投稿元:
レビューを見る
帯にある書店員さん達の感想通り面白かった。図像学とは初めて知りました。リバティ,モリス、紅茶等イギリス好きなので、ツボです。
透麿と千景の会話が好きです。千景の書いた絵に心を奪われたままなんですね。何かしらのメッセージが込められていたんじゃないかと。千景は図像術の書けるんでしょうね。誘拐犯も千景の絵を見て自殺してしまったのかと…深読みかしら。
カゲロウさんとは何者かしら?
千景って名前と関連アリかしら?
千景のパパさんだといいな。
シリーズ化するでしょうね。2人の糖度も少し出てくるのを期待して。
投稿元:
レビューを見る
見ると何かが心に巣くい、ややもすると死に至る。そんな絵でも、いやそんな絵だからこそ見たくなる。そういうものですね。
京一があまりにも空気読まずで鬱陶しいので、こいつが実は黒幕なんじゃないか?とまで勘ぐってしまった。
主題である絵そのものを見ることができないのがもどかしいですが、なかなかおもしろいお話でした。
投稿元:
レビューを見る
絵画の知識は皆無だけど、絵画に隠された意味を探っていくという筋書きに興味津々。イコノグラフィー、初めて聞く言葉。
京一にちょっとイラっとしつつも、当て馬感ぷんぷんで不憫な気がしないでもない。。
色々と気になることが多く、続刊も期待。
投稿元:
レビューを見る
絵に秘められた図像術という初めて聞く技術と人間模様がうまく絡み合っていて楽しかった。文体も軽いので非常に読みやすい。
主人公の千景と透磨の淡い恋の行方が気になる。甘酸っぱい気持ちにもなれた一冊。
2014.4.8
投稿元:
レビューを見る
いまいち主人公の性格が好みじゃなくて、内容とか設定的には好きだったのに、没頭できず。
利己的なKYは、相手が可哀そうだと思ってしまう…。
著者で惹かれ手に取ってみましたが、残念。
投稿元:
レビューを見る
絵のなかの象徴物が、実際に見た人の精神に大きく影響を与える・・・ありそうな、なさそうな。
トラウマを抱えてちょっとうじうじ生きる主人公の少女・千景に肩入れできるかどうかは、好みが分かれそう。相手役の透磨くんも、もうひと押しすればいいのに・・・なんて思っていたら、ラストはちょっとがんばってた。
全体としてはさっくり読めて、会話優先のライトノベルのような、かわいらしい雰囲気。事件を引き起こす肝心の絵はけっこう怖いはずなんだけど・・・ほのぼの担当の脇役キャラの印象に引っ張られたかも。
投稿元:
レビューを見る
題材買い。
ミステリだけど千景と透磨の関係が少女漫画っぽくてニヤニヤした。
絵画知識はないけど説明があるから分かりやすいし、図像学が謎に絡みつつ、またいい意味で少女漫画っぽい雰囲気を演出してる気がする。
続編が出たらいいなぁ。
同じ作者の『思い出のとき修理します』が気になってるからそっちも読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
画廊を舞台にした絵画ミステリとのことで、好みのお話なので、手に取りました。あまり絵画の知識はないのですが、それでもミステリ自体は楽しめました。図像(イコン)というものも初めて知りました。
主人公の千景の気持ちも分からなくはないのですが、それでも、ちょっとイラっとする部分も。千景と秀磨の掛け合いが、本当に少女小説っぽいなと改めて思いました。複雑な家族関係を持つという設定は、『思い出のとき修理します』と同じだなと思いますが、『思い出~』が静かで穏やかな小説ならば、こちらは動の小説という感じがしました。千景が、秀磨への記憶や思いをどうやって受け入れていくのか、二人の関係がどうなるのか、そして、研究者としての千景がどのように成長していくのか、今後が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
難しそうな図像学も丁寧に説明されて読みやすく、透磨くんと千景ちゃんのふたりが絵画に描かれた図像から謎を読み解いていく物語に引き込まれていきました。
千景ちゃんが図像にまつわる物語を通して、透磨くんや個性豊かなキューブのメンバーと関わって成長してゆくのもとっても楽しみ。
そして、透磨くんと千景ちゃんの素直じゃなくってじれったい距離感がどんな風に変化していくのかいちばん気になるところであり、今後も見守っていきたいところです。
投稿元:
レビューを見る
絵画ミステリ。死を招く絵画に隠された暗号を読み取る図像学。
図像学ってものを初めて知りました。
すごく読みやすく、すらすら物語は進んでいくのがすごくいいです!
千景と透磨の行方が気になる所なので、続きが読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
横浜かな、と思っていたのですが
諏訪山、海峡大橋。
舞台は神戸なのですね。
なんか嬉しい。
ダ・ヴィンチ・コードっぽい図像学のお話。
投稿元:
レビューを見る
流石谷さん。やっぱり面白いです。読み慣れて文章だからもありますが、砂糖加減がたまらないです。
実は魔女の結婚からの付き合いです。谷さんの文章表現大好きです。ファンタジー要素の有るものしか読まない私でもものすごーく楽しめました。次巻出るのかな?楽しみにしています。しかし・・コバルト?とは思いました。
投稿元:
レビューを見る
見ただけで人に影響を与えるという図像学の研究者である千景が関わることになった"呪いの絵画"をめぐるライトミステリーもの?
主人公の女の子と十年ぶりに合う幼馴染な少年とのやり取りがメインに書かれており基本的にはすごく少女小説です。けど呪いの絵を見た人間の不審死から始まり、絵を取り戻そうとする一連のやり取りは楽しく読めた。
コバルト時代はあんまり読んでなかったけど他の作品も読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
期待以上に面白かった。透馬がカッコいいー。
図像なんて、初めてきいたけどダ・ヴィンチコードみたいに感じてワクワクした。シリーズ化してほしいな。
投稿元:
レビューを見る
ダヴィンチコードのラングトン教授の宗教象徴学みたいな感じかと思ったら、ちょっと違うのね。
イコノグラフィー(図像学)、イコノロジー(図像解釈学)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B3%E5%83%8F%E5%AD%A6
美術ミステリーでもこういう切り口はあまりないので、続巻が楽しみ。
コバルト文庫じゃなくて集英社文庫だよね、これ…?