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『思い出のとき修理します』シリーズですっかりファンになった谷瑞恵さんの最新作。
祖父の死をきっかけに日本に戻ってきた千景。英国で図像学を学んだ彼女にとある盗難絵画の鑑定が・・・
独自の意味を背景や小物として絵画に書き込むという図像、死を招くと言われてる呪いの絵画に隠された図像(暗号)にあっという間に引き込まれて夢中になって読んじゃいました!
それに魅力的なキャラクター!千景と透磨の関係も気になっちゃいます!!二人はどうなるのかな(^^♪
ただ、残念だったのは事件が悲しい結末だったこと・・・
コバルト文庫なのも意外だったなぁ・・・
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シリーズ化しそうな展開と人物構成だと感じた。
谷瑞恵は少女小説しか知らないが前に読んだ作品でも様々な知識が織り込まれていたし、その中でも絵画について書かれていることも多かった。
絵画が好きなのだと分かるが、初めにゴヤを選んでくるとは思わなかった。
次回に期待。
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この作者さんの他の作品も人気があるようですが、残念ながらどうも好みが合わないみたいです。主人公の女性の性格が感じ悪く、生い立ちを差し引いても好感が持てず、その主人公を憎からず思っているらしい男性が何処に惹かれるのか皆目分からず。目にするだけで死に至るような絵画という現実離れした設定はファンタジーならともかく少々しらけた。「図像学」という着眼点は面白そうなものの、その点は深く語られず残念。タイトルと表紙は雰囲気が良かったのに…。
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これも、コバルトだったのね……
「思い出のとき修理します」で知った谷さんの最新作!と思って買い、読み終わってみなさんのレビューで知った事実でした。
確かに番号も、伯妖の続きになってる……青いラインと白抜きの騎士がないじゃないかー!(ばーんとちゃぶ台ひっくり返し)
それで、読書中のもやもやしていた感じも納得しました。
ヒロインが、周囲から理解を得られなくて孤独だった生い立ち、ちょっと人と違うところ、勝気なところ。ツンなところなど、伯妖のリディアと良く似ているんだもの。
イケメンが陰から守ってる、というとこも、良くも悪くも少女マンガっぽい設定だなぁ。決して嫌いな設定じゃないんだ、むしろ「いいなぁ」と王子様に憧れてしまう永遠のオトメ。。。
続編をにおわせる終わり方だけど、うーん、続きを買うかは微妙です。
表紙の絵が好きな雰囲気で、
絵画に込められた図像学と謎解きなんて、とても興味深い題材だし、
思わずフレバーティを淹れ、(コンビニスィーツを買ってきて)アフタヌーンティをしちゃったぐらい、異人館画廊の雰囲気は素敵だったし。
そういうまったりほっこりを期待しちゃったのに、けっこう内容は重くて、だから読後もなんだかスッキリしない。
それもまた、次をどうしようかな~と悩んじゃう要因なのです。
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薔薇や百合がマリアを指す寓意だと知ってからイコノグラフィー&イコノロジーにはまったクチとしては、図像&ミステリーのタッグというのはたまらないものでした。
神戸異人館が放つノスタルジクな雰囲気を、絵画がさらに鮮やかに彩ります。あちこちに図像がちりばめられていて、とても楽しめました。
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図像学をテーマに展開されている点が興味深い。
他のレビューで主人公の性格がいまいちというのもあったが、自分は気にならなかった。透磨のような見守り系男子が好きなんだと思う。
そして、透磨ばりに京一がうざかった...
個人的には結構楽しめたので、続編が出ればまた読むかな。
千景の画力も興味深い
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04/01/2013 読了。
初、谷作品。
コバルト文庫とか何年ぶりに読んだんだろう…。
(集英社文庫っぽくなってますが。)
読みやすくはありますね。
ただ図像のところがせっかくなのでイラストあったりすると、わかりやすいかなぁ…とも。
続きそうなので、次回待ち。
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続きが読みたい!!
こういうミステリーもの好きだな。
千景のツンデレっぷりが可愛いし、透磨のたまに見せる優しさがツボでした。
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図像学というものを この物語で初めて知った。
美術関連が苦手な私でも、想像をしながら読むことが出来て楽しかった。
絵に込められた複数の意味を考え、作者の思いを汲み取る。
鑑賞というものをどうやるのか、今まで分からなかった。でもこの物語から1つの方法を教わった。
全体的に読みやすかったが、図像自体の挿絵が無かったから、勿体ないな・・・、と。そのため、星を4つ。でも自分で調べてみたいと思わせるために、あえて入れなかったのかも。
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決して面白くないわけではないけれど、何か物足りないと感じる本だった。私は、小説とは直接文章として書かれていない、登場人物の思いや、作者の伝えたいことを行間から読み取る、感じることも醍醐味の一つだと思っている。
でもこの小説は、そういった登場人物の気持ちをすべて文章で説明してしまっている。それは読んでいて楽しくない。美術の知識の説明もあり初心者にも分かりやすく、テーマ自体は面白いと感じただけに、残念・・・。
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甘酸っぱい!
この微妙な関係がたまりません。
ミステリー要素も、美術品を取り上げたものだったので、面白かったのですが、もう少しボリュームがあっても読み応えあったかなあと。
でもでも、個人的には大好きです!
特に表紙が好き♪
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美術の知識がない人にも軽く楽しんで読める。が、読み終わった後どこか物足りなさを感じる。
図像学といった学問をこの本で初めて知り、説明もわかりやすかったためその点は興味深く読み進められたが、逆に言うとその新発見がなかったら特に印象に残ることもない作品であったように思う。
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コバルト文庫の装丁、少し変わったのでしょうか。それとも、こちらだけが特別?
なんにせよ、久しぶりに引き込まれる小説を読めました。
女の子の好きなものって古今東西変わらないというか、普遍的というか。そんなこと言うと、男の子だって同じようなものなのでしょうけれど。
女の子の好きなもの、が随所に散りばめられていて、そのうちのどれかがヒットすると、悶えます。透磨だけでも京一だけでもなんともないのに、二人が揃うと急にきゅん度が高まりますね。そして、京一によって透磨の魅力が増すという連鎖反応が。
そして、谷さんは同性に好かれる女の子を書くのが上手いなあといつも思います。本当は才能に溢れていて嫉妬されるであろう女の子の「普通」の側面を、噓くさくなく書くのがとても上手。おっちょこちょいではなく、おばかさんではなく、理知的な女の子、というのは素敵。
美術知識や聖書の話も、理詰めになる一歩手前できちんと話の一部として機能していて、情報や知識を咀嚼して提示してくれています。私が中学生だったら、この本を読んだ後、図書館でゴヤを調べることでしょう。
多分、シリーズ化するので、次が楽しみです。
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『ダ・ヴィンチ・コード』で有名なダン・ブラウンの
ロバート・ラングドンシリーズをもっとライトに、
少女向けに書いた小説とでもいいのかな。
この方の『思い出のとき修理します。』でも感じた、
ステレオタイプな主人公たちに、
今回もちょっと残念な気持ちにも。
もっと、キャラクタに個性があると楽しいのに。
この小説の舞台は神戸か、横浜か。
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シリーズものになるのかな?
図像学者の千景と、画廊の透磨たちが図像を含んだ絵を追いかける話。
一冊完結で話を読むと、不完全燃焼。
一つの事件ものとして読めば、こんなものでしょうか?
もっと心の動きを書いてくれると嬉しいなというのが正直な意見。