん。
マルコムは映画では若干ネタっぽく見えてしまうんだけど(ごめん)、本だと彼の言葉には重みがあるし、彼の言葉通りに物事が進んでいくので、尖ってはいるもののとても教養のある人物なんだなと改めて思った。映画でちょっと舐めてました、すみません。
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しばらく映画期に入っており小説全然読めてない…
今年入っ読了2冊目…
しかも同じ作品の上下巻…
でも見かけると小説買いたくなってしまう…
■キャラクター
どうしても映画版との比較になっちゃうけど、小説の方が皆嫌なやつ(笑)
レックスはわがままだし
ハモンドは映画ではもっと純粋で子供大好きおじいちゃんだったが子供に悪態ついてたあげく小型恐竜に喰い殺されてしまった
内容も映画の1~3にエッセンスが散りばめられてるようだった
■人間の傲慢
現代に恐竜を甦らせて思い通りにコントロールしようとしたが、そんなに甘いものではない
現生している生物でさえ分からないことがたくさんあるのに見たこともない恐竜を掌で転がせるわけなかろうに…
散々犠牲がでているのにハモンドとジェナーロの無責任さには本当に腹が立つ
科学が相続財産に似ているというのはなるほどと思った
先人達の努力の上に今が成り立っていること、自分の力を過信しないこと、科学者には特に重要だ
読了に時間かかりすぎて書きたいこと忘れちゃった(-_-;)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本国内での映画ジュラシックパークの放映権が3月で切れるらしく、今後国内の映画館で見られなくなるかも?という話らしい
今週末リバイバル上映があるため見に行ってきます!
見られる劇場少ないですがラストチャンスかもしれないので好きな方はお見逃しなく!!(1~3全部やるみたいです)
映画館推奨派なので、映画映えする本作は是非映画館で!!!
映画始まる前に読みきれて良かった~
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★