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No.593
全脳思考チャートを理解する良いヒントが得られた。
未来は予測するな。想像せよ!
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ケーススタディが多く書かれているが、記述がプロセスではなくアウトプットに偏っているため、シナリオプランニングの目的とどんなものが作られるかを把握するにはいいが、これを読んだからと行ってシナリオプランニングが実施できるようにはならないだろう。
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未来はどうなるかは分からないが、あらゆることを考えてシナリオ(未来)を描くことはできる。
何か長期的なプランを立てようとするときに考慮すべきことが書かれており、また事例も多く載っているので読んでいて楽しい。
世の中これからどうなるかわからないからこそ、自分なりに日本なり周りの未来のシナリオを描くことは大事かもしれないなと思いました。
手法の順序を書きます。
1.課題を設定する
2.情報を収集する
3.未来を動かく「原動力」を特定する
4.未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける
5.シナリオを考える
6.骨組み肉付けし、ストーリーを描く
7.シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
8.シナリオの意味を汲み取り、取りうる対応を決める
9.目印を探す
10.シナリオを観察し、更新する
ひらりん
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- 「本当のプランニング」とは、未来がどうなるかと当てようと必死に努力するのをやめて、未来がどうなりうるかと理解するために力を注ぐことだ
- シナリオプランニングのプロセス
①課題を設定する
②情報を収集する
③未来を動かす「ドライビング・フォース(原動力)」を特定する
④未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける
⑤シナリオを考える
⑥骨組みに肉付けし、ストーリーを描く
⑦シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
⑧シナリオの意味をくみ取り、取りうる対応を決める
⑨目印を探す
⑩シナリオを観察し、更新する
- シナリオ全てについて、「なにを見たら、このシナリオが実現しそうだとわかるか?」と問わなければならない。できるだけ多くの目印を書き止め、将来の参考としているも考えておくことが必要だ
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読んですぐ実践できるはずはないけれど、訓練が大事。想定外だったと人は言うけれど、滅多なブラックスワンではない限り、どんなことにも最初のさざ波はある。9.11にも、リーマンショックにも、3.11にも予兆はある。何が起こった後でただ指を加えて破滅に向かう受身のスタイルではこの先生き残れない。高く広くアンテナを張って生きていきたい。
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■シナリオプランニング
A.未来は予測せず、想像しよう!多くの企業は、現在の延長線上に未来があると仮定した予測のもとに、戦略を策定している。だが、未来への道は直線ではなく、曲がりくねった道だ。現在の延長線上に未来を予測するのは、夜に後ろを見て車を運転するようなもの。私たちは目の前の道がどこにつながっているのかを考える方法を探すべきである。その1 つの方法が「シナリオ・プランニング」だ。
B.シナリオ・プランニングは、通常、次の6 つのステップに従って進める。
①課題を設定する:それぞれの組織、状況に応じて、課題を設定する。
②情報を収集する:課題についての情報を集め、今起きている重要なトレンドを理解する。
③未来を動かす「ドライビング・フォース(原動力)」を特定する:未来に大きな変化をもたらす可能性のある要素を特定する。
④未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける:③で挙がったドライビング・フォースの中から、未来を最も左右する「分かれ道」となるような要因を2 つ特定する。
⑤シナリオを考える:④で選んだ2 つの要因を軸とする、2 × 2 のマトリクスを作る。このマトリクスの4 象限が、それぞれ異なる未来のシナリオの輪郭を表す。
⑥骨組みに肉付けし、ストーリーを描く:⑤で考えた4 つのシナリオを基に、できる限り具体的な描写で、ストーリーを描く。
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これ、プロジェクトのプランニングだけじゃなくって、自分自身の将来設計とかにも使えると思う。
方向性を左右するドライビングフォース(原動力)を二つ選び、マトリックスにして各事象についてストーリーを考える。
アメリカとか好きそうだけど、日本人はこういうのすっごく苦手なんだろうなーという印象を持った。英語でやれば、違うんだろうけどね…
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未来を左右する分かれ道になるような要因を2つ見つけてマトリクスにし、それぞれの基本シナリオに関するストーリーを作る。それを人に伝わりやすいように表現し、必要な対応を講じる。こういうことがシナリオ・プランニングということだろう。
一般的に、未来予測というと起こり得る中央値を見つけに行ってしまいがちだが、そうではなく、ブレ幅を把握し、何をすべきかを考えることの方が有用である。
実際に私も取り組んでみたい手法である。業界なのか、自分の仕事なのか、もしくは自分自身の人生か。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11922666801.html
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未来には無限の可能性があるなぁとは思っていましたが、そうか。
その無限の中でも、点を決めてそこにキーワードを並べることで立てられる“起こりうる仮想の現実”があるんですね。
考え始めると気が遠くなりますが、予測することで見えること・備えることがあります。
これを読んで、ようやく学園長の視点が理解できました。たてついてごめんなさい☆
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未来を正しく予測しようとするのはやめて、未来に起こりうることを理解できるようにしよう。
なるほど、これは強く賛同できる。しかし…期待に反して、シンプルなフレームワークがあるだけで、効果を期待するにはファシリテーションしだいかなぁ。
本書の残りの半分は、たっぷりとケーススタディで埋められていて、個人的には面白くはあったが、問題はそれごとに背景が全く異なるものなので、参考になるのかビミョウな気がする。
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このところシナリオプランニングに非常に興味を持ち、読んだ1冊。BCGの本と手法はやや異なるが、メガトレンドをピックアップして、2軸で4つのシナリオを作成する点に使いやすさを感じた。
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シナリオプランニングについてケーススタディを色々と紹介。
個人でもやった方が良いと思うが作業量がやや重い。
且つ色々と調べものがでてきそう。
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はじめてシナリオ・プランニングに触れる方向け。
シナリオ・プランニングを経験し、自ら実践したり教える方は物足りない。
シナリオプランニングの事例が豊富なので参考にはなりますが。
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未来をより可能性の高いものとして浮かび上がらせる
市場と環境要因を組み合わせた未来の全体像
未来がもたらすチャンスと脅威に対応
未来がどうなりうるか?を理解すること
未来を動かすドライビング・フォース(未来に大きな変化をもたらす可能性)を特定する
未来を左右する分かれ道になるような要因を見つける(潜在的な影響度が大きい且つ不確かさも大きい)
時間軸を定める